オードリー若林 日経電子版CM「行っちゃえ」と背中を押す役を語る

オードリー若林 日経電子版CM「行っちゃえ」と背中を押す役を語る オードリーのオールナイトニッポン

オードリー若林さんが2023年12月23日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で日経電子版のCM撮影についてトーク。「行っちゃえ」というセリフを何度も撮り直した件などを話していました。

(若林正恭)でもさすがにさ、春日もさ、年末の大晦日あたりはさ、「2023も、そうでごんすなー……」って振り返ったりするの?(笑)。

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ!

(若林正恭)熱いお茶を入れながら。

(春日俊彰)いや、それは振り返ったりするよ。

(若林正恭)ああ、するんだ? 「今年1年、どんなだったかな?」みたいな。

(春日俊彰)そうね。「何があったかね?」なんつって。「ごんすなー」とか、言いながら(笑)。

(若林正恭)思い出してねえじゃないかよ(笑)。

(春日俊彰)除夜の鐘とともにね、「ごんすなー」とか言いながら。

(若林正恭)いや、俺さ、今日の仕事なんだけどさ。台本のド頭の俺のセリフがさ、「いやー、僕も今年で46歳なんで、なんかそろそろ経済の勉強もしなくちゃいけないと思いまして……」みたいに書いてあったの。「いやいや、誰が46だよ!」ってそれを見た瞬間に思ったの。で、「あれ? 俺、今はいくつなんだっけ? そうか。45になって……えっ、2024から1978を引くと? あれ? 俺、46だ!」って思ったんだよね(笑)。

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ!

(若林正恭)だから46ってさ、なんか捕まった犯罪者の年齢じゃん?

(春日俊彰)いや、どういうことなのよ?

(若林正恭)ニュースで見る「(46)」じゃん? 捕まった人の年齢じゃん。だって。

(春日俊彰)いや、46でたくさん捕まるとか、ないでしょう? まあ、それはわからんけども。イメージ。

(若林正恭)いや、なんか「46なんだ。いい加減にしなきゃいけねえな」と思って。

(春日俊彰)そうだね。たしかに46は本当にもう、ジジイだもんね。ジジイだね。40代っつっても、後半なわけでしょう? 「40代後半の男性」になるわけだから。いや、もうおじさん。ジジイだよね。

(若林正恭)そんなの、合ってるのかな? 45で「目指せ東京ドーム! 東京ドームへの道」とか言っているの、合っているのか?

(春日俊彰)ああー、まあ年齢……そうだね。それだけ聞くとやっぱりね、20代、30代ぐらいの。まあ、でも別にいいじゃない? おじさんが目指してもさ、いいじゃない?

若林正恭(46)

(若林正恭)でも、何とも思わなくなってくるんだろうな。これからこの先な。いやー、びっくりしたな。あの台本を見た時。「俺、年明けたら46なんだ」って。思うよね? 3月とかまで、あんまりそんなこと、思わないじゃない?

(春日俊彰)ああ、そうだね。だから年齢がバッと出るとね。年齢を考えること、ないじゃない? 改めて。だし、なんかに書く時とかね。

(若林正恭)ああ、44とか、書く時に。

(春日俊彰)「あれ? いくつだったっけな? おおう、44?」みたいな。

(若林正恭)「46なんて、ゴンちゃんじゃん!」と思っちゃった。三つ上だから(笑)。

(春日俊彰)はいはいはい(笑)。

(若林正恭)なんか、わかるでしょう? 感覚として。

(春日俊彰)わかるわかる。わかるなー。

(若林正恭)俺、この間さ、日経電子版っていうののCMを撮ったんだけどさ。いやー、あれ、すごかったな。撮影の時。

(春日俊彰)すごい? コマーシャルは何回か、やらせてもらっているじゃないですか。

(若林正恭)いや、俺がそういう風なキャスティングをしてもらうんだって思ったのが、一歩踏み出そうとしている人の背中を押す先輩みたいなイメージで。、一歩、踏み出そうかなって思っている人に対して、カメラがレール、引いてあって。ズバーッ!って目の前まで来てピタッと止まって。それで俺が「行っちゃえ」って言うのよ。

(春日俊彰)ほう。

(若林正恭)で、これを例のごとく、20テイクぐらいやりました。俺だから。

(春日俊彰)なるほどね。安定の。

(若林正恭)でも、もうなんかいろんな、三菱とかのCMもやらせてもらったおかげで。恥ずかしいっていうのはもう、ないのよ。

(春日俊彰)なるへそ。それはどういう感情なの?

(若林正恭)なんか、(マネージャーの)岡田にだけなの。「お前、笑ってんなよ?」って。奥で。

(春日俊彰)まあ、笑ってるだろうしね(笑)。

(若林正恭)そうなのよ。で、「行っちゃえ」のパターンをいくつも……「行っちゃえ!」とか。何パターンか、撮りますわな。で、監督もリトルトゥースの方で。もしかしたらリトルトゥースの振りをしてるのかも、わかんないけど。

(春日俊彰)振りはないでしょうよ。

(若林正恭)いや、だいぶいい人だったから、今の言い方はよくないな。だいぶ聞いてくれてる感じの人で。まあ、そんな感じで撮っていたんだけども。チェックがあるだろう? 監督さん的にはOKなんだけど、クライアントさんの方でOKかを何回か流して。俺はもう、1テイク撮り終わってるからパイプ椅子かなんかに座って待ってるの。それで俺の声が響いたよね。「行っちゃえ」って。で、なんか話してるんだろうね。クライアントさんと。それで、そうね。「その『行っちゃえ』っていうシーンを撮ってたんだよ」っていう話を水卜ちゃんとの番組の『午前0時の森』のこっち側の集いっていうのでしゃべってたら、割れんばかりの岡田の笑い声が聞こえてきて。

(春日俊彰)ああ、収録中に? 『午前0時』の現場で?

『午前0時』の現場に響く岡田マネージャーの笑い声

(若林正恭)現場で。「フハッ! フハハハハハハハハッ!」って。「カメラがこう来て、俺が『行っちゃえ』って言うのよ」って。もちろん、みんな笑ってくれてるんだけど。「岡田、笑ってんな!」と思って。現場では何も言わなかったのに(笑)。

(春日俊彰)ああ、なるほどね。CMの現場では、こらえたんじゃない? 声が入っちゃうから。

(若林正恭)担当タレントが、若者の、後輩の背中を押す役を一生懸命にやってるのを、笑ってるんだぜ? うん。許せなくないか?

(春日俊彰)そうだね。CM現場でこられたのは、まあ偉かったけどね。

(若林正恭)そうだね。現場だったらね、どうなってるかわかんないよね。

(春日俊彰)声が入っちゃったら、台無しだからね(笑)。「フハハハハハハハハッ!」とか入ったら、もう最悪だよ(笑)。そこではこらえたよね。さすがに(笑)。

(若林正恭)もう、行っちゃっていたかもしれない。現場だったら(笑)。いやー、でももうなんか、恥ずかしいとかいうのはなくなったかな? 「ちゃんと皆さんがイメージしてるのを撮れているのかな?」みたいな気持ちの方が実際には大きいんだけど。

日経電子版CM「前進の行方」編 杉咲花・若林正恭

<書き起こしおわり>

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