吉田豪とバンドじゃないもん!みさこ アイドルの恋愛・結婚を語る

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(みさこ)なんか、よく考えたら最初からその子とお似合いだったんですよ。私、挟まなくてよかったなって自分自身で思うというか。そうそうそう。(コメントを読む)「どうしんどいの?」。いや、その時の自分もクズだったんですよ(笑)。

(吉田豪)ダメな恋愛をしていた時期っていうかね。

(みさこ)そう。だから本当にさすがになんかね、それがバンもん!に入る前のかまってちゃんでは活動しているっていう時期だったんですよ。で、かまってちゃんにこうなっちゃうと、私はその人の存在を忘れちゃうんですよね。本当に。で、2年連続で相手の誕生日を忘れたんですよ。

(吉田豪)ああー……。わかんないでもないですよ。まあね、仕事に夢中になるとそうなりますよ。

(みさこ)そうそう。で、2年目になってさすがに私も人の心を持っているから、それが判明した時に泣いたんですよ。私はどんな人間だ!って(笑)。

(吉田豪)これはドジっ子では済まされないぞって(笑)。

(みさこ)私はなんて心のない人間だ!っていうことで。だから、私は本当にたぶん……。

(吉田豪)仕事に専念するタイプの人なんですね。

(みさこ)相手のことがどんなに大事でも、仕事に勝てない。ギリ(笑)。どうしても仕事を優先してしまうっていう感じがあって。だから、それでもいいっていうぐらい、相手も仕事だったりとか趣味だったりとか、私よりもギリ大事なものがある人がいちばんいいんじゃないかなって思うんですけどね。

(吉田豪)そう思いながら婚活をして、なかなかうまくいかなかったんですか?

(みさこ)そう。恋愛下手っていうのも2つあると思っていて。モテないことをわざとしてしまうっていうタイプと、そもそもなかなか好きになれないっていうタイプがいると思うんですけど。後者ですね(笑)。

(吉田豪)ほう(笑)。

(みさこ)後者。後者がいちばん、結局厄介で。「モテよう」ってざっくりあるけど、相手がどういう人かにもよるけど、単純に誰かに好意を持ってもらうっていうだけだったら努力でどうにかなることが多いけど……。

(吉田豪)そこで好きになれない?

(みさこ)「好きになれない」って、めちゃくちゃ分母を増やす以外になかなか難しいんですよ。

(吉田豪)なるほどね。10人ぐらい来た中で1人ぐらい好きになるかもしれないというか。

(みさこ)そうそうそう(笑)。だから、ファンの方とかはもう本当に応援してくれているっていうだけで自分からめちゃくちゃその人の人生を応援したくなるし。物理的にも、たとえばチェキを撮る時とかも私から手を握ったりとかしたくなるしっていう感じなんですけど。なんかわかんないんですけど。やっぱり恋愛対象ってなった時にもう触られるのも嫌なんですよね(笑)。

(吉田豪)ええっ?

(みさこ)気になっている段階ぐらいまでだと、触られるのも嫌なんですよ。

(吉田豪)ファンとか、別の仕分けになっていたら全然いいけど?

(みさこ)そう。ファンは大前提として大好きなんですよ。

(吉田豪)自分から行きたいけど。

(みさこ)だけど、それ以外の……めっちゃ仲がいい友人とかだったら話は別だけど、気になっている程度の人とかだったら、手を握られたらもう嫌いになっちゃう(笑)。

(吉田豪)デートぐらいの段階でも?

(みさこ)そうそうそう。全然。(コメントを読む)「こじらせてそうだ」。そう。こじらせがすごくて。

(吉田豪)だってでも、それはそうなるものじゃないですか。

(みさこ)そう。ゆくゆくは。で、相手の好意をまったく感じなくて。相手がこっちのことを……。

(吉田豪)別に普通に思っている。「ああ、友達」って。

(みさこ)普通に友達っていう扱いをしてくれたまま、私からめちゃめちゃ1回好きにならないと無理。たどり着けなくて。

(吉田豪)ものすごい難しいじゃないですか。

(みさこ)めっちゃムズくて。で、恋活アプリって当たり前だけど基本的にはやっぱり恋愛とかをするために登録をしているもので。私もなんか、プロフィールで外しには行っているっていうか。まず友人として仲良くなれるような方という風に募集はしているんですけども。なかなか……難しいんですよね。かわいく言えば押されるのが苦手。

(吉田豪)ああー。えっ、何人か会いはしたんですよね?

(みさこ)会いました。4人、会いました。で、4人目の方とはいまも連絡、やり取りはさせていただいているんですけども。

(吉田豪)で、正体をバレたのが1人ぐらいいたんでしたっけ?

(みさこ)それは会っている方じゃなくて、写真でバレただけなんですけども。ということに去年、ひとしきりがんばってみて気づき。しかもめちゃめちゃ忙しい時期に。去年、私はツアーしてない時期がなかったぐらい、かまってちゃん10周年でめちゃめちゃツアーしていたんですけども。

(吉田豪)バンもん!もがんばっていた中で。

(みさこ)そんな中で4人は会ってみたんですけども、自分のダメだが浮き彫りになったという(笑)。

(吉田豪)「私、これは向いてないぞ」と。

(みさこ)「あれ? 恋愛下手な人だぞ?」って気づくという。

(吉田豪)しかもしばらくブランクがあって、より下手になっている可能性も。

恋愛下手な人

(みさこ)そうそう(笑)。ブランクがすごい(笑)。で、なんか私もツイキャスとかやっていると、いまかまってちゃんの方のアカウントでやっていると「お茶爆」っていうのがあって。まあ、言ったら課金をしてスタンプとかを送ってくれた方宛てにお礼ができるんですよ。そこでちょいちょいその恋活の進み具合とかを話していたんですよ。そしたら、全然進んでいなくて。それで自分がダメだっていう話を最近しだしているっていう(笑)。

(吉田豪)まだ、やってはいる?

(みさこ)でも、だからいま、私は携帯をよく壊すんですけども。携帯を壊して、いま新しい携帯になっていて。そっちの方ではアプリのダウンロードすらし直していないです。

(吉田豪)うーん。それすらトラウマになりそうですね。向いていなかったっていう。

(みさこ)そうですね。なんかちょっと……他にもいると思うんですけどね。やっぱりでも、世の中が恋愛至上主義すぎるな!

(吉田豪)ほう。

(みさこ)すぎません?

(吉田豪)あの、女子の世界は特にそんな気がしますよね。

(みさこ)そう。私も恋バナは好き。聞くのは大好きなんですけど……「しなくてもいい」ってちょっと思っちゃっているところがあって。

(吉田豪)やっぱりどこかね、「仕事があれば……」みたいな気持ちがあるんでしょうね。

(みさこ)そういうのもあるけど……そうなんですよね。まあでも、まったりがんばります。やっぱり去年は焦ってやってはいたんだけど、最近は「向いていないぞ」っていうのがわかってきたんで。

(吉田豪)まずリハビリから始めなきゃいけないですね。

(みさこ)リハビリ。徐々に。最終的に私、恋愛対象とはまた違うけど、どんぐらいのときめきをずっと求めているのかっていったら、キリンジの『エイリアンズ』を友達が歌ってくれるぐらいでいいんですよ。

(吉田豪)友達が?(笑)。

(みさこ)付き合ってないっす(笑)。それぐらいのときめきで一生を全然終えれるっていう(笑)。

(吉田豪)ああー(笑)。結婚する気、全然ないじゃないですか(笑)。

<書き起こしおわり>

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