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PUNPEEとカレー屋まーくん アナログDJプレイの魅力を語る

PUNPEEとカレー屋まーくん 奇書『あなたの知らないスパイスの世界』を語る SOFA KING FRIDAY
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カレー屋まーくんさんがJ-WAVE『SOFA KING FRIDAY』にゲスト出演。PUNPEEさんとアナログオンリーのDJプレイの魅力について話していました。

(PUNPEE)まーくんと言えばDJ BAJA名義だったりDJカレー屋まーくんっていう名前でDJもやっているんですけども。常にアナログ、レコードでやるイメージが自分の中ではだいぶ前からあるんですけども。いまもアナログオンリーでやっている?

(カレー屋まーくん)うん。ずっとそう。CDとデータとアナログの違いって、CDとデータでは機材トラブルとかミスがあった時ってかっこ悪いの。でも、アナログの針飛びってかっこよくなる可能性があるの。

(PUNPEE)フハハハハハハハハッ! わかるわかる(笑)。でも、物理的っすね。音飛びですからね。

(カレー屋まーくん)うん。針飛びはさ、もとに戻っちゃうじゃん? でも、あれはCDJの飛び方とかデータで機材が止まった時にはもう無理なんだよね。あれはヒップホップならではなんだよ。ヒップホップのDJっていうのはフィジカルな感じを伝えるのが他のジャンルに比べてすごく有効であって。それはスクラッチであったりするんだけども。それを失ってしまったのがヒップホップの本質がだんだん変わってきて。俺はそこが魅力的に感じなかったんだよね。

(PUNPEE)なるほど。

(カレー屋まーくん)そこでヒップホップをかけるのをやめちゃったの。掘るのをやめて、ハウスのフィジカルな……ジョー・クラウゼルとかに移っていったんだよね。だから俺、ルッキン・フォー・パーフェクト・ビーツとして他のテクノとかのパーフェクト・ビーツを探しているんだけども。DJとしては肉感的なフィジカルな感じを失わないようにするにはどうすればいいのか?っていうのをずっと持っているの。

(PUNPEE)だからずっといまもアナログでやっている?

(カレー屋まーくん)そうそう。俺は音楽として解釈するのはアナログの盤になったものだけにしているの。もちろんそうじゃないのは知っているし、それは音楽性としては不都合なんだけども、それよりも広げてもカバーをしきれないし。それではかなえきれないから、アナログがあるものだけで。でも、ないけどどうしてもかけたいものは自分で……だから自分でプレスしているの。

(PUNPEE)ダブプレートにしてかけている。

(カレー屋まーくん)そうそう。人には強制しないけど、みんなは見ながら踊っているのが現実的でさ。この息遣い……スクラッチってデータでスクラッチする時とアナログの違いってさ、スクラッチの音のデカさが変わるじゃん?

(PUNPEE)全然違うっすね。

(カレー屋まーくん)だから質感的にやっぱり伝わるわけよ。

(PUNPEE)ああー。スクラッチで結構出ますよね。かけているだけとかじゃなくて。スクラッチでやっぱりデジタル感とフィジカルなぶつけた感じっていうのは違いがでますよね。それはたしかに。

(カレー屋まーくん)そう。だから俺がロータリーフェイダーでスクラッチをするっていうのは、そこの肉感的な……「上手いスクラッチを見せたい」っていうんじゃなくて、「呼吸を伝えるから、お前たちはそれを感じて!」って。リンクをさせるための道具がスクラッチ。だから、ロータリーで上手いスクラッチができなくてもスクラッチはするし。それを伝えるためにはデータよりもアナログの方が息遣いが伝わるからアナログを使うし。

(PUNPEE)ああ、なるほど。そういうのもあったんですね。

(カレー屋まーくん)「音がいい」とかじゃない。音がいいのは、テクノなんかはデジタルで作ったデータをアナログに歪めているから音がいいこともあるけど、悪くなることもあるから。まあ、アナログが全てとは俺は言わないんだけども。でも、音が悪くなったとしても、人を感動させるのはフィジカルな呼吸の伝え方だからアナログは捨てないという。

(PUNPEE)なるほど。

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フィジカルな呼吸が伝わる

(カレー屋まーくん)レコードをこうやって選んでいる時の後ろ姿から出るオーラもフロアに影響すると思う。グランドマスター・フラッシュは音が止まってスポットライトがブースに当たって。音は止まっていて、レコードバッグを選んでいるのをみんな見て「フゥーッ!」とかって言っているわけ。あれが究極なんだけど。

(PUNPEE)フハハハハハハハハッ! なるほど。

(カレー屋まーくん)ヒップホップがやれる究極の空気の作り方っていうのはレコードのおかげで。パソコンみたいにこうやっていて、スポットライトが当たったらどんなレジェンドでも「フゥーッ!」とは言われないはずだよね。グランドマスター・フラッシュが後ろ姿でこうやって選んでいてさ、「フゥーッ!」ってなるなんて。だって、音が止まっているんだぜ?

(PUNPEE)でも、なるじゃないですか。

(カレー屋まーくん)それがヒップホップの本質のひとつなんだよね。便利とか、どうでもいいじゃんみたいな。不便さを愛でるジャンルじゃなかったの?っていう。

(PUNPEE)なるほど。うん。たしかにそうかもしれない。それも理由としてはひとつありますね。そんなまーくん流のアナログ・フィジカル理論なわけですが。ここで1曲。

(カレー屋まーくん)メロウで男性ボーカルのいい曲なんだけど。この曲は突然変なタイミングで裏声で歌い始めたりとかするのね。明らかにこれ、女の子に歌わすバースだったんじゃないか? みたいなバースがあって。で、サビを歌い上げた後にすごい気持ちいいキーボードが入っているんだけど。本当だったらもう1分ぐらいそのキーボードソロをやってほしいぐらいの感じなのに、中途半端なところでオマーが「Oh♪」って歌い始めちゃって。また変なタイミングで終わるのよ。

(PUNPEE)はいはい。

(カレー屋まーくん)俺、こういう曲の作りって変だなって思ってちょっと考えたんだけど。このタイミングってアシッドジャズがすごい流行っていたタイミングで。その時の最初の方の曲なんだけど。お金が使えて「レコードとかアルバム出せるから、みんな曲を作ろうぜ!」ってスタジオに集めたんだけど、みんな飲みすぎたり約束忘れたりとかして。それですごいいい声の色気ムンムンのちょっと太めの女性ボーカルのナントカちゃんも来れなかったり。

あとはナントカ音楽学院卒業のキーボーディストとかも来なくて。「やべえ、来ない。けど、スタジオ代、ここはアビー・ロード・スタジオだから超高いし……でも6時までだからなんとか作らなきゃいけねえ!」っつって自分で全部1人で3役とかやったから中途半端に全部自分でやっている。だけど、それを気付かされないように普通にいいメロウな曲になっちゃったんじゃねえか?っていう曲。

(PUNPEE)面白いですよね。その妄想的な感じでレコメンドをするっていうか。

(カレー屋まーくん)でも、結構誰もやっていないと思うんだけど。

(PUNPEE)俺もたまにやりますね。

(カレー屋まーくん)いろいろとあるよね? これ、実は……って。PSGも意外とあるでしょう?

(PUNPEE)フハハハハハハハハッ!

(カレー屋まーくん)「おかしいな、このサンプリングの切れ方?」とか。

(PUNPEE)じゃあ、そのまーくんが妄想して聞いているというオマーの『Outside』という曲をお聞きください。どうぞ。

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Omar『Outside』

(PUNPEE)で、クラウドファンディングであれしてくれた方にはもうすぐ自分の7インチも発送になりますので。

(カレー屋まーくん)カレー屋まーくんエクスプロージョン。

(PUNPEE)カレー屋まーくんエクスプロージョン feat. PUNPEEの……。

(カレー屋まーくん)『Curry Song』にしなかったっけ? 意外と話し合ったよね?

(PUNPEE)フハハハハハハハハッ! 『Curry Song』という曲もありますので。それもすごいメモリアルな1曲。いろんな人が参加してくれてね。

(カレー屋まーくん)うん。いろんな人が参加してくれて。

(PUNPEE)知り合いの息子だったりとか、METEORくんとか、その他もろもろ参加してくれているので。

(カレー屋まーくん)みんな、いい味を出して。素晴らしい曲だよね。ありがとうございます。

(PUNPEE)すげえいい感じにまとまって。でも、待たせてしまって。本当は去年に送るはずだったんですけども。

(カレー屋まーくん)うん。でも全員遅れているから。「全員、どんまい!」で(笑)。

(PUNPEE)フフフ、たしかに(笑)。でも、遅れてしまったけど、すごいいい曲になっているので。よかったらそれも聞いてもらえればと思います。というわけで今回はカレー屋まーくんをお招きしてお送りしました。まーくん、ありがとうございました。

(カレー屋まーくん)ありがとうございました。

(PUNPEE)というわけで『SOFA KING FRIDAY』、次回もよろしくお願いします。さよなら、さよなら……。

(カレー屋まーくん)サヨナラッ!

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カレー屋まーくんエクスプロージョン feat. PUNPEE『Curry Song』

<書き起こしおわり>

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