オードリーの若林さんがニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で大きな声で元気よく挨拶することの大事さについて話していました。
(若林正恭)(メッセージを読む)「私がいい人と思われるためにやっていることは『元気に挨拶をすること』です」。
(春日俊彰)それは大事だよ(笑)。それは大事だよ、たしかに。
(若林正恭)「……職場の人をはじめ、世の中には『おはようございます! お疲れさまです!』と目を見て元気に挨拶をできる人はほんの一握りだと思います。そのおかげで私はいい人だと思われていますが、頼まれごとが多くなるだけで別に得はしていません」。
(春日俊彰)ほう。たしかにね。
(若林正恭)これはね、俺もね。いや、いまさら「人見知りだ」なんて言うつもりは全く無いけども。社交的な方ではないけども。これはね、結構長年の研究によるとね、これだと思う。本当に。あの、最初の挨拶をデカい声ですると、取り返しがつかなくなるんだよ。そのテンションで行かないと……。
(春日俊彰)なるほど。スタートがそれだからね。
最初の挨拶をデカい声ですると、取り返しがつかなくなる
(若林正恭)そう。だからもう結構そうしているね。俺は。自分を裏切るというか。「おはようございまーす」ぐらいで行きたいとしたら(大声で)「おはようございまーすっ!」って入っていくとみんながビクッとして。でもこれは、取り返しがつかなくなって。そこから「いやー、ラグビーがね!」ってやっぱり入るのよ。これはいちばん、いろいろと研究したけども。自己啓発本はたいてい、「自分に自信を持ちなさい」とかで終わるんだけども。これはね、元気な挨拶だと思うんだよね。
(春日俊彰)まあ、そう。たしかにそうだね。
(若林正恭)「こんにちはっ!」。言ってみ?(笑)。
(春日俊彰)フフフ(笑)。
(若林正恭)大事だから。言ってみ?
(春日俊彰)いま? うん……(大声で)「こんにちはっ!」。
(若林正恭)そうそうそう(笑)。お前、それでお前だけ芸能界で「おはようございます」をやめろ(笑)。
(春日俊彰)なんでだよ? どういう風にして現場に入るんだよ? なんだよ? 「こんにちはっ!」って。
(若林正恭)いや、逆なのよ。本当は「おはようございます」がなんでだよ?っていうことなんだけども。
(春日俊彰)いや、そうだけども。「こんにちはっ!」ってどうしたんだよ?って……。
(若林正恭)取り返しがつかなくなるのよ。「こんにちはっ!」って入ったら。その後もしゃべらないといけなくなのよ、もう。
(春日俊彰)フフフ、まあ、そうだよね(笑)。
(若林正恭)俺、結構それだと思うんだよね。取り返しがつかなくさせるの。最初の挨拶で。大変なことになっちゃうことにするんだよ。自分を。そうでもしないと、暗いままで許しちゃうから。自分を。
(春日俊彰)うんうん。そうかそうか。たしかにそうかもしれないな。
(若林正恭)言ってみ? 「こんにちはっ!」って。
(春日俊彰)(大声で)「こんにちはっ!」。
(若林正恭)お前だけ「こんにちはっ!」って現場に入っていけよ(笑)。
(春日俊彰)なんで「こんにちはっ!」なんだよ?(笑)。
(若林正恭)いいね?
(春日俊彰)いや、「こんにちはっ!」は……。
(若林正恭)お前、よくないよ。いつもいつも。「オイッス……」みたいなさ。
(春日俊彰)いや、そこまでじゃないよ(笑)。
(若林正恭)(ダルそうに)「ああ~……」とかって座るの。「ああ~……」みたいな。
(春日俊彰)いや、声は出さないよ(笑)。でも(テンション低めに)「おはようございまーす」ぐらいだね。
(若林正恭)それ、全然ダメだね。「おはようございまぁーすっ!」って。そうすると取り返しがつかなくなるから(笑)。
(春日俊彰)それはたぶん……よくない方向に行っていると思うよ。その言い方だと。ナチュラルじゃないよ。
(若林正恭)いや、これはマジなんだよ。デカい声で挨拶をして取り返しがつかなくさせるって。いろいろと研究したけどもいちばんいいと思う。
(春日俊彰)まあ、大事かもな。
(若林正恭)「挨拶が大事」なんて話をするんじゃねえよ! 深夜のラジオでよ!(笑)。
(春日俊彰)でも、結局答えだよ。だからたぶんこのテーマの。答えが出たんじゃないの? こういうことだよね。そりゃそうだよって思うよね。
(若林正恭)まあね。
<書き起こしおわり>