オードリー若林 2021年のお正月休みに考えたことを語る

佐久間宣行『笑うラストフレーズ!』オードリー向上委員会を語る オードリーのオールナイトニッポン

オードリーの若林さんが2021年1月9日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で2021年のお正月休みに考えたことについて話していました。

(若林正恭)でもやっぱり目標とか立ててるのかな? 今、どうなんだろうな。俺はもう本当、正月休みで1週間ぐらいもらったけどさ。あれだよね。やっぱり普段テレビに出ていることで「こういうことを思っちゃいけない」とか「こういうことを言っちゃいけない」とか、結構自分にブレーキかけてるのね。たぶんテレビに出ていることで。

だから、それが1週間なくなっただけでもう平気でよくない思いが蘇ってくるね。あれ、やっぱりそういうの、あるわ。「なんだよ、こいつよ……」とか思う量がやっぱり5日目ぐらいの時に(笑)。だから、ブレーキをかけているんだよ。「『これはいいものだ』って思わなきゃいけない」とか。

(春日俊彰)はいはい。自然となんかね。そういうのはあるかもな。

(若林正恭)あるよな。それはちょっと思ったけどな。休みの間にね。

(春日俊彰)まあ、長すぎるっていうのもあんまりよくないのかもしれないね。

(若林正恭)たしかに休みは……そういうの、あるか。でも、なんか年末年始はお笑い番組の特番をいっぱいやらせてもらったから、嬉しかったよね。

(春日俊彰)そうね。だって明けてすぐでしょう。テレビ東京のやつとか。

(若林正恭)それでああいうさ、若い人たちのコントをスタジオで見るなんて……この間、ヤブキさんとしゃべっていたら、内村さんがレッドシアターでスタジオでコントを見ていたじゃん。「あの時の内村さんって俺たちと同い年かちょっと上ぐらいじゃないか?」みたいな話をしていたのいよ。

(春日俊彰)2009年ぐらい?

(若林正恭)だから43、4ぐらいじゃないかなっていう(※内村光良さんは1964年生まれ)。12年前って。だから、その時の内村さんのレジェンド感って半端なかったじゃん?

(春日俊彰)いやー、そうだね。

(若林正恭)それで、思うけど。いつになったらさ、趣味を楽しみながらテレビに出たりできるようになるの? なんか「年間テレビ出演数:496本」とか年末に発表されるけども。あんなに俺、働きたくないんだけど?

(春日俊彰)フフフ(笑)。はいはいはい。

(若林正恭)なんか、俺たちが高校生の頃の40代のタレントの人たちって、なんか趣味を楽しみながら……クレー射撃とかをやりながらスタジオでしゃべったりとか、できるんじゃないの?

(若林正恭)俺たちはロケに行って、スタジオに行って、片頭痛の薬を飲んで……なんなの、これ?

(春日俊彰)たしかにね。

(若林正恭)まあ、俺たちが突き抜けなきゃいけないんだけどな(笑)。

(春日俊彰)まあ、そうだね。まだそういうのが許されてないだけでね。

いつになったら趣味を楽しみながら芸能生活をできるのか?

(若林正恭)だから突き抜けないとダメなんだよ。ここから。だからテレビの本数は多くないけど、すごい出てるように見えるってことは……だってレジェンドはあの出演本数なんかに入ってこないじゃない?

(春日俊彰)まあ、そうだね。

(若林正恭)なんかパドルサーフィンとかやりながらさ、テレビに出るっていうのはいつになったらできるの? もうちょっと頑張るっていうことか? でもお前がなんかさ、やる気ないだろう?

(春日俊彰)なにがよ?

(若林正恭)お笑いだよ。

(春日俊彰)そんなことないでしょう?

(若林正恭)お前、やる気ないよ。

(春日俊彰)いや、やる気はあるよ。

(若林正恭)お前、あの『笑うラストフレーズ!』のスタジオ企画、やってくれただろう? あれはオードリーの育成企画なんだよ。お前、あれで企画にがっついていなさすぎるよ。なんか「若林、いじられてるな。珍しいね。へっ!」みたいな感じでしゃべんないじゃん? お前、あの企画の噛み付き方の歯型が天下を取ろうとしていないよ?(笑)。お前、あの企画の肉へのかぶりつき方が浅い!(笑)。

(春日俊彰)フフフ(笑)。もっとガッといかないと。うん。

(若林正恭)もっと、本当に集中して。話しかけられないぐらいの剣幕でスタジオ入ってこないダメだよ、お前(笑)。

(春日俊彰)それ、やりづらいだろう。周りが。なんだよ、そいつ?(笑)。それがやる気のあるやつじゃないじゃん。ただのめんどくさいやつだよ(笑)。いじりづらい。

(若林正恭)いや、本当にああいう番組がレギュラーになって、若手の皆さんもめちゃくちゃ面白いし。一生懸命頑張ってくれるけども、スタジオもね、本当に頑張って。ああいう番組が人気になっていって……そしたら、クレー射撃ができるんだろうな。

(春日俊彰)まあ、そうじゃない。うん。まだ中途半端なところなんだろうね。

(若林正恭)時間、ないしな。ゴルフなんか去年、全然できなかったぞ?

(春日俊彰)だからその、ねえ。成功というか、ある程度築いていかないと。

(若林正恭)だから、ケガをして思ったけども。本当にね、仕事の帰り道にね、バスケットのスリーポイント打つしかできないんだよ、時間的に! 打ちっぱなしに行くとなると、結構じゃん? 車を走らせて、行って帰ってって。

(春日俊彰)まあ、時間はちょっとかかりますわな。

(若林正恭)そしたら、帰り道の途中にバスケットボールコートがあったから、公園の駐車場に入れて。それでスリーポイントを打つしかないんだよ! 俺だって、なんかヨガとパーソナルトレーナーを付けて、ゆったり生活したいよ、俺は。

(春日俊彰)うん。まあ、理想だよね(笑)。

バスケのシュート練習をするしかなかった

(若林正恭)ホットヨガとパーソナルを付けて。インスタに載せたいわ! 女性アナウンサーの鷲見さんみたいな感じで……(笑)。

(春日俊彰)そこはまた違うじゃん(笑)。芸人さんじゃないしさ。あんまり芸人でいないよ。そういう生活をしている人は。

(若林正恭)あと、若手でいないだろう? 「オードリーみたいに496本でランキングに載りたい」って目標を持ってくれている人は。

(春日俊彰)今はね。うん。

(若林正恭)YouTubeとかあるからな。あっちで面白いっていうのはあるもんな。だから時代もさ、急に変わるもんだよな。こんなお笑い番組やらせてもらえるなんてさ、3、4年前は考えられなかったもんな。俺たち、だって10年前に情報番組のロケに行く時。お前、覚えてる? まあ番組名とか言えないけどさ。プロデューサーにさ、「レギュラーになる時にさ、オードリーに笑いは何も期待してないから。情報だけ届けてくれればいいから」って言われたの、覚えてるか?

(春日俊彰)そんなの、言われた?(笑)。

(若林正恭)俺、すごい覚えているよ。「すごい話だな、これ!」と思ったもん。その時に。で、その時はやっぱり「情報をお届けする」っていうのがあったんだよ。

(春日俊彰)まあまあ、そっちがメインだったんだろうね。

(若林正恭)でもあと一番大きな理由がオードリーってコント、下手だよな。それが一番の大きな理由だけどね(笑)。

(春日俊彰)フフフ、それはなんでよ? コント下手って……。

(若林正恭)春日は上手いかもしれない。『ソレダメ!』とかを見てると、「やっぱりコント、上手いな」って。

(春日俊彰)どこがだよ! 『ソレダメ!』のどこでそのコントを……?

(若林正恭)ルパン三世やっていたやつ(笑)。

(春日俊彰)カスガ三世ね(笑)。あれは楽しいんだよなー(笑)。

(春日俊彰)あれは別にコントでもなんでもないよ。ただのふざけているだけ。悪ふざけだけどね(笑)。あれはいいけどね。

(若林正恭)だってなんかテレビも一昔前よりも言葉とかちょっと緩くなったと思わない? 俺、最近思うよ。ヒルナンデスのロケとかやっていて。「これ、オンエアーしてくれるんだ」っていうのが。

(春日俊彰)そういうことね。

(若林正恭)昔はダメだったじゃん。全部、カットされてたじゃん。だって。

(春日俊彰)そうよ。緩くなったのかな?

テレビの言葉が少し緩くなってきた

(若林正恭)俺、緩くなってすごい楽しいもん。今。だってそんな……びっくりしたぜ。この間、ヒルナンデスのハンドメイドをやっていてさ。松本明子さんがハンドメイドやってた部屋を「ちょっと席、外します」って出て行く時に「えっ、アッコさん、ウンコですか?」って言ったの。オンエアーされてたからね? あんなの、絶対にダメだから。5年前は!

(春日俊彰)いや、まあそうだけど……それは緩くなったのかどうなのか、わからんよ。仕方ないっていうのも……(笑)。

(若林正恭)でも、情報にその時間を入れることはできるから。俺はびっくりしたもん。で、足がガクガク震えて、終わってからエゴサーチをしたんだから。「大丈夫かな? 大炎上しているのかな?」って思ったら、誰も何も言ってなかったけどね(笑)。

(春日俊彰)まあ、じゃあOKだったんだね(笑)。

(若林正恭)ああいうの、ダメだったと思うよ。たぶん。

(春日俊彰)まあ、そうね。うん。それはたしかにな。

(若林正恭)まあ、ダメじゃない時の方がおかしかったんだけどね。たぶん。まあ、わかんないけどね。そういう時代ってコロコロ変わるな。ああいうのってな。

(春日俊彰)いや、わからんよ。急にダメになる可能性もあるもん。

(若林正恭)またいつか、急にダメになるんだよ。急にまた、それで情報番組が増えて……みたいなのがどうせ来るんだよ。今、お笑いが多いから楽しいけど。

(春日俊彰)フフフ、そうね。ちょっと今、ブームかもしれないね。第7世代とか出てきて。お笑い界が。

(若林正恭)3、4年でああいうの、すぐに変わるからな。うん。

(春日俊彰)わからんけどね。まあ、お笑いのああいう番組、やりたいよね。

(若林正恭)まあ、本当に楽しい特番をやらせてもらったよね。

(春日俊彰)まあ、そうですな。ありがたい。

<書き起こしおわり>

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