吉田豪と宍戸留美 津田大介を語る

吉田豪と宍戸留美 津田大介を語る SHOWROOM

宍戸留美さんが2020年8月11日放送のSHOWROOM『豪の部屋』に出演。吉田豪さんと津田大介さんについて話していました。

(吉田豪)(コメントを読む)「津田大介さんはどんな方でしたか?」。

(宍戸留美)過去形(笑)。

(吉田豪)津田さんはね、まあ一緒に番組をやられてね。ネット番組を。

(宍戸留美)そうです。『Oil in Life』っていう番組をもう11年、一緒にやってます。今は月に1回やってるんですけど。だから津田さんが、それこそ売れる前から一緒に仕事をしていて。元々……同じ歳なんですけど。18歳の時に私、声優の仕事で池袋のサンシャインの噴水広場じゃないところ。ちょっと事務所みたいな、廊下みたいなところでかないみかさんと一緒に、隣で握手会みたいなのをしていて。

みかさんは大人気だから、もうむちゃくちゃ列をなしていたんだけども、私には6人ぐらいしか並んでいなくて。その中の3人が津田さんとお友達2人みたいな感じで。しかも私の名前が「穴戸留美」って書かれてたらしくて。名前も違っていて。私、そんなつもりはないんですけど、たぶんすごく機嫌が悪いっていうか、ちょっと寂しそうだったらしくて。で、サインをしてもすぐに終わるから。すぐに終わって、どっかに行っちゃったらしくて。

それを見た津田さんは元々、CDとか楽曲の、『地球の危機』とかのファンだったらしいんだけど。「かわいそうだな」ってずっと心に残っていたらしくて。で、ある時にTwitterでつながって。その時はもう津田さんは「Twitterの人」みたいな感じだったんですけども。「Tsudaる」とかいう言葉もあって。それで「今、僕がルンルンを有名にしてあげたい」みたいな気持ちでいてくれたみたいで。

「ああ、ありがとう」って。それで音楽番組を一緒にやることになって。で、まあ、なんて言うんだろう? 本当に何かに秀でている人っていうのはものすごく何かが欠けているんだなっていう(笑)。

(吉田豪)フフフ、津田さんも何かが決定的に欠けている人?

決定的に何かが欠けている人

(宍戸留美)めちゃくちゃ欠けていますね。たとえば、カーディガンとベストってあるじゃないですか? チョッキみたいなやつ。あれの区別がつかないとか(笑)。

(吉田豪)全然ジャンルが違いますよ(笑)。

(宍戸留美)そう。なんか面白いところが欠けていて。でも、「たぶん感情が一部、この人は欠落してるな」みたいに思ったことあるんですけど、だんだんにそうやってバーンと売れていろんな人たちと、いろんなことで傷付いて。炎上して……。

(吉田豪)まあね。この1年ぐらい、派手に傷つきましたからね。

(宍戸留美)そうなの。それですごく人が変わったというか。もうなんか、今は猫をかわいがってるらしいんですけど。なんかね、「歌を聞いて泣く」とか。

(吉田豪)人としての感情を取り戻し?(笑)。

(宍戸留美)「感情がある!」みたいな。そう。だから面白い人。見てて面白いですね。うん。

(吉田豪)あいちトリエンナーレで炎上中にイベントで一緒になったんですけど。津田さんからなかなか見えなかった「かわいげ」が見え始めていたんですね。たしかにその時点で。

(宍戸留美)ああ、かわいげ(笑)。

(吉田豪)そうそう。ネット上では相当叩かれてるけど、直に会って弱音を吐いている津田さん、すげえかわいいっていう。いい感じでしたよ。

(宍戸留美)たしかに。前はもっとピリピリして厳しい感じだったのに、全然もう本当に優しくなった。

(中略)

(吉田豪)(コメントを読む)「昨年、津田っちが弱っていた頃のエピソード、ありますか? ぼやいたり、してました?」。

(宍戸留美)ぼやいたりはしていなかったけど、本当に落ち込んでたので心配したけども。まあ、この人はそんな、自殺とかするような人じゃないし、大丈夫だろうと。でも、やっぱり一度や二度、傷付いたほうが男の人は大きくなるからいいだろうと思いました。

弱っていた津田大介

(吉田豪)なるほどね(笑)。でも僕、ちょっと聞いたんですよ。「さすがに弱くて、死を覚悟したぐらいのこと、あったんですか?」って聞いたら、「たしかにあいトリの会場から下を見たことは何度かあった」って言ってましたよ。それぐらいまでには追い込まれましたっていう。「はー、恐ろしいな……」っていうね。

(宍戸留美)あの、その人がどんな……何だろう? どんな選択をしようが、たとえば宗教、政治、どんな思考であろうが、何かそこにいて一緒に番組を作っているから。私にはなんか関係ないっていうか。その、意見を押し付けてくるわけでもないし。でも、たぶん「津田さんと一緒に番組をやってる」とかっていうと……。

(吉田豪)たぶん、当時絶対巻き込まれてますよね? 津田さん炎上中は「こいつも仲間だぞ!」みたいな感じで。Twitterとかで。

(宍戸留美)そうなの! 私が関わってる作品とかも、すごいなんか「もう見ない」とかって。「関係ないし」って思って。

(吉田豪)「こいつも津田一派だ」って?

(宍戸留美)「迷惑、迷惑!」って思って。そうなの話r。で、たとえば私、世田谷区の80周年の記念式典で1人で対応を任されたりすることもあるんですけど。そういうのとかだとまた、ちょっと世田谷区長とかと一緒に仕事するってなると、「政治に関わっている」とか。そういうことを言われるんですけども、「関係ないし」と思って。

(吉田豪)ややこしいことにはなっていた?

(宍戸留美)だからね、すごい怯えてます。Twitterは本当怖いって。

(吉田豪)(コメントを見て)掟さんがコメントしています。「当時、金髪の華奢なオタが宍戸現場にいた記憶はある」って書いてますよ?(笑)。

(宍戸留美)ああ、WAVEとかにいらっしゃっていたのかな?

(吉田豪)そうなのかな?

<書き起こしおわり>

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