星野源 DOME TOUR 2019『POP VIRUS』ナゴヤドーム公演を語る

星野源 DOME TOUR 2019『POP VIRUS』ナゴヤドーム公演を語る 星野源のオールナイトニッポン

続いて、「ナゴヤドーム二日目、娘と行きました。最高でした。照明が素敵で、ゆらゆら揺れながら源さんの歌声心地よくて、娘は何度も天井に映る光に手を伸ばして掴もうとしていました。幸せな時間をありがとうございます。また愉快な仲間たちと名古屋にお越しになるのを楽しみにしています。ツアーも折り返しですね。お体に気をつけてがんばってください」。ありがとうございます。本当にね、メンバーはみんな愉快ですからね。最高ですよ、本当に。大好き。

三重県の方。「日曜日、名古屋ドームで源さんのライブに初めて参加させていただきました。女性が多いということを耳にしていたので男1人で参加することに少し不安がありましたが、そこには性別も年齢も一切関係のない星野源の世界観がありました。会場にいる4万人をポップウイルスに感染させた源さんの偉大さ、それを受け止めるファンの方々の温かさ、とても楽しいライブでした。また僕は作家の寺ちゃんのファンでもあるので、口上を聞いた時は『寺ちゃんだ!』とテンションが爆上げでした。ドームツアーは折り返しを迎えますがお体に気をつけて完走できることを願っています」。ありがとうございます。

そうですね。なんかあの今回、見ていてももちろん女性多いんですけど、男性もいて。で、ちっちゃい子もいて。高齢の方もいてっていう、本当に様々な人々がいてですね。いただける声援も女性も男性も万遍なくとい、なんかその感じが自分のそれこそポップウイルスというものがいろんな人に伝わったのかなっていうのがすごく嬉しい景色ですね。ありがとうございます。

愛知県の男性の方。「私は先週日曜日の名古屋ドームに彼女と一緒に参戦させていただきました。彼女が源さんライブに初参加。私は7年前の『ENDLESS SUMMER BREEZE』というイベント以来でした。このイベントのトリである源さんが当時、『残ってくれた人、ありがとう』と言っており、この当時からファンだった私からすると『絶対帰った人は後悔するぞ』と思ってました」。あれだよね。奥田民生さんとか斉藤和義さんとか山崎まさよしさんとか秦基博くんとかが参加されていましたね。

そんな中でなぜか僕がトリ鳥になって。その当時、7年前に。いわゆる、民生さんとかがトリになっているのが普通っていうようなイベントだったと思うんですけど、なぜか大抜擢されまして。絶対にみんな帰っちゃうだろうなって思っていたら全然帰らなくてすごく嬉しかったんですけど。なのでその時、そんなこと言いましたね。そういえば。

「……当時からファンだった私からすると『絶対帰った人は後悔するぞ』と思っておりました。それがいまになってあの時の3倍以上のキャパをワンマンで埋め尽く源さん、本当に感動しました」。そうか。嬉しいですね。「……ライブ前日に私の両親に結婚の挨拶に行って、体も精神的にも疲れきっていた彼女もかなり楽しんで歌って踊っていました。源さんのライブはもちろん、いろんな演出や寺ちゃんの口上など本当に楽しかったです」。ありがとうございます。寺ちゃんが参加することは言ってますからね。どうですか、寺ちゃん。参加してみて?

(寺坂直毅)いや、もう毎回鍛えられてますんで(笑)。

(星野源)フハハハハッハハッ!

(寺坂直毅)なんで鍛えられてるのかは言いませんけども。

(星野源)フフフ、続々とうまくなっていますよ、あなた。アリーナとドームの違いとかってどうですか? 僕はね、あんまり感じないんですよ。

(寺坂直毅)それぞれ1人1人はちゃんとした思いで来ているので、熱が変わらないですよね。

(星野源)そうなんだよね。それがなんか嬉しくて。だから、もうだってさ、うん16万人、4日間で来ているわけでしょう? すごい数字だよね。その前回のツアーの後半ぐらいなわけじゃん? 前回は20万人。今回は30万人っていう。4日間でそれだけの人数っていうのは全然、規模ももちろん違うにもかかわらず、やっぱりいちばん後のお客さん、上のお客さん、遠いお客さんの顔とか見えないんだろうなって思っていたけど、見えるんですよ。ステージから。で、みなさんが「うわーっ!」って手を上げてくれているのとかちゃんと見えるので。なんか全然変わらないというか、とても近い感じがして非常に楽しいです。ありがとうございます。来ていただいた方ね。

この後も何度もね、感想なども読んでいきたいと思います。次は今度の土曜日、札幌ドームでございます。天気がぜひ晴れてほしいという感じですね。無事に普通に飛行機も飛んで、交通事情もね、クリアしたいなと思っております。みなさんぜひ、遊びに来てくださいね。っていうかもう売り切れてるんであれなんですけども。遊びに来られる方はぜひ気をつけてお越しになってください。よろしくお願いします。そして来週水曜、木曜は東京ドーム公演でございます。北海道のみなさん、そして東京のみなさん、よろしくお願いします。

(中略)

(星野源)ああ、ライブの感想も起きております。「名古屋公演、参加させてもらいめちゃくちゃ楽しい時間をありがとうございました。源さんにライブ会場の整理係のお兄さんのアナウンスが面白かったことを報告したいのです。『みなさん、星野源さんのライブが始まります。速やかに移動をお願いいたします。みなさんはあと18分で星野源さんに会えますが、僕はここでアナウンスをしなければならないので星野源さんに会うことができません。しかし、みなさんは会えるんです!」という内容を真顔でアナウンスしていました。面白さ半分、お兄さんの切なさが心に染みました。そのお兄さんもどこかで源さんのライブに参加できることを願うばかりです」。全然知らなかった。すごい面白いね! いい。いい人。面白い! ありがとうございます。いいですね。あたたかい空間ですね。

ナゴヤドームの感想メール、読んでいきたいと思います。「ナゴヤドーム初日、6歳と3歳の娘と一緒に参加しました。3歳の娘は当然背が足りずに源さんのことが見えないので、3時間ずっと私が抱っこした状態でした。しかし大好きな曲の連発でしたし、いろいろハプニングあり、笑いありだったので私は腕の重み、痛みなんてどうでもよくなるほどの興奮でした。何より嬉しかったのは今回3歳にしてライブデビューを果たした娘が、私の腕の中で自分から手拍子をし、音に乗り、源さんに手を振っていたこと。そして横にいた6歳の娘がキラキラした目で源さんのステージに釘付けになっていたことです。親子で幸せな時間を過ごすことができました。この日のことは私も娘たちも一生忘れないと思います」。ああ、嬉しいですね。ありがとうございます。嬉しい!

愛知県の方。「ずっと気になっているのですが、長岡亮介、亮ちゃんのスマホは見つかりましたか(汗)。早く出てくることを祈っております」。そうなんですよ。名古屋でなくしちゃったらしくて。亮ちゃんが(笑)。名古屋の会場に入っていちばん最初に言われた一言が「ごめん、携帯なくしちゃった」っていう(笑)。亮ちゃんってあんまりそういうの、表に出さないんですけど、内心は相当落ち込んでるんだと思います。たぶん。で、『プリン』の出だしを間違えるっていう(笑)。あ、また今日を言っちゃった(笑)。まあいいか、アハハハハハハッ! まあいいわ(笑)。

そうそう。『プリン』っていう曲もやるんですけど。『プリン』の出だしを間違えて。めちゃくちゃ面白かったんだよ、それが。いままでに弾いたことのない音を急に出しはじめて。「ちょっとストップ、ストーップ! 何それ?」って言って。全然表に出さないんだけど、あの人は本当に……何て言うんだろう? めちゃくちゃダンディじゃん? かっこいいじゃん? なにも気にしないぜみたいな雰囲気がするんだけど、実はすごく繊細な人ですから(笑)。

めちゃくちゃ繊細の人なんで。そこが大好きなんですけど、僕は。たぶんね、気にしていたんじゃないかな。でもね、やっぱり合計8万人の人に頼んだんですけど。一応、名古屋にいる間は僕はちょっとその進展を聞くことができず。どうなったのかちょっとわかんないんですけど。無くしたまま。なのでちょっとね、心配ですけどね。そういうのも含めて面白かったですね。面白いって言っちゃいけないんですけど。早く亮ちゃんには元気になってほしいの。たぶん次の札幌までには元気になっているんじゃないかなと思うんですけども。みなさん、札幌もよろしくお願いいたします。

(中略)

面白アナウンスお兄さん情報

(星野源)名古屋のですね、その面白アナウンスお兄さんのメールが結構来ました。「名古屋二日目、係の人が『開演まであと1時間45分になりました」。そう。今回ね、2時間開場時間を取ってるんで。「……開演まであと1時間45分になりました。まだ1時間45分、まだ1時間4分文と思っていませんか? 今日は特別の日です。1時間45分なんてすぐです! いつもの時間とは違うのです! 準備はお早めにお願いしますと言っていました。側で聞いて笑ってしまいました」。ああ、すごい面白いですね。いいですねー!

岐阜県の方。「面白アナウンスのお兄さんの件」ということで。「面白アナウンスのお兄さん『あと少しで生の星野源さんに会えるのです。写真を撮るのもいいですが、早く入場してください!』と言っていて大爆笑でした」。(笑)。いいですね、こういうなんかこウィットに富んだと言うか。だよね(笑)。そう。パネルとか用意してくださっていて。そうそう、たしかに。でも写真を撮りたい気持ちもありますから。記念にね。帰りとかはきっとバタバタして撮れない人もいたんでしょうけど。

まあ、でもそうそう。早く入場してもらわないと最初の演出とかで入れないとかもきっとあるかもしれないから。そうですよね。面白いですね。素敵な世の中。いいと思います、この人。すごいいい。イベンターさん、ぜひ。すごく「ありがとうございます」と伝えてください。そのお兄さんに(笑)。よろしくお願いします。田中さん、よろしくお願いします。フフフ、いろいろと仕切ってくれた田中さん、よろしくお願いしまーす!

(中略)

(星野源)ナゴヤドームのお兄さんのメールがいっぱい来ました。京都の女性の方。「ナゴヤドーム一日目、参戦しました。私が聞いたドームの誘導のお兄さんの言葉は『開演直前は入場、大変混み合います。開演までまだ1時間ありますが会場にて星野源さんへの愛を語らえば1時間なんてあっという間です。早めのご入場をお願いします』という言葉でした。すんごい真顔でした。早め早めの行動、大切ですね。ドームツアー、無事に完走されますことを祈っています」。ありがとうございます。面白いですねー。真顔なの、いいですねー。

愛知県32歳の方。「ナゴヤドームでのスタッフさんのアナウンス、『開場しましたので是非、ドームへお入りください。ドームに入ればライブに遅刻することはありません』と言っていて、友達と2人で『そんなアナウンス、初めて聞いたね』って爆笑してました。また終演後には『アリーナでは記念に椅子のシールを良かったら持って帰ってください』って言ってました」。ああ、番号が書いてあるやつかな? へー。「……観客はみなさん、いそいそと椅子のシールを一斉に剥がす姿が笑えました。スタッフさんも含めて楽しいライブでした」という。ああ、すごい素敵じゃないですか。

なんかその、クリエイティブがありますよね。なんかその言葉の中に。どう言ったら楽しく早く入場させることができるかっていう。素晴らしいですねー。「早く入ってください!」とかじゃなくてね、すごくいいですね。続いて、愛知県の方。「こんばんは。ライブ前にかかっていた音楽がめちゃくちゃ心地よくて、気分が高まりました。源くんが選んでいるのですか?」。あ、そうです。そうなんです。今回ですね、3枚アルバムをかけていますね。2時間で結構長いんで、セレクトをちゃんとしました。しかし、なにをセレクトしたかは秘密でございます。開場で聞いてもらえればと思います。そんな感じでメールをまだまだお待ちしております。

あ、これ? 「本日、(長岡亮介のバンド)ペトロールズのライブに行ってきました。長岡さんはMCで『まだ携帯が見つかりません』と言っていました」(笑)。ああ、やっぱり! そうかー。早く見つかるといいですねえ。残念だ。うん。早く元気になってほしい。

<書き起こしおわり>

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