吉田豪と中野たむ 元カタモミ女子運営・JJ小野を語る

吉田豪と中野たむ カタモミ女子とSODを語る SHOWROOM

中野たむさんが『猫舌SHOWROOM』火曜日に出演。吉田豪さんと元LinQのプロデューサーだったJJ小野さんが実はカタモミ女子の運営もしていた件について話していました。

(吉田豪)店としても店の宣伝としてアイドル活動はやってほしいけど、本格的にはやってほしくないみたいな葛藤があったっぽいっていう。

(中野たむ)やっぱりそうなんですね?

(吉田豪)なぜなら、音楽活動の方が稼げないから。あくまでもお店の宣伝活動としての音楽活動っていうことだったっぽいですね。

(中野たむ)いま冷静になって考えると、たぶんそうだったんですけど。やっぱり女の子たちはアイドルとしてがんばりたいっていう気持ちが強かったから。まあ、噛み合わなくなってきちゃいましたよね。それでもなんか、運営さんも結構いろんな方を送り込んでくださって。

(吉田豪)「いろんな方を送り込む」?

(中野たむ)フフフ、7回プロデューサーが変わっているんですよ。

(吉田豪)へー、そうなんだ!

(中野たむ)数えた時は7回だったんですけど、いまになってみると誰かは思い出せない。ただ、その1人が元LinQのプロデューサーのJJ小野さんだったんですよ。

(吉田豪)ええーっ? 嘘!

(中野たむ)すごいでしょう?(笑)。

(吉田豪)小野さん、来たの?

(中野たむ)小野さん、だいぶ来てました。

(吉田豪)えっ、それはLinQを辞めてから?

(中野たむ)辞めて、あちらに行かれて戻ってきて……。

(吉田豪)LinQでちょっと騒動を起こして辞めて、その後にちょっとアダルトなお仕事をされたとは聞いていたけど、その流れで……なのかな?

(中野たむ)かな?

(吉田豪)へー! (コメントを読む)「街宣車の人?」。そう。この番組で伊藤麻希さんが来た時に僕の大好きなエピソードを話していたんですよ。

(中野たむ)なんですか?

(吉田豪)LinQが当時、テレ朝動画でずっと番組をやっていたんですよ。で、基本的に東京に来て撮っていたのが、はじめて九州までカメラが来てくれて。すごいうれしくてテンションが上って「ついにテレ朝が福岡まで来てくれた。やったー!」ってなっていた時に、よりによってその外ロケの時に右翼の街宣車がいて。拡声器で怒鳴っていて。そしたら小野さんが「せっかくテレ朝が来てくれたのになに考えてんだ!」って街宣車に乗り込んでいって(笑)。「テメーら、コラーッ!」っつってブチ切れて、テレ朝のスタッフとかが「なにをやっているんだ、この人は……」ってなっていたらLinQのメンバーは「ああ、いつものことですよー」みたいに一切動じていなかったっていう大好きな話で(笑)。

(中野たむ)アハハハハハッ! いやー、すごい方ですよね、本当に。そんなの本当に序の口ですよ。

(吉田豪)フハハハハハッ! そんな感じの人ではあるっていう。

(中野たむ)いや、もっとすごかった。

(吉田豪)面白い人なんですけどね。僕、全然嫌いじゃなくて。2回ぐらいイベントをやって、1回打ち合わせで飲んで。面白い人なんだけど、まあ問題は起こすだろうなっていう感じはあって。

(中野たむ)だいぶ(笑)。なんか、才能に溢れている方なんですけど、まあアクが強いというか。まあ、その当時カタモミ女子ってバラバラだったんですよ。で、それを立て直すためにっていう感じで来てくださったんですけど……まあ、すごいワンマンで。すっごい怒鳴るしすごい怒るし、パワハラ・モラハラもすごいし。あと、スタッフさんへの暴力もすごくて。根性焼きとかしていて。

(吉田豪)わーっ!

(中野たむ)「えっ、これはマジでヤバいやつじゃん?」って思ったし。しかも、そのお店に住みついちゃったんですよ。

(吉田豪)あそこの店舗に?

(中野たむ)店舗に寝泊まりしていて。もうみんな、気が休まらないんですよ。

(吉田豪)常にJJがいる?(笑)。

店舗に住みついたJJ

(中野たむ)怖い。なにを言われるかわかんない、みたいな。「お前ら、そんなんじゃ売れないわ!」みたいな。「水着で接客しろ!」みたいなこととかも言い出して。「いや、水着はさすがに……」って。

(吉田豪)事故りますよ!(笑)。

(中野たむ)そう。まあ、JJさんが来たのが夏で。「8月から全員水着で接客や!」みたいになって「いや、さすがにそれは無理でしょ……」ってなって、みんなでもう住みついてらっしゃったので。

(吉田豪)「住みついてらっしゃった」(笑)。

(中野たむ)JJの私物をゴミ袋に入れて、燃えるゴミの日に出して(笑)。

(吉田豪)ダハハハハハッ! クーデターだ!

(中野たむ)そう(笑)。デモを起こしたんですよ。そしたらもう次の日から来なくなったっていう。

(吉田豪)すごいね(笑)。カタモミ女子はそうやって戦えるんだね(笑)。ペットボトルを投げたりとか、運営の私物を捨てたりとか(笑)。

(中野たむ)運営と戦うアイドル(笑)。

(吉田豪)いい話ですねー。

(中野たむ)いや、でもいま考えてみると、もしかしてみんなが水着で店舗でやっていたら売れていたのかな? とか……ちょっと思ったりしますけども。

(吉田豪)間違いが起きる可能性が増えますよ。

(中野たむ)ああ、そうですよね。

(吉田豪)ただね、お客さんがなんかやらかしたらブチ切れたJJがその個室に入ってくるわけでしょう? 大変なことになりますよ。罰金100万とかの世界になりますよ(笑)。

(中野たむ)フハハハハハッ!

(吉田豪)恐ろしい(笑)。

(中野たむ)サバイバルでしたね、本当に。毎日がサバイバルでした。

(吉田豪)でもね、そうやって戦えるハートがあるのは素晴らしいことですよ。

<書き起こしおわり>

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