吉田豪と槙田紗子 アイドルとお金の問題を語る

吉田豪と槙田紗子 アイドルとお金と家族の問題を語る SHOWROOM

元PASSPO☆の槙田紗子さんが『猫舌SHOWROOM 豪の部屋』に出演。吉田豪さんとアイドルとお金の問題について話していました。

(吉田豪)BiSHがあそこまでの成功をするとは本当に思っていなくって。で、これは各地で言いふらしているんですけども。渡辺(淳之介)さんからBiSHの給料事情を聞いて本当に驚いているんですよ。あんなに払っている事務所、ないですよっていう。

(槙田紗子)ええっ!?

(吉田豪)経費を抜いた売上をメンバーと事務所で折半するらしいんですよ。だからCMとかがガンガン入ると、全部それがメンバーに還元されるから、とんでもない額になっているんですよ、いま。

(槙田紗子)そうか……。

(吉田豪)そんなホワイトな事務所、ないですよ?っていう。BiS時代にブラックすぎたんで反省してホワイトにしたんですよ。そしたらホワイトにしすぎたっていう(笑)。

(槙田紗子)ああ、なんかね、プールイさんが公開してましたからね。

(吉田豪)ボヤいてましたよ(笑)。

(槙田紗子)アハハハハハハハッ!

(吉田豪)あれだけ体を張ってもらえなくて。それでその線路を引いた結果、その線路に乗ったBiSHがどんどんと稼いでいるっていう。

吉田豪とプー・ルイ 中堅アイドルグループ解散とYouTuber活動を語る
プー・ルイさんが『猫舌SHOWROOM』火曜日『豪の部屋』の中で吉田豪さんと最近相次ぐ中堅アイドルグループの解散や、プー・ルイさんのYouTuber活動の面白さと難しさについて話していました。

(槙田紗子)でも、やっぱり売れているんで、それはもらった方がいいと思いますね。それこそね、「CMやってるのにこれしかもらえないの?」とか、バレやすいじゃないですか。

(吉田豪)バレます。

(槙田紗子)いや、それは素晴らしいと思います。夢がある話じゃないですか。

(吉田豪)かつて、ブラックで叩かれた人が、いちばん金払いのいい事務所になるっていう。誰も想像をしなかった展開(笑)。

(槙田紗子)いい話(笑)。

(中略)

(吉田豪)(コメントを読む)「月50は固い?」。あ、これBiSHの話ですね。それどころじゃないですよ。

(槙田紗子)いや、BiSHは50じゃないでしょう?

(吉田豪)全然、それどころじゃないですよー(笑)。(コメントを見て)そう。2ケタだと「入っていない」って言われるそうですよ。渡辺さん、ボヤいてましたよ。「今月、給料入ってないんですけど?」って言われて確認したら振り込まれていて。2ケタだと気づかないっていう(笑)。「すげえ!」っていう(笑)。

(槙田紗子)いいなー(笑)。

(吉田豪)アイドルでそんな夢、見れるんだ!っていうね。

(槙田紗子)一生分稼げますね。もう。

(吉田豪)うん。なんだろう? 48でもなかなかそのクラスまで行くのって、よっぽどじゃないですか。

(槙田紗子)そうですね。指原さんとか……まあでもなんか、いまはあんまりお金を使わずに貯めて、卒業した後にしばらく海外とかで過ごしてほしいですね。働かずに。

(吉田豪)フフフ(笑)。

(槙田紗子)なんかいま、あんまり贅沢してほしくないなって思うじゃないですか。

(吉田豪)そうですね。変な使い方はしてほしくない。

(槙田紗子)アイドルにやっぱりあんまりお金、使ってほしくないなって思うんで。

(吉田豪)これ、意外と難しい問題で。「48はギャラを払いすぎたせいでちょっと夜遊びとかをしちゃったんで、坂道はギャラを抑えた」っていう噂があって。たしかにそれ、若いうちにあげすぎると問題っていうのはあるんですよ。

(槙田紗子)そうですね。あとは基本的に10代の子は親に管理してもらいたいっていうのはありますよね。

家族がお金を勝手に使ってしまうパターン

(吉田豪)絶対にそうですね。だからハロー!でもその問題、あったじゃないですか。ハロー!が比較的ギャラ払いがよかったせいで、そのせいで家庭が崩壊するパターンもあったんですよね。加護ちゃんのお金をお父さんが勝手に使ってしまうみたいな。

(槙田紗子)うんうん。そうですね。家族の学費とかをね、ギャラで払うとかね。そこはね……難しいよなー。

(吉田豪)難しい。金払いはよくあってほしいけど、子供に払いすぎていいのか問題っていうのはずっと言っているんですよ。

(槙田紗子)お金は人を狂わせますからね。

(吉田豪)狂わせるんですよ。本当、加護ちゃんの話が切ないんですよ。完全にお父さんが勝手にお金を使っちゃっていたっていう。それはね、加護ちゃんもタバコ、吸いますよっていう。しょうがない!っていう。

(槙田紗子)吸いますよ! どんだけがんばって稼いだお金だと思っているんですか?

(吉田豪)そう。っていうね。

(槙田紗子)でもね、加護ちゃんも『ひなフェス』で美しい涙を流してらっしゃいましたね。

(吉田豪)本当に、僕もボロボロ泣きましたよ。うん。

(槙田紗子)もう辻ちゃんの笑顔と加護ちゃんの涙のあの対比が……思い出すだけで泣きそう。

(吉田豪)最高でしたね。辻ちゃんのケアのバランスからなにから。最高!

(槙田紗子)そう! それであんなダメダメだった辻ちゃんが加護ちゃんをちょっと支えているっていう。やっぱり母になっただけあるな、みたいな。

(吉田豪)2人とも、母になってね。

(槙田紗子)そう。なんか人間としての成長が……「何様だ?」っていう感じですけど、すごい感じられて。

(吉田豪)アイドルを見ているとそういうね、人生のドラマが見られるわけじゃないですか。

(槙田紗子)本当ですよ!

(吉田豪)加護ちゃんなんかは特にハロー!を辞めてから僕、比較的絡んでいたんですよ。加護ちゃんの大変な瞬間をいっぱい見ているわけですよ。あんまり表に出せないぐらいの加護ちゃんの大変な人生の話も聞いたりとか。全てに事情があったっていう。加護ちゃんばっかり責められているけど、それはしょうがないみたいな状況ばかりがあったって話を全部聞いて。それで、3年ぐらい前かな? 大阪でイベントをやった日に、ちょうど加護ちゃんがクラブで営業をしていたんですよ。それが、加護ちゃんがハロー!の曲を解禁した時期で。

(槙田紗子)はいはい。

(吉田豪)ところがEDMばっかりかかるすごいナンパ箱で。加護ちゃん目当ての客って10人ぐらいしかいないんですよ。そこで加護ちゃんがタンポポの『恋をしちゃいました!』とかを歌うんですよ。ところが、それにがっついているのは最前の10人ぐらいで、その後ろぐらいだともうナンパしてるんですよ。そんな状況で加護ちゃんが客とかをガンガンに煽りながらタンポポを歌っているのを見て、もうボロボロ泣けて。その後で加護ちゃんがハロー!に復帰して中野サンプラザで満員の客から加護ちゃんが歓迎されているのを見て、それでもうボロボロ泣いて。バレないように僕、本当に帽子を目深にかぶっていたのに、「吉田豪が泣いてた」ってツイートされてて(笑)。

(槙田紗子)アハハハハハハッ! バレてる(笑)。

(吉田豪)バラすな!っていうね(笑)。ハロー!は泣けますよ。

(槙田紗子)泣けますね。いいですねー。

(中略)

(吉田豪)(コメントを読む)「BiSHメンバー、金持っている感は端々に出ている」。

(槙田紗子)でも、そりゃあ出ちゃいますよ。

(吉田豪)出ますよ。うん。(コメントを読む)「積立システムにしたら?」。本当にそれ、思うんですよ。10代のうちはそんなに払わないで、その分を後に給料としてちゃんと還元していくような、長くサポートするようなシステムがいちばんいいんだと思いますよ。

(槙田紗子)なんかでも、その金銭感覚とか遊びの感覚とかってもう親の仕事の範疇じゃないですか。でも、やっぱり芸能事務所ってそういう役割も担っているし。そこが難しいですよね。

(吉田豪)(コメントを読む)「まだ長者番付が公表されていた時代の辻加護の支払った税金」。ハロメンが長者番付、すごい並んでいましたもんね。一時期。

(槙田紗子)そうなんだ!

(吉田豪)本当にアップフロント、ちゃんと払っている!っていう。

(槙田紗子)えっ、折半とかですか?

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