ピース綾部さんが2020年2月1日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』に出演。オードリーのお二人に丸2年間のアメリカ生活を話していました。
【オードリーのオールナイトニッポン】お聴きいただきありがとうございました。
アメリカのマイアミから、ピースの綾部祐二さんこと、Mr. 綾部をゲストにお迎えしての放送でした。
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— オードリーのオールナイトニッポン (@annkw5tyb) February 1, 2020
(若林正恭)さあ、スペシャルゲストに綾部くんが来てくれてますが。結構アメリカでのことがね、わかんない……日本のみんなは結構知らないのよ。何をやってるか。
(綾部祐二)まあ、ちょこっと渡米してすぐにそういうのに出させてもらったりとか。そういうのはあるけど基本、そんななんか俺がこっち知られてるとかは全然ないよ。本当に。もう、何て言うんだろうな? 観光客以上留学生未満みたいなところだね。たぶんね、今ね。
(春日俊彰)もう今、何年目?
(綾部祐二)丸2年で3年目に突入。
(若林正恭)うんうん。毎日、どんなことしてるの?
(綾部祐二)「どんなこと」っていうと、とりあえずアメリカを見ているよね。ずーっと。
(春日俊彰)2年間、ずっと?(笑)。
(若林正恭)フフフ、それさ、去年も言ってたよ。「アメリカを見ている」って。
引き続き、アメリカを見ている
(綾部祐二)あ、言ってた? だから今年を見てるっていうだけよ、まだ。若ちゃん、別に見るのは自由じゃん?
(春日俊彰)たしかに。変わらず、ずっと見続けてるから。
(綾部祐二)わくわくしながらね。
(春日俊彰)まだわくわくする?
(綾部祐二)俺の唯一特技は、もういろんなところに来たりするじゃん? その初日のテンションをずっとキープできるってのが俺の特技だから。
(春日俊彰)フフフ(笑)。飽きないんだ? へー!
(若林正恭)だからさ、俺さ、ヒューストン・テキサンズのファンじゃん? 昨日、メシを食いながら話したけど。その、友達は綾部くん、ガンガン行くからさ。しゃべりがあれだけど、どんどん友達ができてて。だからヒューストンの人たちとニューヨークでテキサンズの試合を見てたんでしょう?
(綾部祐二)そうそう。ヒューストン出身の元ギャングのやつらだと……。
(春日俊彰)何で知り合いになれるんだよ! すごいな……。
(綾部祐二)いや、知り合いになって。だって胸にでっかく「TEXAS」ってタトゥーが入っているんだからさ。
(若林・春日)フハハハハハハハハッ!
(春日俊彰)その人、すごいね!(笑)。日本で言ったら「埼玉」とか入っているっていうことでしょう?(笑)。
(綾部祐二)そうそう! で、その今、リスナーの皆さんが想像をした「TEXAS」って書いてある文字の5倍、大きいと思ってください。
(若林正恭)フハハハハハハハハッ! 胸に「TEXAS」って入っている人がいるの?
(綾部祐二)もう最後の「S」が脇腹の方に行っちゃってるから。「E」とかも。
(春日俊彰)バランス悪いな!(笑)。「T」を書いた時点でわからないもんかね? デカく書きすぎちゃったんだ?
ヒューストン出身の元ギャングの友達とNFL観戦
(若林正恭)で、やっぱり今回、テキサンズとスーパーボウルに来たチーフスの試合がテキサンズが24対0で勝っていたんだよね。最初ね。それを大逆転されたっていう、「こんな試合、あるのか!」っていう試合で。で、そのテキサスの人たちの落ち込みようがすごかったらしくて。俺もその話を聞いて「そんな人たちと一緒に見たいな!」と思って。
(春日俊彰)どんな感じなの? 最初は勝っているからブワーッと盛り上がるんでしょう?
(綾部祐二)まず基本、みんな上半身裸で見るからさ。もう「TEXAS」がむき出しで。で、本当に嘘みたいにウォッカのでっかい瓶を持ってラッパ飲みしながら。すげえとんでもないプレーを見ながら、相手チームのことをものすごいディスるし。まあ日本で言えないような言葉をブワーッとテレビに言ったりとかして。それで24対0で勝っていて。それで俺が途中で来てさ。そこからだんだんと……まあ、知らない人もいると思うけども、途中で若ちゃんが応援してるチームが大逆転されて負けて。そしたらもう途中で本当に本気で、それまで和気あいあいでやっていたんだけど。「なんか、祐二が来てから急に変な試合状況になったよな……」みたいに本気で言い出すんだよ。
(春日俊彰)フフフ、「TEXAS」が?
(若林正恭)フハハハハハハハハッ! 超怖えじゃん!
(綾部祐二)超怖いよ。もうマジのトーンで言うのよ。俺になんかすごい高圧的にさ、「なんか狂ったよな?」って。で、他の友達がさ、「まあまあまあ……」って。いや、「まあまあまあ……」じゃないよ。なんでそんな本気で怒っちゃっているのよ?っていう。で、途中からもう本当に試合がかなり点差が開いちゃって。そしたらもう負けたってなったら、とりあえずミュートにして。それでガンガンヒップホップかけて、あとはもうウォッカを飲むだけ。ウォッカ、テキーラをぶち込むだけ。それがアメリカスタイル。
(若林正恭)フハハハハハハハハッ!
(春日俊彰)いやー、アメリカだねえ!
(綾部祐二)テキサススタイルよ。驚いちゃたんだから。
(春日俊彰)そこにいるっていうのもすごいけどね。やっぱり綾部くんが。英語、そこまで完璧なわけじゃないじゃん?
(綾部祐二)もう全然よ。全然だけど……。
(若林正恭)「全然よ」って、それはやっぱり日本人は疑問みたいよ? だって綾部くんとスーパーボウルのロケで去年、夜にメシを食っていたら「若ちゃん、なに飲みたい?」って聞かれたから、たのんでくれるんだと思ったのよ。店員さんに。それで「アイスティーをたのんでくれる?」って言ったら、それをコーディネーターの翻訳してくれる人に「若ちゃん、アイスティー」って日本語で伝えてたからね(笑)。
(春日俊彰)英語でたのめるでしょう?(笑)。
(綾部祐二)じゃあ、逆に聞くけどさ、2年いて普通に英語しゃべって生活しているのと、2年いて英語しゃべれないで普通に生活しての、どっちがすごい?っていう話よ。
(若林正恭)フフフ、それは堂々と言うことじゃないじゃない?(笑)。
(綾部祐二)どっちがすごいっていう話。
(春日俊彰)いや、英語がしゃべれない方がすごいけど……。
(綾部祐二)リスナーの皆さん、どうですか? しゃべらずに普通に何の障害もなく生活してる方がすごくない?
(春日俊彰)いや、それはすごいよ。それはすごいけど……。
(若林正恭)綾部くんからしたら英語って難しいの?
(綾部祐二)難しいどころの話じゃないのよ。
(若林正恭)フハハハハハハハハッ!
(春日俊彰)やっぱりダメ? 2年たっても、やっぱり難しい? 無理?
(綾部祐二)そういうことじゃないのよ。
(若林正恭)なにが難しい? 英語を勉強するので。
2年間いても、英語は難しい
(綾部祐二)感覚的に言ったら……わかんないけどね。マジで本当に俺からしたら「いつになったらジャンプして月に届くんだろう?」っていうぐらいの話よ。それぐらいのことをやってるなって思うようになっちゃった。俺は。「いつかジャンプしてたら月に届くのかな?」っていうぐらい、「いつかアメリカにいたら、英語しゃべれるようになるのかな?」っていうのと同じ感覚におちいっているのよ。今、俺。
(春日俊彰)すごい。それで2年、すごしている? すげえな!
(若林正恭)だからさ、去年も綾部くん、言ってたんだけどさ。やっぱりなんか、こっちのアメリカのコメディアンのトークっていうか、漫談みたいなのをするじゃん? スタンダップコメディみたいな。「それはたしかに面白いけど、やっぱり日本のお笑いの人たち、すごい。日本の笑いの人たちがこっちに来て、アメリカの英語を覚えたら、もう全員行くよ。もう全員、スーッとウケる」って。「じゃあ、綾部くんもやったらいいじゃん?」っつったら「英語、難しいのよ」っていう話になって(笑)。
(綾部祐二)そう。簡単。イージーよ。めちゃめちゃイージー。
(春日俊彰)笑いを取るのは簡単だけど、英語が……。
(綾部祐二)英語だけがダメ。
(若林正恭)綾部くんはざ、友達たちとメシを食ったりする時、やっぱり笑いをガンガン取ってるの?
(綾部祐二)いや、たぶん俺の友達、1ミリも俺のことを面白いと思ってないと思うよ。
(若林・春日)フハハハハハハハハッ!
(春日俊彰)それでそこの輪にいれるのがすごいよ。
(綾部祐二)だからその英語なしで、どうか皆さん、アメリカに来て2年でテキサスのギャングの友達、作ってみてくださいよ。やれるもんならやってみてって話よ。
(春日俊彰)それはすごい。で、いじられてね。そりゃあ無理だな!
(若林正恭)それで、ホームパーティーとかも綾部くんの部屋でやってるんでしょう?
(綾部祐二)そう。ホームパーティーをやったり、ホームパーティーにも行くし。そういうね、ハロウィンとかなったらそういう風なところに行って……。
(若林正恭)基本的にパーティーに行っている話しか聞けないんだけど。じゃあ、パーティー中心でいい? 綾部くんのアメリカ生活って。
(綾部祐二)うん。だから日本の食べ物で言うと、パーティーがお米。俺にとって。
(若林正恭)何、その言い方?(笑)。「パーティーがお米」?
(綾部祐二)ごめん。アメリカンジョーク、出ちゃった。
(春日俊彰)いや、ちょっと待って。全然おもしろくないよ、そのアメリカンジョーク!
(若林正恭)「パーティーがお米」ってなんだよ、それ?
(綾部祐二)これでアメリカではもうドカンよ。みんな、そうか。日本か。あ、リスナーもこれ、日本人? ごめん、じゃあわかんなかったか。
(若林正恭)「パーティーがお米」なんて日本にいる時は絶対に言わなかったでしょう?(笑)。
(綾部祐二)たぶんね、オードリーの前だから言うけど、俺は相当スキル、落ちてるよ?
(若林・春日)フハハハハハハハハッ!
(春日俊彰)ああ、やっぱり?
相当スキルは落ちている
(綾部祐二)別に高かったとは言わないけど、でもそこそこ頑張っていたじゃん? テレビに出させてもらっていたじゃん?
(春日俊彰)だから日本だったら「パーティーはお米だ」って言ってないよね? でもそれが言えちゃう……って。
(綾部祐二)だから俺、そうとスキル落ちている。感覚をもう本当に失っています。はっきりここで、マイアミで宣言しますけど。はい。私はセンス、スキルが落ちています。又吉先生、ごめんなさい。どうかもう、1人でやってください。
(若林正恭)フハハハハハハハハッ! 又吉くんとは連絡、あんまり取ってないんだ。
(綾部祐二)全然取っていない。
(若林正恭)取らない2人のタイプだもんね。性格的に。「日本で会った時でいいじゃん」っていう。
(綾部祐二)まあまあ、先生がそういうタイプだからね、あれだけども。
(若林正恭)それでさ、日本のことさが、綾部くんはやっぱり「知ってはいるけど……」っていう感じがすごい如実だなと思ったのが、第七世代のさ、去年とかなんか企画が多かったじゃん? それで「第七世代」っていう言葉を知らなかったもんね。
(綾部祐二)知らなかった。「第七世代ってなに?」って。「君たち、第七世代とかって言うじゃん?」とか言っているから。てっきり……俺ら、同期じゃん? だから俺らのことを第七世代って言うのかと思って。「ああ、そんな言い方をするんだ」とかって思っていたら「違う、違う。後輩の話よ」って。誰が言うんだよ、その世代みたいなの?っていうさ。
(若林正恭)俺たちはだからその分け方で言うと第六世代とかっていうのも知らないでしょう?
(綾部祐二)知らない、知らない。全然。
(若林正恭)でもやっぱり春日のあのニュース……ちょっと結婚のプロポーズの後にあった、まあ一連の騒動は耳には入ったの?
(綾部祐二)ああ、あの大不倫の話でしょう?
(若林正恭)フハハハハハハハハッ!
(春日俊彰)なんだよ、「大」をつけるなよ。不倫じゃねえよ!
(若林正恭)春日、大丈夫。マイアミだから。そんな騒ぎにならないから。
(春日俊彰)いやいや、違うって!
(綾部祐二)全部海に落ちていくから大丈夫だよ。
(春日俊彰)そんな都合のいいこと、あるかよ!
(綾部祐二)全部ビーチに落ちるから。大丈夫、大丈夫。それでイルカが運んでいってくれるから。ずーっと。大丈夫。問題ない。
(春日俊彰)なにが問題ないんだよ?(笑)。
(若林正恭)そういうの、耳に入るは入るんでしょう?
(綾部祐二)そう。だから2人が結婚をしたとかもね。改めて、おめでとうございます。そういうのも本当にびっくりした。
(若林正恭)それはなに? どうやって知るの? ネットニュース?
(綾部祐二)自分ではあんまりそんなにニュースとか見ないんだけど。やっぱり日本人と会う機会があるからさ。そしたらやっぱりね、「若林さん、結婚しましたね」とか。
(春日俊彰)そういう形で知るんだ。
(若林正恭)ああ、そうか。先輩とか友達とかが来たら……。
アメリカに来た日本人からの情報
(綾部祐二)そういう時にみんなが当たり前のように……前にさまぁ~ずさんがいらっしゃった時があって。それで「なんかさ、ひょっこりはんがさ……」って言っていて。俺、マジで何を言っているかわからなくて。
(若林・春日)フハハハハハハハハッ!
(綾部祐二)「すいません。今、なんておっしゃったんですか?」って。「えっ、お前、ひょっこりはんを知らないの?」って。そのひょっこりはんが芸人か何かも分からないのよ。でも芸人っぽくしゃべっているから。「知らないです」って言って。
(若林正恭)えっ、霜降り明星は知っているでしょう?
(綾部祐二)霜降り明星はなんとなく知ってるけど、全然俺はライブで絡んだことあるのかもしれないけど。もう全然わかんない、俺。
(若林正恭)EXITは?
(綾部祐二)EXITも……それもね、もう全く知らなくて。さんまさんがいらっしゃるた時にさんまさんが普通に「EXITが……」って。そのネタをサラッとやっていたけど、俺が反応できてなくて。
(若林正恭)ああ、たぶんEXITのポーズじゃない?
(綾部祐二)ああ、そうそう。「EXIT!」とかって。なんかわかんないけど、そんなのをさんまさんがやっていて。「えっ、なんですか、それ?」「お前、知らんのか!」って。いやー、俺は全然知らないなって。
(若林正恭)でも綾部くんらしいなと思ったのが俺が第七世代の説明をしてたの。それで「こういう動きがあるのよ。俺たちのね、レッドカーペットの時みたいな……」って。そしたら綾部くんが「やっぱり俺たちの世代よ!」って言ってて(笑)。
(春日俊彰)なんだよ、それ?(笑)。そのまとめ方!
(綾部祐二)俺さ、もうただただアメリカに来て、めちゃくちゃ痛いやつじゃない?(笑)。
(春日俊彰)痛くてつまらないやつ(笑)。
(綾部祐二)痛くてつまらない。もうダメだよ、私も。タレントとしてやっていけませんよ! 本当に。助けてください……。
(若林・春日)フハハハハハハハハッ!
(若林正恭)「助けてください」はおかしいでしょう?
(春日俊彰)自分で来ているんだから(笑)。
(綾部祐二)どこの誰が助けてくださるんですか?(笑)。
<書き起こしおわり>