DJ松永 おぎやはぎとのキャンプロケを語る

DJ松永 おぎやはぎとのキャンプロケを語る Creepy Nutsのオールナイトニッポン0

(DJ松永)フフフ(笑)。キャンプを男女で楽しもうなんていう心持ちの輩はまずな。

(R-指定)もう序盤で殺されると思う。ホラー映画では(笑)。で、だから怖いし、危ないし、楽しいのかな?っていうぐらいに俺はキャンプを思っていた。

(DJ松永)でしょう? いや、それでさ、タープを建ててさ、薪を持ってきて焚き火とかするんだけどさ。本当になんかね、没頭できるのが超いいなって思った。無心になれる瞬間があるのがいい。やっぱりさ、東京にいて日々仕事してるとさ、なんか無心になってさ、休まる時間とかさ、何も考えずに何かに没頭できる瞬間ってよく考えたらあまりないなって思ってさ。

(R-指定)たしかにな。

(DJ松永)キャンプに行ったらさ、もう強制的に山にいてさ。携帯とかももちろん使わずさ、その焚き火っていう……なんかもう東京じゃあ限られた時間の中では生産性のあることしかしたくないっていう風になっちゃうじゃん? 日々仕事をしていると。

(R-指定)まあ、せやな。

(DJ松永)そうなんだよ。その中でさ、もう別に特に何も生み出さない焚き火みたいなのに没頭してる瞬間がめちゃめちゃ楽しくてさ。「いや、いいわ」って。俺、余計なこといっぱい考えちゃうからさ。

(R-指定)せやな。特にそうやな(笑)。

(DJ松永)特にそうだから、すぐにバッド入っちゃうから。「俺、定期的にキャンプに行った方がいいな」って思った。マジで。

(R-指定)無心になれるし、いろんな雑念を遮断できるしな。

(DJ松永)いや、本当ですよ。

キャンプは雑念を遮断できる

(R-指定)そうか。だってそれに集中せなアカンもんな。薪を割って、焚き火をして。そのテントを建てるのも時間かかるやろうし、飯とかも作ったり。

(DJ松永)なんかあんまりそこに損得勘定が出てこないのがすげえ良かったんだよね。

(R-指定)なるほどな。

(DJ松永)いや、本当よ。どんだけ俺、欲にまみれて日々、生活してるのかなって本当に思って。俺、悲しくなったのよ(笑)。煩悩で俺は日々、経ってるのかな?って思ってすごい寂しくなったけどさ。でも定期的にした方がいいよ、マジで。

(R-指定)でも、山やろう? いろいろ荷物、持っていくやん? 車、ないと無理ちゃう? 電車で行ける? 電車でその……でっかい棒と布とさ、いろんなやつを持って乗っていくっていうこと? 車ないと無理やん? 松永さん、免許ないやん?

(DJ松永)うん、まあ……取ろうかなと思っている(笑)。

(R-指定)ええっ!? キャンプきっかけであんだけ……こいつ、あれなんですよ。新潟のラッパーの先輩が新潟でライブがあるからって、わざわざ松永さんを新潟まで迎えに来て助手席に乗せて、その先輩が新潟にまた帰ってきてくれるっていう。言うたら東京にタッチして新潟まで車で送ってくれてる最中に助手席で「俺、なんか免許取るやつってフェイクだと思うんすよねー」とかほざいてたお前が、キャンプに行きたいがために車の免許を取ろうと思っている?

(DJ松永)ああー、R。懐かしい話、ありがとう。フハハハハハハハハッ!

(R-指定)あれ、忘れへん。ちょっとトラウマやもん。「こいつ、怖っ!」って。

(DJ松永)懐かしいな。あのね、人は変わる。変われるんだ(笑)。

(R-指定)なに言うてんねん! こいつ、ヤバッ……。

(DJ松永)フハハハハハハハハッ! この俺が照明。人は前に進める。あのね、なんていったってね、おぎやはぎさんが最高すぎるからね。マジで。本当に人に愛される理由が分かった。もうマジで人間力の塊。

(R-指定)だって1日中、一緒にいたんやもんな。

人間力の塊・おぎやはぎ

(DJ松永)そう。俺は仕事したというよりは朝から晩までおぎやはぎと阿諏訪さんと一緒に遊んだっていう記憶しか残ってないもん。だからすげえ楽しかった。

(R-指定)だって大先輩やのに、そんな……。

(DJ松永)こっちに全く気を使わせないでさ、本当に気さくでしゃべりかけてくれて。で、こっちも何か気を使わずにしゃべれる感じなのよ。マジックがあるというか。

(R-指定)ヤバッ! なにそれ?

(DJ松永)だからさ、俺も本当に「キャンプ、楽しい! 楽しい!」ってなって。で、おぎやはぎのお二人が「松永、フィアット買っちゃえよ!」って。

(R-指定)フィアット?

(DJ松永)車なんだけど。「松永、車いいぞー。車はいいからな」って。そしたら「車、いいっすね!」って。

(R-指定)なんじゃ、こいつ?(笑)。

(DJ松永)で、「何を買ったらいいっすか?」って聞いたら「フィアットだな。フィアットの500Xがいいぞ」って。「500Xっすね? 買います!」って(笑)。「四駆にしろ、四駆に」って。「キャンプに行く時にはほら、沼にハマった時とか四駆の方が強いから。松永、四駆だな」って。「松永、四駆ですね。わかりました。松永、四駆、フィアット500X」って。

(R-指定)えっ、四駆……だって四駆なんて乗っているラッパー、だいぶいかついで?

(DJ松永)フィアットの500Xってかわいいのよ。

(R-指定)あ、かわいい四駆?

かわいい四駆 フィアット500X

(DJ松永)そう。かわいい。初めて買う車にもちょうどいいらしいんだよね。

(R-指定)だって四駆っていかついイメージがあるから。TOKONA-Xさんもハマー2とかを契約の時に買ったなんて歌もあるし。

(DJ松永)うんうん。

(R-指定)なんやったら大阪に4WDっていうラッパーがおるからな。お前、それは4WD松永になるってこと? 俺、これからお前のこと「ヨンくん」って呼ぶよ?

(DJ松永)フハハハハハハハハッ! それはさ、4WDさんの地元での呼び名じゃん?(笑)。

(R-指定)フフフ、ちなみに4WDさん、めっちゃダミ声で超ゴツい。

(DJ松永)DMXみたいな感じね。

(R-指定)超いかついラッパーですからね。

4WD『I’M DA MAN』

(DJ松永)そうだね。だから……4WDJ松永になるから。頼むよ。四駆松永になるよ。っていうかラッパーとして……ごめんな。もう俺、車。四駆に乗るんだけどさ。DJが四駆に乗っていてラッパーが免許ないってちょっと……なんか恥ずかしいやつと組んでいるみたいになっちゃうからさ。

(R-指定)いや、逆に俺はあれよ。俺はお前を後ろからギューッと引っ張ってパッと離して発射して。マツ四駆っていう(笑)。

(DJ松永)フハハハハハハハハッ!

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