PUNPEE　神保町ジャニス閉店を語る

PUNPEE　神保町ジャニス閉店を語る SOFA KING FRIDAY

PUNPEEさんがJ-WAVE『SOFA KING FRIDAY』の中で閉店が報じられた神保町の老舗レンタルショップ・ジャニスについて話していました。

（PUNPEE）メッセージです。富山の自営業の方。「PUNPEEさん、こんばんは。夏の終わりの夜、座敷の上に寝転びながら聞かせていただいております。”終わり”と言えばPUNPEEさんの物も含め、数々のレア盤を取り扱ってきた神保町のレンタルショップ・ジャニスが11月で閉店するというニュースが舞い込んできました。僕にとっても東京で生活してる時に通いつめた場所であり、いろんな名盤と出会わせてくれた場所でもあるのでとても寂しいです。ジャニスも含めレンタルショップにまつわる思い出、エピソードがあれば聞かせてほしいです」。はい。

ジャニスは自分ももちろん何回か行かせてもらったりしておりました。神保町はですね、板橋からそんなに遠くないので。文京区っすね。ジャニスっていう……まあ、知らない方のための話なんですけど。とにかく普通のレンタルショップに置いてないようにCDとかDVD、VHSがたくさん置いてある、言ったらサンプルCDとか環境音楽みたいなのも貸し出ししている場所。あと、ブート物っすね。ビートルズとウータン・クランのマッシュアップとかもそこで借りたような気がする。

5lackの方が使っていた

でも自分より実は昔の5lackの方が使っていて。当時あのへんにスケボーとかであの人は入り浸っていたから。「ジャニスっていう面白い店があるよ」っていうの弟に教えてもらった記憶があります。で、自分が行った時、「すげー！」って。とにかくいろんなところに敷き詰められている……棚に入りきらないのはさらにその上のカゴみたいなところにあったりとか。下の引き出しにあったりすんですよ。もう全部入りきらないので。で、そのレンタルショップにはないような物がいっぱい借りれる場所だったんですね。

試聴機も結構充実してて3、4台ぐらいあって、聞いたりとかして借りる物をを決めれるっていう場所でした。自分がそこで知ったのはテリー・ライリーみたいな現代音楽とか。スティーヴ・ライヒとか。あとは、なんだろう？　風が吹いてる砂漠にギターを20本置いて、その風が吹いてこう響いたギターの音をずっと録音してるみたいな、結構マニアックなCDとかも借りた気がする。

で、これは記憶が定かじゃないんですけど、たぶんしたと思うのか2009年にPSGの『David』っていうアルバムが出た時に置いてなかったんですよね。でも、ジャニスに自分のCDがを置かれるっていうのは結構夢としてあって。借りに行った時に視聴コーナーに「あなたが貸し出ししてほしいCDは何ですか？」っていうアンケートの紙があるんですけど、それに自分で「PSGの『David』です」って書いた記憶があります。それでその数ヶ月後に行ったらあったっていう。わかんない。もしかしたらそのリクエストかどうかはわかんないですけど。話題になって置かれたのかわからないですけど、そんな記憶があります。

自分の昔、限定で出したようなミックスとか作品集とかはそこで借りれたりもするので、探してなかった方はレンタルで。よければチェックしてみてください。ジャニス。

茨城県の方からメッセージ。茨城……ばあちゃんの家があった場所ですね。「PUNPEEさん、こんばんは。毎週かなり楽しみに聞いています。夏が終わりますが、夏休みはなくなりはしないｗ　夏の終わり、秋の始まりにおすすめな曲をリクエストします。そして『Seasons Greetings』のDVD、大変楽しみにしておりますがいつごろ発売になるのか。また何かそれに関して、お話しいただける範囲で教えていただけるとうれしいです」。

DVDは……まあ、ちょくちょくていう感じですね。年内には出るので。5月にやった『Seasons Greetings』っていうワンマンをスタジオコーストでやったんですけども。その、いろいろと進めているので、たぶん普通のライブDVDにはならないと思うので。もう少々お待ち下さい。秋の始まり、夏の終わりということで、PUSHIMさんの松任谷由実さんのカバーの『Hello, my friend』という曲が合うのではないかと思いますのでお聞きください。

PUSHIM『Hello, my friend』

はい。お聞きいただいたのはPUSHIMさんの松任谷由実さんカバーで『Hello, my friend』でした。なんか台風って夏が終わる感じで切なくなるな、みたいな。そういう曲っすね。ここでいったんコマーシャル。

＜書き起こしおわり＞

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