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モーリー・ロバートソンと田中和哉 渋谷ハロウィン路上飲酒禁止を語る

モーリー・ロバートソンと田中和哉 渋谷ハロウィン路上飲酒禁止を語る 水曜日のニュース・ロバートソン
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東京大学院・政策研究大学院大学研究員の田中和哉さんがBSスカパー!『水曜日のニュース・ロバートソン』に出演。モーリー・ロバートソンさん、プチ鹿島さんと渋谷区が検討しているハロウィンの路上飲酒禁止条例について話していました。

(田中和哉)だから、アメリカがすごいのは実は「両張り」をするんですよ。「このスタートアップにも(投資を)張る。でも、Googleにも張る」っていうことをシリコンバレーがやれるっていうことはすごくて。どっちもやれるっていう。で、日本人は結構「ベンチャーだ!」ってみんな言うんですよ。経産省みたいなところは特に。でも、「いやいや、普通の企業とかいまの大企業で車を作っているところとかは? 車、なくなったら困りますから!」っていう話なんですよね。ちゃんと両方に張るっていうのはめちゃくちゃ重要だと思います。

(モーリー)あと、もうひとつ。いま、車で思い出したんですけども。アメリカってカウンターカルチャーが強い。で、理系のエリートたちは私が大学生の時は軒並み、「車なんか乗らなくていい。自転車でいいんだ!」っていう価値観がすごく蔓延していたわけ。そういうもうひとつの価値観をちょっとした知的な人たちが共有しているっていうのは強みだと思うんですよね。

(田中和哉)そうなんですよ。だから、いまの「両方張る」っていうことはもうちょっと詳しくというか、難しく言うと「多様なことを認める」っていうことなんですよね。「みんなが平等でみんなが一緒」では逆。まあこれ、学校教育とは逆みたいなことを言っていますけど。いま、実は学校教育もちょっとずつは変わってきているんですけど、もっとたぶん早く変えなきゃいけないし、実は平等意識がいちばん強いのは大学なんですよ。だから大学を変えなきゃいけないと思っていて。

(モーリー)へー!

(プチ鹿島)大学ですか。

(モーリー)大学のその平等意識っていうのは、たとえばどういう時にその悪しき平等っていうのが出てくるんですか?

(田中和哉)まず、いちばんデカいのは「就活」ですよね。就活、みんな黒い服を着て、誰ともども変わらないような感じにして。「あなたはどこが他の人と変わっていますか?」っていう風に就活をされて。でも、「『変わりますか?』っていやいや……いままではずっと『一緒にしろ』って言われてきて。会社に入っても結構一緒じゃないですか」っていう。その建前だけの「あなたは違います」っていうのをどれだけやれって植え付けているのか、それは相当にデカいですよね。

(モーリー)なるほど。たとえば昨日か今日、出たんですけども。渋谷区が今年のハロウィンは抜本的に手を打とうって……。

(プチ鹿島)もうお酒をね。飲酒をさせないっていう。

(モーリー)つまり、ハロウィンで人が来ることを「迷惑行為」という前提で。商店街も「シャッターが壊された」とか、そういうのが報道されて。その視点にもうちょっと「多様性」がほしかったわけ。

(田中和哉)そうなんですよ。だからさっき言った通り、自治体は住民とか事業所を見ていて、来る人のことはあまり考えていないんですよ。そういうインセンティブ構造になっちゃっているから。そこは、逆に来る人から入場料を取ればいいんですよね。で、なんかをやって、それで問題があれば補修しますっていうのでいいわけで。むしろ、ちゃんとお祭りにしてお金を集めるっていう方法もできるはずなんだけども、そういう発想がなかなかないっていうのは難しいのかなと。

(モーリー)しかも、ひたひたと日々GAFAやスマホを使い続けることで、お客さんは全世界。渋谷にあれだけ一気に人が集まるっていうのも、それはソーシャルメディアがあるからなんですよね。

(プチ鹿島)そうですよね。だから副都心線がつながって埼玉の方から渋谷に行くのが憧れっていう人が集まっているわけだから。

(モーリー)そうなんですよ。だからみんなでそういったことの整備をがんばった成果がハロウィンの馬鹿騒ぎなのよ。その結果の実が目の前でなっているわけ。で、美味しそうな匂いがしている。なのに……。

(プチ鹿島)むざむざと。

(モーリー)それを腐らせている。

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東京でめちゃめちゃ稼いで地方に配ればいい

(田中和哉)そうなんですよ。だから、東京はめちゃくちゃ稼いでその分を地方に配ればいいんですよ。だから、地方で儲けるとか足の引っ張りあいじゃなくて、めっちゃ稼いで配るっていう仕組みをちゃんと作っていく方が面白いかなって。

(プチ鹿島)面白いですね。どんどんと一極集中をして、それを地方に分ければいいんじゃないかって。

(モーリー)なるほどね。なんか健全なアメリカの共和党員の意見を聞いているような気がする(笑)。

(プチ鹿島)フハハハハハハハハッ! 健全な?

(モーリー)古き良き、トランプさんとかブッシュさんの前の。「本当にそうだよな」って思っちゃう自分がいて。「俺は共和党員か?」って思いましたね。いや、本当に素晴らしいと思います。だからめちゃくちゃ稼いで配る。そして循環を生む。みんなで平等に負の分配で、「あなたがこれだけ貧乏だから私もここまで下げましょう」っていうのよりは、いいですよね。

(田中和哉)絶対にいいですよ。だってAIやロボットがみんな働いてくれるんだから。そしたら、その分をみんなで設ければいいんですよ。

(プチ鹿島)なるほど!

<書き起こしおわり>

モーリー・ロバートソンとプチ鹿島 渋谷のハロウィンを語る
モーリー・ロバートソンさんとプチ鹿島さんがBSスカパー!『水曜日のニュース・ロバートソン』の中で異様な盛り上がりを見せた渋谷のハロウィンについて話していました。
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