Creepy Nuts R-1グランプリテーマ曲『バレる!』を語る

Creepy Nuts R-1グランプリテーマ曲『バレる!』を語る Creepy Nutsのオールナイトニッポン0

Creepy Nutsのお二人が2021年2月23日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』の中でR-1グランプリテーマ曲『バレる!』について話していました。

(DJ松永)皆さん、聞いてください。R-1グランプリ、今年からね、かなり大幅なリニューアルをして。エントリーは10年未満になって。司会は霜降り明星さんと広瀬アリスさんになって。ガラッと変わらないですか。R-1グランプリ自体が。で、テーマ曲とか出囃子もそのタイミングで全部変わることになって。で、なんと我々Creepy NutsがR-1グランプリのテーマソングを担当いたします。

(R-指定)そうなんですよ!

(DJ松永)でね、ここで重要なのは、「R-1グランプリ2021」のテーマソングではないということですね。「R-1グランプリ」のテーマソング。これ、皆さん、違いがわかりますか? これ、要はそういうことなんですよ。

(R-指定)そういうことなんですよ。だから、もう、すごいよ。ここから。M-1もやって、このR-1もやってっていう。だから、M-1のあれっていうことよ。ずっと使われるっていうことは。「ギシ、ギャンギャンギャンギャン(Yes, we can, can, can)♪」って。

(DJ松永)っていうことですよ。ファットボーイ・スリムのね。

(DJ松永)もう、おっしゃる通りで。その曲は出囃子にもなります。マジで。

R-指定;そう。マジでM-1における「ギシ、ギャンギャンギャンギャン♪」みたいな感じ。

(DJ松永)かつ、普通に流れる曲としてもいろいろと聞いていただくという、これはもう最高。ありがたすぎるよね。

(R-指定)だからこれ、もうM-1の「ギシ、ギャンギャンギャンギャン♪」と同じって思ってくださいよ。

(DJ松永)お前、ミュージシャンが「ギシ、ギャンギャンギャンギャン♪」って言うなよ! ファットボーイ・スリムの……(笑)。「ギシ、ギャンギャンギャンギャン♪」じゃねえよ! ちゃんと言えよ、お前!(笑)。まあ、俺も曲名を忘れたけどさ(笑)。

(R-指定)せやろ? だからファットボーイ・スリムの「ギシ、ギャンギャンギャンギャン♪」(笑)。

(DJ松永)俺たちは「ギシ、ギャンギャンギャンギャン♪」を作ったんですよ。すごくない? 「ギシ、ギャンギャンギャンギャン♪」をフル尺で作りました!

(R-指定)そうなんですよ。

(DJ松永)で、あれですよ。一応、TikTokでも展開していただいて。その曲を使っていただいて各々が動画を投稿していただくみたいなキャンペーンもやって。それが採用されると、R-1本放送の方でも流しいただけるみたいなことがあるので。詳しいことは全部ね、R-1グランプリのホームページでチェックしていただければと。

(R-指定)そうですね。

(DJ松永)じゃあ、曲を。フル尺解禁なんで。ちなみに3月3日、配信リリースなんですけども。とりあえず今日、フル尺オンエアでございます。聞いてください。R-1グランプリ2021じゃないですよ? R-1グランプリのテーマソングです。Creepy Nutsで『バレる!』。

Creepy Nuts『バレる!』

(DJ松永)お送りしたのはCreepy Nutsで『バレる!』でした。

(放送終了後のミクチャ配信限定アフタートークで……)

(DJ松永)Creepy Nutsの新曲『バレる!』を聞いていただきましたけども。R-1グランプリのテーマソングです。

(R-指定)そうです。だから制作の時にめちゃくちゃありがたいし、嬉しいっていうのはあるけども。やっぱりさっきもチラッと話しましたけども。『板の上の魔物』がM-1グランプリで使っていただいて……っていうのもあって。まあ、同じ内容じゃないものを当然、作るわけじゃないですか。で、あまりにも自分らの中で『板の上の魔物』がその賞レースをサバイブする芸人さんの姿というところと奇しくもがっちりと重なったっていうのがあって。

(DJ松永)まあ、あれは『べしゃり暮らし』っていうドラマのために書いた曲だけども。あれでもう、がっちり正解だもんね。

(R-指定)それで同じものを作っても意味ないし……っていうのがあって。でも、そこはやっぱりリニューアルされたっていうことで。芸歴10年未満みたいなところもあったから、ホンマにニュースターというか。そういう意味でも「新しい才能がバレる」みたいな感じというか。それを書きたかったなっていう。

(DJ松永)それでサビで……サビを聞いた人はその感じを受け取ってもらえると思うけども。2バースで、そのブリッジを聞いてもらうと「バレる」っていう意味合いがまた変わってきたりして。

(R-指定)元々の意味へと反転するというか。日の目を浴びてからの方が長かったりする。あえて言えばそっからの方が道は険しかったりするっていうのは当然、まだまだ俺らももっと経験をしていくことだろうということでもあるんですけども。実際に自分らもぶち当たっている壁というか、そういうところ。なんというか、いろいろとバレていって、そこから……また、それを剥ぎ取られてから、また戦いが始まるっていう。

だから終わらないじゃないですか。自分が得意なことが知られて、こういう仕事をしていたらそれで褒められて、そこからまた自分の足りないものがどんどんと見つかっていって。それで全部剥ぎ取られて、もう1回そこに向き合えるのか、みたいなのは今、まさにというか、ここから向き合っていくところやろうし。

(DJ松永)そうだね。ちなみにこのジャケット、魚が真ん中にボーンとあるけども。このジャケットの制作進行が……あれって曲が上がる前に作ったんですよ。締め切りがあったから、同時進行でやらないと間に合わないってなって。

(R-指定)そこは松永さんに全任せというか。そこは……。

(DJ松永)まあ原案をいつも通り私が考えて、具現化していただくみたいなことをしたんですけども。で、「あの魚って『バレる!』っていうのにかけているんですか?」っていうんですけど、それは違って。あれは魚の稚魚で。めっちゃ深海というか、深い海の奥底にいて。芸歴も10年未満だし、これからバレる……地下深くに潜って、アンダーグラウンド的なところみたいなのをモチーフにして、あれにしたんですよね。

ジャケットの魚は深海にいる稚魚

(DJ松永)だから、評判がどうかな?ってTwitterで検索をしていると、世の中にはいろんなものが苦手な人がいるらしくて。「魚が無理!」っていう人とか。「私、魚無理で。魚を見ると鳥肌が立っちゃって」っていうような人がいて。世の中、なかなか全員に気に入ってもらうのは難しいなっていう風に思いましたね。

(R-指定)難しいな(笑)。

(DJ松永)でも、いろいろと聞いて楽しんでもらえたらなって思います。

(R-指定)1バース目で「邪魔なんじゃ」って言っていたやつがどかされていくみたいな。ホンマにこれは常に、短いスパンで経験しまくることもであるし、長い目で見てもずっとその繰り返しでもあると思うんで。そのやり合いというか。ちょっとね、頑張っていきましょう。

(DJ松永)頑張っていきましょう。

<書き起こしおわり>

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