PUNPEE 板橋兄弟の老人特殊メイク写真を語る

PUNPEE 板橋兄弟の老人特殊メイク写真を語る SOFA KING FRIDAY

PUNPEEさんが2020年1月31日放送のJ-WAVE『SOFA KING FRIDAY』の中でO-East渋谷で行われた『LLL-FT』を振り返り。一十三十一さんとの久しぶりの共演や原島”ど真ん中”宙芳さんとのユニット、板橋兄弟の老人特殊メイク写真について話していました。

(PUNPEE)お送りしたのは『Night Flight Telephone Call』。一十三十一さん、feat. 自分の曲。ビートはGrooveman Spot氏が作った6年ぐらい前の曲になります。

一十三十一『Night Flight Telephone Call feat. PUNPEE』

なんでかけたか?っていうと、O-East渋谷で行われた『LLL-FT』っていう新しいパーティーで一十三十一さんが出た時、自分たちも板橋兄弟……原島”ど真ん中”宙芳と出たんですけども。その時に久しぶりにこの曲を客演でやらせてもらったので、最初にかけさせていただきました。はい。岡村靖幸……DJトイプードル氏率いるOL Killerさんのパーティーだったんですけど、そこに板橋兄弟も久しぶりに出させていただいたっていう感じです。

で、メッセージを読みます。東京の方。「こんばんは。毎週、眠気をこらえながら聞かせていただいております。来週、久々にミチヨシさんとPUNPEEさんが横並びでステージに立ち、どんな曲で楽しませていただけるのか本当に楽しみにしております」。はい、ありがとうございます。

それと、もう一通。広島の方っすね。「Pさん、こんにちは。少し前の放送で原島さんのメールが読まれ、ステッカーが……」。そう(笑)。板橋兄弟の原島さんが普通にメールで言えばいいのに、この番組にメッセージを送ってきて、それを読んだっていう。まだCD-Rとステッカーは渡せてないですけど。今度会ったら渡そうかな? というか、一昨日渡せばよかったですね。

「……と言っていましたが、原島さんのインスタのストーリーで『PUNPEE、CD-Rのステッカーは?』と聞かれ、『今度、29日に渡します』という動画が『SOFA KING FRIDAY』を毎週聞いている私としてはテンションが上りました。原島さん、CD-Rとステッカーは渡されたのでしょうか? Pさんの知り合いやご両親などはこの番組を聞いているのでしょうか? PS. Pさんのご両親からメールが来てP氏が読むということを期待していますww」。

そうですね。このプログラムでメッセージを読まれると、ステッカーとCD-Rを送ってるんですけど。原島さんも読んだので今度、渡しておきます。まだ、すいません。渡せてない感じなんですけど(笑)。申し訳ないです。はい。このメッセージの方にもCD-Rとステッカーをお送りしておきます。ありがとうございました。

で、そう。板橋兄弟でそのイベントに出て、一十三さんと『Night Flight Telephone Call』をやらせてもらって。たしか作ったのは6年前ぐらいの冬だった時で。締め切りが最後の締めまでもう3日か4日しかなくて。なんか近所の銭湯に行って浸かりながら「うおー、どうしよう?」って言いながら、結構瀕死になった状態で書いた記憶があるっすね。で、家に帰ってひとつでリリックが出てこなかったからすごい酒を飲んでひねり出したような記憶がある。うん。

たぶん女性のシンガーの方としっかりやるっていうのはそんなに機会が……というか、初めてぐらいだったと思うんで、すごい「大丈夫かな? ちゃんとできるかな?」っていうので結構緊張したのと。あとは1回転調してからフックに行く前のラップじゃないサブサビ、サブフックみたいのがあったんですけど。そこのメロディーを作るのも結構初めてというか。メロディーを元々作ったりはしていたんですけど、そういうシンガーの人と一緒にやるのは初めてだったんで。結構、「これはしっかりと成立させられるかな?」って不安になった時を歌いながら思い出しました。はい。来てくださった人たち、ありがとうございましたという感じです。

で、その板橋兄弟の最近の写真、告知の時の写真。言ったらアーティスト写真的なのを上げたんですけど。それが結構年を取っているおじいさんになっていて。板橋兄弟が。で、何かメールで友達が送ってきたのが「あれ、最近の年を取らせるアプリでやったの? すげえ完成度が高いね」みたいな感じで言われたんですけど。あれはちゃんと特殊メイクを今回しまして。顔にちゃんと貼って今回、やらせてもらったっていう感じっすね。やってもらった場所が自由廊っていう集団の人たちで。

人肉MPCを作った自由廊の特殊メイク

言ったらちょっと前にバズったdooooくんの人肉MPCっていう人の皮膚のようなコーティングがされているMPC。あのSTUTSが叩いてるMPCとか、人肉小銭入れ。口の形で口の中にお金を入れる感じになる財布のやつとかが結構世界中でちょっとバズった時があったんですけど。その人肉シリーズを手がけてる方に今回頼んで、顔に特殊メイクをしてもらうという感じだったっすね。

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で、原島宙芳氏は自分が19ぐらいの時から知ってて。もう15年ぐらい知っている、言ったら板橋のやつらの次ぐらいに自分がクラブに行き始めた時ぐらいから知ってるんで。まさか特殊メイクを自分がされるなんて思ってなかったろうなって。PUNPEEとなんとなく遊んでたら特殊メイクされることになったっていう。で、その特殊メイクってだいたい4時間ぐらいかな? つけるのに4時間、取るのにだいたい1時間弱ぐらいかかったんですけど。言ったらもう本当に映画の特殊メイクもやっていらっしゃる方々で。顔にまず、ただの真っ白い粘土じゃないですけど、そういうのを貼った後に皮膚みたいな色にしていくんですけど。ブラシだったりとかで。

それで肌をたるませる感じの特殊メイクをするんですけど、結構何げなく流れ作業でボーッとしていたら出来上がってたんですけど。やっぱり1人1人がすごい技術を持ってないとあんなクイックにできないものなのかな、みたいな。ちゃんと皮膚の色っぽい筆みたいなのでこうやってペイントをしていって……っていう感じだったんで、結構新鮮な体験だったっすね。で、そこで原島さんが特殊メイクが終わった後に言っていたのが、「これ、50年後までこのままでいて取ったらそのままでしたっていうドッキリやろうか?」みたいに言っていて。「だいぶ時間を要するドッキリっすね!」みたいな話をしてた気もするっすね。

でもなんか『MODERN TIMES』以降、こういう未来系の昔だったらできなかったこととかも頼んだりできる度胸じゃないですけど。結構そういうのに踏み込めるような環境になったのがすごい嬉しいっていうのがあったっすね。特殊メイクしてもらってる間、楽しかったっす。どんどんと歳を取っていく様子というか。「ええっ! こんなにクオリティー高いの?」みたいな。そう。もちろん人肉MPCだったりとか、もう御墨付きだったんですけど。まさがこの完成度で歳を取れると思わなかったんで。うん。

なんか余裕がある方は記念に自由廊さんに頼んでみたいと思います。あと、ビールのやつ。アサヒのビールをミチヨシくんが飲んでるんですけど、それも『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の未来のペプシのやつをオマージュして、未来のアサヒのなんかペットボトルみたいなのに入れて。それから原島さんがいつも来ている「So I’m Your Friend」を「Old」っていう文字を足して「So I’m Your Old Friend」っていう風にしたりして遊ばせていただいた感じですね。

で、もともとその写真は自分たちの新しいアー写用に作ったんじゃなくて、ちょっと前に出た『Seasons Greetings’18』っていうBlu-rayの中で2人のどうしようもない小芝居がその特殊メイクされた状態で入ってるんですけど。それの為にやったという感じでした。すごい楽しかったっすね。

でもやっぱり、なんか顔だけ変わってもちょっと不自然だから背中を丸めたりとか、あと動きをちょっと遅くしないと不自然なんですよ。そう。だからその小芝居……自分たちは演技とか全然勉強したこともないし、もうノリでやってたんですけど。「これはちょっと早いな。老人にしては不自然な気がする」って言って遅くしたりとかして。声は後でエフェクターをかけて少し低めのトーンにして、少し爺さんっぽい感じにした具合でした。

で、先週話した『アイリッシュマン』の話もあったから。『アイリッシュマン』はあれはロバート・デ・ニーロとかアル・パチーノが顔を全部、特殊メイクじゃなくてCGなのかな? 後で顔を若くしたりとかしてて。という、そのメイキングとかも上がったりしてたんですけど。アル・パチーノがやっぱり80近いけど50代の演技しなきゃけないから。「ここは結構素早く立ってくれ」っていうのをマーティン・スコセッシにそのメイキングで言ったっていう話とかをしていて。「ああ、そう。この感じ! 全然この人たちに及びはしないけども、同じようなことを試行錯誤をしてたわ!」って思った記憶がありました。

『アイリッシュマン』と同じような試行錯誤

で、その動画はCreativeのHeiyuuさんが撮ってくれたっていう感じだったので。まだ未見の方はBlu-rayを買って確認してみてはと。そんな長くないですけど。3、4分ですけど、してみてはと思います。はい、ありがとうございました。で、そんな感じで出たO-Eastだったんですけども。セク山さんも出たりとかしていて、久しぶりに会ったりとかしたんですけども。一十三さん、毎回こう、男性・女性のデュエットって目を合わせたりとかするわけじゃないですか。歌ってる途中とかに。パフォーマンスしてる時に。

それを一十三さんと毎回やるのがハードルが結構自分の中で高くて(笑)。緊張しちゃうっていう。目を合わせて歌ったりするのが毎回緊張してしまって。なんかちょっとだけ酒のパワーを1杯ほど飲んで、緊張をほぐしてから挑ませていただきましたっていう感じです。ありがとうございます。楽しかったです。

あと、この『Night Flight Telephone』の最初に「Oh, 一十三十一」って言っているんですけども、それをネタにしているのかはわからないですけど。Twitterでたまに「ンォオ! ヒトゥミツォイ!」みたいな感じでつぶやいている人がいて。「俺、そんな感じで言っているか?」みたいな。わかんないですけども(笑)。それをQuick Japanに書いたらその人がTwitterでそれに反応をしていて、面白かったっすね。

「ンォオ! ヒトゥミツォイ!」って……言っているかな? そのへんにちょっと気をつかいながらもう1回、チェックして聞いてみていただけたらと思います。

なので、じゃあ1曲。一十三十一さんのカバーアルバムになるんですけども。『YOUR TIME ROUTE』というアルバムから『ブラック・ムーン (RAJIE)』。一十三十一さんのカバーです。どうぞ。

一十三十一『ブラック・ムーン (RAJIE)』

<書き起こしおわり>

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