DJ松永 登坂淳一『読んでみた Creepy Nuts 合法的トビ方ノススメ』動画を語る

DJ松永 登坂淳一『読んでみた Creepy Nuts 合法的トビ方ノススメ』動画を語る ACTION

DJ松永さんが2020年1月29日放送のTBSラジオ『ACTION』の中でYouTubeの動画『【読んでみた】Creepy Nuts 合法的トビ方ノススメ【元NHKアナウンサー 登坂淳一の活字三昧】【カバー】』を紹介していました。

(DJ松永)私ね、YouTubeとかよく見るんですけれども。関連動画ってあるじゃないですか。

(幸坂理加)えっ、何ですか、関連動画って?

(DJ松永)YouTubeで何かを見てると関連動画って言ってそれに近い動画がバーッと出てくるんですよ。それでおすすめ動画みたいな感じで。「これを見たらどうですか?」みたいなのが出てくるんですよ。それで『【読んでみた】Creepy Nuts 合法的トビ方ノススメ』っていう動画が出てきて。「なんだ、【読んでみた】って?」と思って。「歌ってみた」っていうのはあるじゃないですか。

(幸坂理加)はい。

(DJ松永)それで、『合法的トビ方ノススメ』というのはDJ松永が所属しているユニットのCreepy Nutsの一応代表曲みたいな曲なんですけれども。それをポチッとこうクリックしてみたら、元NHKのアナウンサーの登坂淳一さん。通称麿(まろ)。いらっしゃるじゃないですか。登坂淳一さんがCreepy Nutsの『合法的トビ方ノススメ』を淡々と原稿のように読み上げるという動画だったんですよ。

(幸坂理加)ああ、歌詞を?

(DJ松永)そう。それがすごい面白いなと思って。本当に画面もニュース番組のセットのような形になって、テロップもニュース番組のような感じのパッケージになってるんですよね。でも『合法的トビ方ノススメ』って歌詞が非常に下品なんですよ。このお昼の番組で「たとえば……」って紹介するのも若干はばかられるぐらいの下品な歌詞なんですよ(笑)。

Creepy Nuts『合法的トビ方ノススメ』

(DJ松永)だからその状況でめちゃめちゃこの登坂さんがNHKの……本当にマジでニュース7ばりの個を消す、人間を消して、もう本当に作業として淡々とその下品な歌詞を読み上げるっていうのが結構カオスで。「何、この状況?」みたいな。で、コメント欄にコメントがブワーッとついているんですけども。「えっ、登坂さん、松永さんに家族を人質に取られたのかな? そのぐらいじゃないとおかしい、この状況!」みたいな感じのコメントが付くぐらい、すごいカオスな状況で。

【読んでみた】Creepy Nuts 合法的トビ方ノススメ【元NHKアナウンサー 登坂淳一の活字三昧】【カバー】

(幸坂理加)へー!

(DJ松永)他にも西野カナさんの『トリセツ』だったりとか、米津玄師さんの『lemon』だったりとか。『lemon』とかはね、すごい歌詞がちょっと悲しい感じの歌詞なんですけども。ちょっと弔辞のように聞こえるんですよね。

(幸坂理加)ああ、そうですか。おじいさまのことを思って歌った歌だったんでしたっけ?

(DJ松永)ああ、そうなんですか? 詳しい!

(幸坂理加)そうじゃなかったかな? あれ、皆さん、どうでしょう?(笑)。

(DJ松永)フフフ、間違っているかどうかわかりませんが(笑)。で、西野カナさんの『トリセツ』の方はもう完全に取扱説明書を読み上げているだけみたいな感じに聞こえるんですよ。すごい面白いと思って。

(DJ松永)何だろう? もう本当に既存の曲のまた別の楽しみ方ができるなとか思って。でもRさんはすごい恥ずかしいだろうなと思って。自分の歌詞を淡々と読み上げられるんですよ。

(幸坂理加)恥ずかしいものですか?

(DJ松永)恥ずかしいと思いますよ。だってこのトラック、この音楽、このBGMに乗せる前提で。それでこのメロディー、この譜割りの前提で歌詞を書いてるわけですから。その韻とかメロディーとつじつまを合わせるためにちょっと言葉を変えてたりするわけですから。

(幸坂理加)ああ、そうか!

(DJ松永)読み上げられるとまたちょっとそれは違うんですよってなってくるわけですよ。で、『合法的トビ方ノススメ』ってCreepy Nutsのファーストアルバムに入っていたリード曲なんですよ。だから「Creepy Nutsをこれからやるぞ!」っていう時に、たとえばラジオ局とかに「プロモーションにかけてください」って持ってくわけですよ。それがことごとく断られていたんですよ。やっぱり「タイトルがまずダメ」って言われて。「『合法的』とか『トビ方』とかこれはダメだよ」って言われて。全てのラジオ局とかに断られて。

(幸坂理加)厳しいんですね。

あらゆるラジオ局に断られた『合法的トビ方ノススメ』

(DJ松永)テレビでも取り扱ってくれなくて。で、ちょっとして話題になってから、後から取り上げられるようになったんですけれども。それでもテレビ番組で『合法的トビ方ノススメ』の曲は流れる。それでミュージックビデオは流れるのに「タイトルは出せません」って言われたんです。「不思議!」って思って。それは朝のニュース番組なんですけど。「すいません、タイトルは出せません。『合法的』とか『トビ方』とか、やっぱり薬物を連想させるので流せません」って言われたんですよ。でもその曲の趣旨というのは「違法な薬物は薬物は使わずに合法的に楽しみましょう」っていう趣旨で。もうタイトルを見たらわかるじゃないですか? なのに「薬物を連想させるからダメだ」って……。

(幸坂理加)ねえ。

(DJ松永)「薬物はダメよ」って言っているわけじゃないですか。不思議だなと思って。そういう風に言われたのってニュース番組ですよ? でもニュース番組ってめっちゃ直接的な言葉を使うじゃないですか。むしろ殺人のニュースも、人が亡くなったニュースも、薬物のニュースも。すごい直接的な表現で伝えるじゃないですか。「にもかかわらず『合法的トビ方ノススメ』は言っちゃダメなんだ。不思議だなあ」って思って。そうなんですよ。でも、巡り巡ってね、登坂さんが歌詞を読み上げてくださるという。びっくりですよ。なので皆さん、ぜひ見てほしいんですけども。最初、上がった時にも、もう本当に翌日ぐらいにパッと見た時は再生回数が何百とかだったんですけど、今はもう何十万とかですよ。

(幸坂理加)へー!

(DJ松永)Creepy Nutsの曲だけなんかすごい……ネットニュースとかにもなっていたみたいなんで。

(幸坂理加)ああ、そうですか!

<書き起こしおわり>

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