星野源 東京ドームでオードリーの30分漫才をステージ裏で見たエモさを語る

星野源 東京ドームでオードリーの30分漫才をステージ裏で見たエモさを語る 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんが2024年2月20日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で『オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム』を振り返り。オードリーが披露した30分強の漫才をステージ裏から見た時に感じたエモさを話していました。

(星野源)それで、(最初は楽屋で)見ていたんだけど。あまりに……ちょっと後半、俺は勝手にエモくなってきちゃって。「ああ、これはダメだ」と思って。会場っていうか、客席にもう行こうと思って。逆にそのステージ裏の感じを俺、体験したいと思って。といっても、グラウンド側なんだけども。客席に行くんじゃなくて、そのグラウンドから裏側……ステージ裏に行って。それで後半は全部、生で見た。でも、いわゆるその裏側からは、花道からのセンターステージ、漫才の様子は生では全く見れないわけ。

でも、でかいモニターがあって。そこをお客さんが見て。キラキラした目で見てるわけ。やっぱり、その空間の笑いの回り方とか感じながら。「ああ、こんだけ生では全く見えない席も、みんな笑っていて。完全に同じ空気だな」って思って。あと、俺がすごいよかったのは、そういう時のイベントって、野球場だから本当は芝があるじゃない? で、その上にビールシートみたいのが敷いてあるんですよ。

で、いろんな人が普通に歩いてもいいように。で、そのシートがガーッて敷いてあって。そこに……もう舞台裏だからほぼ真っ暗なんだよ。そこにスタッフが20人ぐらい、バラバラバラバラっていて。みんな、寝っ転がりながら画面を見て「ハハハハハッ!」って笑ってるの。で、俺もそこに一緒に座ったり。途中で立ったりしながら「ゲラゲラゲラッ!」って笑って。その空間が、なんかね、ちょっと違うかもしれないけども。友達の家で何人かで一緒にいて。「この2人、おもしろいなー。この2人の会話、好きなんだよなー」と思いながら、2人が話してる会話を聞いている同級生みたいな。

で、その2人が会話をしていて、突っ込んだりボケたりしてるのを周りで見ている友達たち。ベッドで寝転がりながら聞いていて「フハハッ!」って笑ったりとか、ガヤしたりとか。あとは座ってポテチを食べながら聞いているとか。みたいな、あの感じになんか、すごい似ていて。で、その空間をオードリーの2人はドームに持ち込んでですよ。それが個人的には一番エモい瞬間でした。そんなわけで、主題歌。作らせていただいたこの曲を聞きたいと思います星野源で『おともだち』。

星野源『おともだち』

(中略)

(星野源)メールが来てます。広島県の方。「先日のオードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム、行ってきました。まさにそのステージ裏側体感席にいました。まさにその通りで、全く見えないのが全く関係ないくらい、大興奮でした。その詳細を演者さん側から教えてくれて、ありがとうございます。スタッフさんさんたちが寝そべりながら……なんて幸せな光景でしょう」。ねえ。あれね、本当にいい空間でした。

<書き起こしおわり>

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