『水道橋博士の80年代伝説』でゲストの吉幾三さんが元祖日本語ラップといわれる名曲『俺ら東京さ行くだ』誕生秘話を話していました。
(水道橋博士)「俺ら東京さ行くだ」って、日本の原始ラップじゃないかっていう説ってずっとあったんですけど、実際そうなんですね?
(吉幾三)あのね、ニューヨークにいる、日本人なんだけども、僕のよく知っている板前さんの先輩、僕よりも随分先輩の人が、ニューヨークでジャパニーズレストラン出すから来てくれって引きぬかれていった。その人が「知らないと思うけどこんな歌が今流行っているんだ」って5枚だか10枚だか、アルバムを送ってくれたんですよ。レコード。その中で、今で言うラップっていう、ただ英語でしゃべっている、後ろでズン・ダッタ・ズンッて(ビートが)入っていたの。
それを聴いて、「なんだこれ?これが歌か?」と。その中にまた、ちゃんとブラックミュージック音楽があって、聴いていて、それを聴いていたせいもあるんでしょうね。なんとなく・・・これ(俺ら東京さ行くだ)、ギターで作ったと思うんだけど、やっているときにそういう(ラップ的な)フレーズになってきたのね。
(水道橋博士)だからこう、偶然にラップを後からつけたっていう解釈する人もいたけれど、そうじゃなくてラップを既に、ラップと呼んではいなかったけれど聴いて、そこで解釈していたということですね?
(吉幾三)ですね。
(中略)
(吉幾三)(ラッパー的なハンドサインを出しながら)あーそいでー、言っておくけどー、こっちカメラ?言っとくけど、俺60になるんだけどー、分かった?アレ、ラッパーの連中よ、いい?俺、ラッパーだから、そこんところ、俺の演歌聴いても、「違うんだよ。吉は本当はラッパーなんだよ!」って言ってくれれば、チョーありがてーし。ヨロシク!
