ももいろクローバーZのマネージャー兼プロデューサーの川上アキラさんが『猫舌SHOWROOM 豪の部屋』に出演。吉田豪さんとアイドル戦国時代の話をしていました。
?#猫舌SHOWROOM「豪の部屋」?
ももいろクローバーZプロデューサー #川上アキラ 氏とお届けしました?✨#ももクロ #momoclo
次回4/2(火)20時~は #水野しず(@320_42)が登場?
⚠4月から「猫舌SHOWROOM」は1時間前倒しで20時からの配信となりますhttps://t.co/33xAYKTSFq#SHOWROOM pic.twitter.com/Az75HUUja2— SHOWROOM (@SHOWROOM_jp) 2019年3月26日
(吉田豪)ももクロは追い込んでも悲壮感が出ないっていうか。そのへんが上手いバランスでしたよね。基本、全て呑気な話に着地しやすいっていう。
(川上アキラ)あとはそういうところを見せるのを美学としないようにしようっていうのは教えていたので。本当に水鳥と一緒で、そこらへんはかっこつけていきたいなって。だから本当にたまたま、ああいうメンタルもすごい4人をうちの社長が選びましたよね。
(吉田豪)偶然。
(川上アキラ)偶然。本当に覚えていますもん。あの会議。本当ですね。「お前、暇だからやれるだろ?」みたいな感じで。
(吉田豪)ちょうどね、とある騒動で川上さんが暇になり(笑)。本当にそこらへんのデリケートさがずっと僕、気になっていて。最初に僕、理事長に会った時に理事長に超激を受けたのがそれで。たしかちょうどQJでももクロ特集の時期だったんですね。で、僕がQJのももクロ特集の年表を見て、「沢尻エリカから始まってないのはおかしい!」って文句を言ったんですよ。「『沢尻エリカの騒動があって、川上さんが暇になった』から始まるべきなのに!」って言っていたのが、理事長がちょうどそのQJに出たばっかりでQJの編集に言ったのが「あれ、ダメだよ! 沢尻から始めないと!」って(笑)。
(川上アキラ)フハハハハハハッ!
(吉田豪)「えっ、それ理事長的には公式の年表なんだ?」っていう(笑)。
(川上アキラ)いや、でも本当に大ファンですよ。俺も沢尻エリカさんは。
(吉田豪)もちろん。
(川上アキラ)すごいファンで。本当にいまのももクロの4人も影響を受けているし。やっぱりすごい面倒見がいいんですよ。メイクの仕方とか。ちょっと会っただけですけど。本当に一瞬しか重なっている時期はないですけどね。
(吉田豪)うん。
(川上アキラ)ですね。あれは……そうっすね。いや、でもいまエイベックスですげえ、かっこいいなって思って見ていますよ。
(吉田豪)川上さんが暇になる時期に、ちょうどもうアイドルのプロジェクトが始まってはいたわけなんですよね?
(川上アキラ)なんか理事長の頭の中にはあったんじゃないですかね。
(吉田豪)オーディション的なものをやっていたりとかして。たしか1回、川上さんに確認をしたら「よく知らない」って言っていたけど、その時期に掟ポルシェが呼ばれた説っていうのが……。
(川上アキラ)ああ、なんかあるんですよね。それ、全く僕も知らないんですよ。
掟ポルシェが呼ばれた
(吉田豪)知らないですよね。Perfumeがブレイクした際に「その裏に掟ポルシェあり」という評判が当時、あって。
(川上アキラ)ねえ。それで「話を聞いてみよう」ってことに……。
(吉田豪)よくわかんないままスタダに呼ばれて(笑)。
(川上アキラ)なにをしたんですかね?
(吉田豪)オーディションの映像ももらったりとかして、なんか関わっていたって言ってましたね。
(川上アキラ)「アドバイスをもらいたい」とか?
(吉田豪)だから後のももクロメンバーを見ていたみたいな話を聞いたことがあって。で、掟さんが当時、「俺がやっちゃダメだと思うことは……」って言っていたのが、「和風とかそういうのはよくない」とか「色分けがよくない」とか。
(川上アキラ)フハハハハハハッ!
(吉田豪)その言っていたことを全部取り入れたら成功した説っていう(笑)。
(川上アキラ)そうですね(笑)。いや、和風はもう当時の高井つき奈ちゃんのために……ああ、そうだ。思いだしてきた。そうそう。グループを作ろうって。
(吉田豪)高井さん、Twitterで元気ですよ。
ももいろクローバーも10周年なんですね。私がいたのは本当に最初の少しだけですが、関われたことは私の人生において誇りだと思っています。
本当におめでとう。これからもずっと、大好きです☘— 高井つき奈 (@tsukina76) 2018年5月22日
(川上アキラ)本当ですか。つき奈ちゃん。すげー面白いいい子でした。
(吉田豪)そうなんですよね。高井さんありきで最初進んだプロジェクトで。
(川上アキラ)理事長が好きな顔ですよ。
(吉田豪)で、彼女が日本舞踊をやっていたから「和風だ!」って。
(川上アキラ)和風だと。で、それに合う周りを決めようっていう。それでグループにしようって。そうそう。覚えてます。
(吉田豪)川上さんはそこでどういう風に自分の色を出そうと思ったんですか?
(川上アキラ)だから和風っていうところは和風なんだろうなっていうところで。あとはもう全部やらせてもらっていたんで。まあ、ちょっとプロレス色は出して。あとイベントはそんな感じでしたよね。だから本当に、ねえ。たけしさんも好きだし、電波少年も好きだしとか、そういうような要素も入れたり。なにか発表する時は土屋さんのああいう、ダース・ベイダーの音楽を流したりっていうのはそういうことだと思います。
(吉田豪)はいはい。エンタメ要素を予算がないなりにどうやって入れるかと。
(川上アキラ)そうですね。四六時中、それをやっていましたね。
(吉田豪)完全にだからそのプロレス要素だけで僕も引っかかりましたからね。「なんかおかしなグループが出てきた」って。
(川上アキラ)はいはい。それをシリーズに見立てたりとか。そうですね。だから季節でいまだと春に、夏に、クリスマスにってイベントがあってやっていますけど。そういうのは団体のそういう興行みたいにしたいなとか。そういうことでしたね。
<書き起こしおわり>