吉田豪 加納エミリ・O’CHAWANZ&3776・EMOE・FAREWELL, MY L.u.vを語る

吉田豪 加納エミリ・O’CHAWANZ&3776・EMOE・FAREWELL, MY L.u.vを語る アフター6ジャンクション

吉田豪さんがTBSラジオ『アフター6ジャンクション』に出演。宇多丸さんにおすすめアイドル楽曲として加納エミリ、O’CHAWANZ meets 3776、EMOE、FAREWELL, MY L.u.vを紹介していました。

(宇多丸)ということで今回はまだ私に届いていないと思われる名曲の数々を?

(吉田豪)そうなんです。ただ、5曲ぐらい用意したらちゃんと宇多丸さんに2曲は届いていたという。

(宇多丸)一応、その却下分は? 「なんだ、届いているのか?」っていうのは?

(吉田豪)nuanceの『タイムマジックロンリー』をこの前、宇多丸さんが絶賛していたんで。

(宇多丸)はい。

(吉田豪)あの初期の『Love chocolate?』がクレイジー・ケン・バンドののっさんが曲を書いていたとか。

(宇多丸)そうなんですよね。小野瀬雅生さんがね。それは後から僕も知りまして。聞きました。とかですかね。

(吉田豪)はいはい。

(宇多丸)あと、やっぱり劇団鹿殺しのオレノグラフィティさんという方が曲を書いたやつとか、すごく面白い人がいっぱい関わっていますよね。

(吉田豪)おかしな人脈で。一時はずっと横浜でしかライブをやっていなくて。横浜で大日本プロレスとかとイベントをやっていて、東京で全然やっていなかったんですよ。たぶん僕と南波一海さんがやっているイベントとかがほぼ東京進出ぐらいの感じで。で、いま東京で認められて……っていう。

(宇多丸)へー! でもこれだけ曲がどれもよければね、それはアンテナ張っている人には引っかかるでしょうからね。

(吉田豪)そうなんです。そして、これクラスのものをいろいろと持ってきましたという感じです。まず、1曲いってみましょうか。加納エミリさんで『ごめんね』。

加納エミリ『ごめんね』

(宇多丸)加納エミリさんの『ごめんね』という曲をお聞きいただいております。

(吉田豪)どうですか?

(宇多丸)すごい僕、ツボ的にはドンピシャですよね。めちゃくちゃ。PWL風っていうのもあるけど、なんか音の選び方がすごく渋くて。ニュー・オーダーっぽいっていうかね。ニューウェーブっぽい感じ。しかもこの歌い方のちょっと捨て鉢感っていうか、ちょっとふてくされ感が入った感じの歌い方って意外といま、ありそうでなさそうなところというか。

(吉田豪)実はライブで見てほしくて。このニューウェーブ系の曲を奇っ怪な振り付けで歌い踊るんですよ。

(宇多丸)フフフ、「奇っ怪な振り付け」(笑)。

(吉田豪)言っちゃうと、かなり掟ポルシェなんですよ(笑)。

(宇多丸)ああーっ! そういうこと?(笑)。

(吉田豪)コマネチとかしながら動いたりとか。

(宇多丸)そういうことだ(笑)。

(吉田豪)作詞・作曲・編曲・振り付けまでが本人で。振り付けにフックを作ろうとした結果、おかしなことになっているんですよ(笑)。

(宇多丸)へー!

(吉田豪)曲だけでもいいのに、ライブで見ると「あれっ?」ってなるっていう。

(宇多丸)女掟ポルシェ(笑)。

(吉田豪)ちゃんと美人なのに(笑)。

(宇多丸)それにしても「セルフプロデュース・アイドル」っていう、前だったら語義矛盾みたいな存在が、割とゴロゴロと。それでちゃんと面白く活動しているのがいまの時代っていうか。

(吉田豪)そうなんですよ。彼女ももともとメジャーレーベルの新人育成で飼い殺しみたいになっていた時にDTMの修行を積んで。それでダフト・パンクが好きになったことでルーツを辿ってニュー・オーダーとかOMDとかにハマって。で、最初はアーティスト的な方向でライブをやっていたんだけど、そっちではいまいちハマらなかったんですよ。で、アイドル対バンをやって急激に、「美人でおかしなことをやっている!」っていうことで、いまスカートの澤部さんとかもハマって。

(宇多丸)へー!

(吉田豪)普通にチェキ撮ったりしていますよ(笑)。

(宇多丸)へー! でも、それはなんかわかる気がしますね。これ、ただかっこよくやるだけだったらやっぱりちょっと面白くはないんだけど。

(吉田豪)間抜けさがちゃんとあるっていう。

(宇多丸)それをでも自分でちゃんとどの程度コントロールしてわかってやっているのか……。

(吉田豪)相当自覚的にやっていますね。

(宇多丸)そうですか。じゃあ相当にできる人ですね。これはね。加納エミリさんね。わかりました。ちょっと不勉強でございました。これはすごい。素晴らしい!

(吉田豪)じゃあ、次に行きますね。O’CHAWANZ(オチャワンズ)という文化系アイドルヒップホップユニットがいるんですけど、それと3776がコラボを。

(宇多丸)ねえ。O’CHAWANZはアルバムとか聞いていたんですけど。で、もちろん3776も聞いていたんですけども。

(吉田豪)どっちも最高です。

(宇多丸)こ、ここが、コラボをしていた?

(吉田豪)しかも、超短期間……2月16日のツーマンイベントから3月7日までの期間限定発売でもう入手できないです。

(宇多丸)ああ、そうなんだ! そういう嫌がらせのような(笑)。

(吉田豪)じゃあ、聞いてみましょう。O’CHAWANZ meets 3776で『ラブレター・リターンズ』。

O’CHAWANZ meets 3776『ラブレター・リターンズ』

(宇多丸)O’CHAWANZ meets 3776で『ラブレター・リターンズ』を聞いていただいております。まあ、すごい90年代LB感と言いましょうか。アイドルラップの中でもね。ボンゴの感じがすごくおしゃれでかわいくてよかったですけど。でもこれ、もう買えないっていうのがね。こんだけビッグネームのコラボなのにね。

(吉田豪)普通に流通すればいいのにっていう。通販でギリ、僕も買いましたけども(笑)。

(宇多丸)あと、このパッケージのロックマン風というかね。

(吉田豪)ロックマン的なキャラが載っているんですけども。

(宇多丸)「ツーマン」っていう(笑)。

(吉田豪)「マン」しかかぶってない(笑)。

(宇多丸)フハハハハハハッ! なんかでも、特に3776周辺のパッケージングの人を食ったような感じっていうか。その感じがありますね。素晴らしいです。ちなみに今日、吉田さんに紹介していただいた曲は放送後に番組Twitterでまとめておきますので。チェックしていただきたいと思います。

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