プチ鹿島さんがYBSキックス!の中で朝日新聞に掲載されていたカーシェアリングサービスで利用された車の中で移動距離ゼロの車が存在するという記事について話していました。
(海野紀恵)もうひとつ、今朝の朝日新聞です。「カーシェア、移動距離ゼロの怪」。
(プチ鹿島)これ、不思議ですねー。カーシェアって車をシェアするんでしょう?
(海野紀恵)そうなんです。町中の駐車場を拠点に車を共同利用するカーシェア。
(プチ鹿島)これ、山梨とか僕の出身地の長野とかだったらカーシェアよりも一家に1台どころか1人に1台だからあんまりピンと来ないかもしれないけども。都会だとね、なかなか車を1台持つのも大変だし。そもそも毎日運転するわけじゃない。土日しか運転しない人もいる。だったらカーシェアの方が割安だし……っていうのが最近の動きなんですよね。
(海野紀恵)そうですね。
(プチ鹿島)ところが……?
(海野紀恵)ところがこれ、移動距離ゼロの車があるということで。
(プチ鹿島)カーシェアのはずなのに?
(海野紀恵)そうなんです。移動手段として車を使うのではなく、休憩スペースにしたり、荷物置き場にしたり。さらには携帯の充電をするために使ったり。
(プチ鹿島)なるほど! 「カーシェア」って車を運転するためのものだと思ったら、個室として使っているということですね。
(海野紀恵)なかには、コンビニで買ったお弁当をこのカーシェアの車の中で食べたりするみたいな人もいるみたいです。
(プチ鹿島)たとえば車を使わない外回りの営業マンの人たとか、昼飯問題って絶対にあると思う。定食屋さんとか、食べる場所があるところならいいけど、全然ないところを回っている人だと……僕も経験ありますけども。じゃあコンビニで買って、どこで食べればいいんだ?っていう。公園とかもない場合ね。意外と、カーシェアが近くにあったら便利ですよね。
(海野紀恵)で、たとえば短い時間だったら数百円で借りることができるので、ちょうどいい。
(プチ鹿島)じゃあ、もう喫茶店で休むのと同じ感じですよね。
(海野紀恵)あとは、たとえば女性がちょっとお昼寝をしたいなっていうタイミングとか。
(プチ鹿島)ああ、昼寝もね、がっつり取るよりもちょっとした5分、10分の方が効率がいいみたいなね。言いますもんね。
(海野紀恵)まあ、このように移動をせずにひとつの個室として車を使っている方が……。
移動手段ではなく、個室として使う
(プチ鹿島)ああ、そういうことですか。原田龍二さんとか使っているのかな? なんてね。
(海野紀恵)フフフ(笑)。
(プチ鹿島)そういう余計なことを言いたくなりますけども。「使い方、違うぞ!」っていうね。
(海野紀恵)フフフ、「現場」になってしまうという(笑)。
(プチ鹿島)「おい、しかもあのカーシェア、10分ぐらいで終わったぞ?」みたいなね。まあ、そんな余計なことをいいましたけども……(笑)。ところが?
(海野紀恵)ところが、この料金体系というのが移動距離に応じて料金を決めるというようなシステムもあるので。
(プチ鹿島)ああ、たとえば30分いくらとか1時間いくらだったらまあ、こういう使い方でもいいんだけども。移動距離に応じてお金をいただくんだったらこれ、提供している側は困っちゃいますね。
面白いw
けど規制されちゃうだろうな。#カーシェア pic.twitter.com/K9CQ31CEgG— のり (@042yuto_m) 2019年6月17日
(海野紀恵)そうなんですよ。なんか私もちょっと調べてみたんですけども。カーシェア、基本的には月額でいくらっていうのを払って、使う時は6時間パックとか○時間パックということで料金を払って……というのが料金体系なんだそうですけども。中には、たとえば移動距離100キロ移動したらプラスでいくらですというようなところもあるので。そのあたりがカーシェアの会社としては移動距離がゼロっていうのは……。
(プチ鹿島)まあ、当然こういうサービスを始める時にはその発想はなかったっていうことですよね。個室として使われるっていうね。まあ、でも夏の暑さや冬の寒さをしのぐため、エンジンをかけっぱなしで停車するっていうこともあるという。ただ、それはそれでやっぱりアイドリングストップの観点からっていうのもあって。やっぱりこういうトンチをきかす使い方をする人っていますよね。
(海野紀恵)ねえ。またこういうのが、たとえばSNSで「こんな感じで使ってます」っていうのが拡散されると増えて……っていう。
(プチ鹿島)まあ、当人にとっては生活の知恵だから。ところが、サービスを提供している人からすると、じゃあどうなんだ?っていうね。なるほど。
(海野紀恵)そんな現状があるようです。
(プチ鹿島)そうか。車は個室でもありますからね。なるほど。
<書き起こしおわり>