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大山顕と安住紳一郎 2016年の最新マンションポエムを語る

大山顕と安住紳一郎 2016年の最新マンションポエムを語る 安住紳一郎の日曜天国
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大山顕さんがTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』にゲスト出演。安住紳一郎さんと2016年の最新マンションポエムについて話していました。

(安住紳一郎)大山さんには2年半前、2014年4月に一度ご出演いただいて、あの時はマンションポエムを紹介してくださいまして(笑)。あれからもう2年半もたったんですね。

(大山顕)そうですね。2年半たっても、いまだにマンションポエムは世間をにぎわせている感じなんで。なんかあっという間な感じがしますよ。

(安住紳一郎)私もチラシを見るたびに、「あっ、これは!」みたいな。

(中澤有美子)そう。大山さんを(笑)。

(大山顕)あれからも名作が次々と世に生まれているので。もう本当に。

(安住紳一郎)マンションポエム。今日、初めて聞いたという方は、「だいたいあのことかな?」ってもうすぐにわかりますよね?

(大山顕)はい。想像するあの通りのものだと思います(笑)。

(安住紳一郎)分譲前の高級マンションのチラシにつく、びっくりするような。

(大山顕)びっくりするような。本当にポエムとしかいいようのない、素晴らしいコピーを集めております。

(安住紳一郎)あれは大山顕さんが「マンションポエム」って名付けた?

(大山顕)そうですね。まあ、名前なかったもなにも、あれに注目する人はそんなにいなかったもので。名前をつけさせていただいて。

(中澤有美子)気になっていたとは思うんですけど。本当に。

(大山顕)そうなんですよ。みんな言うと、「ああっ!」っていうね。まあ、1、2例口に出して言えるぐらい、みんな気になるのはあるという。我々が生きている社会はそういうことであるっていうことですよね。

(安住紳一郎)私がびっくりしたのは、たぶん20年ぐらい前だと思うんですけども。「カフェという名の暮らし」っていうのがあって。「カフェで暮らすんだ!」みたいな(笑)。たぶん、きっと中庭のテラスかなにか……

(大山顕)ああ、ありますよね。あれ以降、カフェ的な文化っていうのはずっといまも再燃して続いているので。「カフェという名の暮らし」的なポエムはいまでもいっぱいありますよ。

(安住紳一郎)ああ、やっぱり。たしかに、憧れはするんですけどね。

(大山顕)サードウェーブ(コーヒー)流行りもあって、そういうアメリカの新しいカフェ文化をインテリアにしてほっこり暮らすみたいなやつとかが結構ありますね。

(安住紳一郎)たしか前回、マンションポエムの考察でうかがったのが、エリアによっていろいろ変わってきたり、あと、微妙に不動産業として言っちゃいけない部分を……

大山顕と安住紳一郎 マンションポエムを語り合う
写真家・フリーライターの大山顕さんが2014年4月にTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』に出演。分譲マンションの売り出し文句であるマンションポエムについて、安住紳一郎さんと語り合っていました。

(大山顕)そうなんですよね。注が入るんですよね。最近。「注を入れるなら、ポエムをやめたらいいのに」って思うんですけども。まあ、やめられないので。あの時、たしかお話したのは「東京を頂く。」っていうやつで。よく見ると「頂く(※)」ってなっていて、下に小さく「”頂く”というのは別にこのマンションを買ったら東京を支配できるわけではなく、高いタワーで見晴らしがよくて交通の便もいいという、そういうことで他意はありません」みたいなことが細かく書いてあるっていう。

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東京を頂く。(注)

(中澤有美子)ちっちゃーく(笑)。

(大山顕)「じゃあもう、やめればいいのに」って思うんですけど。まあ、それをやめないっていうのがいじらしいというか、素晴らしいなと思って。

(安住紳一郎)あとは、場所ですか? 要するに、ちょっと人がうらやむような名前を使っていい場所とダメな場所っていう。

(大山顕)そうですね。やっぱりブランドが高い街の名前っていうのが結構東京にはいっぱいあるので。あの時、お話したのはあれでしたね。「そこは、成城でもなく、仙川でもない。そして、成城でもあり、仙川でもある」っていう……

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そこは、成城でもなく、仙川でもない。そして、成城でもあり、仙川でもある

(安住・中澤)(笑)

(大山顕)名作ポエムが。「広尾を纏う西麻布」とか……

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広尾を纏う西麻布

(安住・中澤)(笑)

(大山顕)「どっちなんだろう?」っていう、そういう。まあ、実際にはギリギリ仙川に建っていて。建っている場所から言うと本当に境界ぐらいなので。せっかくだから「成城」っていう名前は出したい。成城っていうブランドですからね。だけど、「成城に建っている」って言ったら嘘になっちゃうんで広告としてマズいので、「成城でもなく仙川でもない。成城でもあり仙川でもある」と。そういうのが。

(安住紳一郎)ですよね。むしろ、京王も小田急も両方使えるぞ! みたいな。

(大山顕)そうですね。そういうほのめかし方も……本当にね、大人の事情といろんなものが混じり合って。いまでも名作がいっぱい。最近、その地名で言うとですね、傑作なものがついこの間ありまして。「アンダルシアの風が吹く」的なポエムがあって。延々何行もずっとアンダルシアがいかに素晴らしいか。女性が憧れる地、情熱の地って延々やって、「あれ? アンダルシアの物件を紹介しているのかな?」って思ったら、最後の最後で「そんなアンダルシアの風をここ、赤羽に」っていう……

(安住紳一郎)いや……(笑)。赤羽も結構情熱的な場所ですよ。

(大山顕)情熱的ですよね。アンダルシアと同じ方向性の情熱かどうか、ちょっとよくわかりませんが。まあ、共通点っつったら「あ」で始まるぐらいしかないんじゃないか?って思いつつ。まあ、アンダルシア推しの赤羽物件っていうのがあって。素晴らしいな! と思いましたよ。

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アンダルシアな赤羽

(中澤有美子)思い切ってますね!

(大山顕)思い切ってますね。

(安住紳一郎)普通に赤羽で、ねえ。

(大山顕)そう! 赤羽で素晴らしいし、いいのに。なぜアンダルシアを持ち出したんだろう?っていうのとかが。

(中澤有美子)あるんですかね? 需要がね。やっぱりね。へー!

(安住紳一郎)「広尾を纏う西麻布」って(笑)。

(大山顕)いいですよね。「纏う」っていう言い方をたぶん思いついた時にコピーライターは「これだ!」って思ったんでしょうね。素晴らしいです。

(安住紳一郎)あとは最近は、マンションなど建っている地域多いと思いますけども。千葉のポエムが?

(大山顕)はいはい。僕の生まれ故郷、育ったところが千葉でして。ちょっと都心の物件のポエムが素晴らしいのは重々承知なので。ちょっと郊外のものを見てみようと思ったら、これがなかなかでして。まあ、僕の生まれの地は船橋なんですけど、「きらびやかな世界を謳歌しようじゃないか」っていう。

(安住紳一郎)ああ、いいじゃないですか。

(大山顕)いいですよね。もうこんぐらいだと慣れちゃっていて。なんか僕もポエムずれして、「なんかちょっと普通だな」なんて思っているんですけど。でも、よく考えてみると「きらびやかな世界を謳歌しようじゃないか」が地元だと思うと、「そ、そうか……」っていう。みなさんにおすすめしたいのは、自分のなじみがある土地のポエムを探して、真に受けてみるとなんかいろいろ自分がわかったりするんじゃないかなと思ったりしているんですけども。

(安住紳一郎)そうですね(笑)。

(大山顕)あのね、千葉でいうと柏がすごくて。柏がですね、意識が高いんですよ。「世界を変えるイノベーション」って。世界を変えるんですよ、柏が!

(安住紳一郎)そうですよね(笑)。あれじゃないですか? 電機メーカーのチームがあるから。そっちの……

(大山顕)結構そういう企業と一緒に……とか。産学合同みたいなので街づくりっていうのが柏は多いので。結構そういう企業的なスローガンに似たようなのとかが多いんですよね。

(安住紳一郎)たしかに。

(大山顕)あとね、柏がすごいなと思ったのは、「柏愛(ラブ)」っていう。ルビが「かしわらぶ」って。

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柏愛(かしわらぶ)

(安住紳一郎)へー!

(大山顕)「らぶ」はひらがなだったりするんですけど。あの、愛に訴えかけるやつが柏はすごく多くて。

(安住紳一郎)じゃあやっぱり、柏っていう名前が結構みんな「クーッ!」って来ちゃう?

(大山顕)どうなんでしょうね? よくわからないです。千葉県民もちょっと千葉に詳しくない方にはわからないと思うんですが、一枚岩ではなくて。船橋と柏っていうのは、婉曲な言い方をすると、それほど仲がいいわけではない……

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)そうですよね。あのへんの、五大老・五奉行みたいなね。浦安、船橋、柏、松戸……みたいな。それぞれに「うちでやっています!」っていう。

(大山顕)そうなんです。松戸・柏勢と船橋・市川勢っていうのはちょっと、常磐線と総武線で文化が違うので。柏は常々、我々船橋側としては……一時期、90年代ぐらいかな? 「東の渋谷」って(柏が)言っていた頃があるんですよ。

(安住紳一郎)はー!

(大山顕)意味、わかんないじゃないですか。

(中澤有美子)大きく出ました。ええ。

(大山顕)いろいろ間違っていると思うんですけど。我々からすればね。

(安住紳一郎)まあ、千葉に住んでらっしゃる方からすると。

(大山顕)まず言うと、渋谷がそもそも東だろ?っていうのもあるし。まあ、なにはともあれ、渋谷じゃないよねっていうのもあるんですけど。まあ、そういうのもあって、ちょっと柏には僕は特別な思いがあるのでマンションポエムもちょっと見てみると、どうした、柏?っていうのがいろいろあって。やっぱり地元はいいですね。

(安住紳一郎)たしかに地元だと、自分が育ったのでよくわかっているので、マンションポエムを読んでみると「あっ、売り出そうとするニュアンスはここなんだ」みたいなのをそれで気づくわけですね。

(大山顕)旅行雑誌、あるじゃないですか。あれって「ここが名店だ」とか「名物だ」って言われているものっていうのが地元の人が見ると、「あの店、そんな、ねえ……」っていうちょっとしたズレがあるじゃないですか。

(安住紳一郎)あります、あります。

(大山顕)ポエムもたぶん一緒なんですよ。「あ、そうなの? あの神社、そんなすごいの?」って。

(安住紳一郎)ありますよね。ご当地グルメで「地元の人がかならず食べる……」「いや、食べないって!」っていう(笑)。

(大山顕)同じように「”柏愛(かしわらぶ)”って、いやいや、別に?」っていうのが柏市民の方にあると思うので。地元のマンションポエムはおすすめです。

(安住・中澤)(笑)

<書き起こしおわり>

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