星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で自身が日本人として初めてホストを務めたAppleMusic・Beats 1『Pop Virus Radio』の収録についてトーク。さらにクパチーノのアップルパーク、アップル本社を訪問した際の模様についても話していました。
(星野源)Beats 1の話をしていないんです。そうそう。Beats 1ってAppleMusicにあるラジオ局? ラジオステーションか。なのでインターネットラジオではあるんですけど。生放送の方はAppleMusicに入ってなくても聞けるんですけど、アーカイブっていうものはAppleMusicに入ってないと聞けないという。で、その中のアーカイブの1時間の番組を日本人で初めてホストとして任されたという。それが僕の『Pop Virus Radio』という番組です。で、それをLAに行って録ってきました。
それでBeats 1の番組を録ってきたんですけども非常に楽しくて。そのLAに行く前にクパチーノというところでアップルの本社に行ってきたんすよ。アップルパークって言われてる円形の……検索するとわかると思うんですけど。アップルの本社に招いてもらって、案内してくれたんですよ。その中というものを見せてもらって。そこで打ち合わせしたりとかしたんですけど。もうとにかくすごくて。
日本人でアーティストとして来るのはもちろん僕が初めてということで、なかなか人を招くということも少ないみたいで。前に来たのはU2のボノさんとかレディ・ガガさんとからしくて。「案内したんだ」みたいなことを僕を案内してくれた人が言っていて。で、その人はアップルパーク自体の設計に関わった人で。その人がすごく気軽に案内してくれて。とにかく素晴らしかったですね。で、もう地面から作ったってすごくない? クパチーノって結構地震があるんだって。だからああいう円形の建物……ちょっと検索してね。
New #seaforager #CSF pickup location near Apple Park in Santa Clara/Cupertino! Find your sustainable seafood near the spaceship… https://t.co/TaK2DU7nkH pic.twitter.com/36HRDDndCj
— Kirk Lombard (@Seaforager) September 11, 2019
円形の建物で柱がないんですよ。すごくない? 柱がない建物で、全面ガラスで覆われているんだけども。ガラスで支えてるっていう。でもそれが、あのもちろん丈夫にできているという、そういうデザインなんですけども。だから、地震の影響を受けないように地面から作って。それで日本の耐震技術を学んで、それを活かして地面を作って、その上に土地をさらに作って。円形の真ん中は森のような、公園のような。それでジムもあるし、瞑想をする場所もあるし、1万人ぐらいが食べれる食堂もあるし。数万人の人が働く場所だから。でもそこがね、本当に気持ち良かったんですよ。
Annoncé en 2011, inauguré en 2017, l’Apple Park fait parti des bâtiments les plus cher du monde avec une valeur avoisinant les 4,17 milliards de dollars.
Il fait 260.000 m2 (plus de 26 terrains de foot) et est situé à Cupertino en Californie pic.twitter.com/d7RsJL8q5i
— Truman (@s_trumann) September 10, 2019
プログラミングとか技術系のことをたくさんやる方々が働くから、本当にリラックスできるように設計されてて。スティーブ・ジョブズが最後にやった仕事、やりたかったことっていうのがやっとこの間、完成して。スティーブ・ジョブズが亡くなった数年後に完成したという。それでいま、どんどんとその本社の方に引っ越してきているということらしいんですけども。そこからもう大興奮みたいな。
小学生の頃からアップルが大好き
で、僕はもう小学生の頃からアップルが大大大好きなんで。もう本当に嬉しくて。まず入口でパスをもらうんだけど、そこにアップルマークのところに「Gen Hoshino」って書いてあるだけで「はぁ~……あああ~~~!」ってなって。
それでもう、そこを案内してもらって楽しくて。それでいろんなお話をして翌日、LAの方に飛んで。そのLAのアップルのスタジオに行って、Beats 1のスタジオで番組を1時間、録ってきました。あとインタビューとかも収録して。なんかやっぱり、僕が選曲をして、その間を英語と日本語でしゃべるっていうラジオだったんですけど。やっぱり、なかなか日本で「こういう音楽を聞いていて……」って紹介して盛り上がる人って、そこそこ少ないわけですけど。松重豊さんとか、それこそ三浦大知くんとかそれぐらいで。「うわっ、やっぱりこの曲、いいっすよね!」みたいな。
で、向こうでその選曲をしたのを見たら「うわっ、ヤバいね。これ最高だね!」みたいな。「これ選んでくれてありがとう!」っていう。なんかそういう話で現地のアップルのスタッフのみんなと盛り上がって。で、そのBeats 1のスタッフのみんなも本当に最高な人たちばっかりで。映像のチームもそうだし、みんな楽しいし。「本当にもう自由にやってくれ」っていうような感じで自由にしゃべらせていただきました。ぜひみなさん、AppleMusicに入っている人は『Pop Virus Radio』ね、検索して聞いてみてください。
『Pop Virus Radio』
星野源がApple Musicのラジオ、Beats1で日本人として初めて番組ホストを務めました。星野源が選曲をし、LAのBeats 1のスタジオで現地スタッフと共に制作した「Pop Virus Radio」をぜひお楽しみください。#星野源 #genhoshinohttps://t.co/3mAfumdrS8
— 星野源 Gen Hoshino (@gen_senden) August 30, 2019
なかなかやっぱり曲を中心にしたラジオっていうのをね、この番組でも曲はなるべくフルでかけるようにはしてますけども。曲を中心にした、曲を紹介するものを中心にしたラジオっていうのを今回、久しぶりにやった感じがするのでぜひみなさん、聞いてみてください。めっちゃいいと思います。面白いと思います。
さあ、曲に行きましょう。この曲はもう1月前ぐらいから選曲してたんだけど、ずっとなんか番組の最後にかけようと思ってて。ずっと、押したりとかすると曲がかけれなくなって。いつもかけられなかったんですけども。この曲をかけたいと思います。ZAQ『深淵に舞う戦慄謝肉祭』。
ZAQ『深淵に舞う戦慄謝肉祭』
<書き起こしおわり>