ハライチ岩井 台湾旅行と後輩芸人・設楽としきを語る

ハライチ岩井 台湾旅行と後輩芸人・設楽としきを語る ハライチのターン

(岩井勇気)で、その後に故宮博物院っていうでっかい山の上にある博物館があるのよ。

(澤部佑)うん。へー!

(岩井勇気)すっげー広いの。で、メインが肉形石っていう肉の角煮の形の石。角煮、あるじゃん?

(澤部佑)えっ、豚の角煮?

(岩井勇気)豚の角煮。豚の角煮に似た石がメイン(笑)。

(澤部佑)えっ、どういうこと? それ、なに? なにがすごいの、それの?

(岩井勇気)わかんない。角煮に似てるところ(笑)。

(澤部佑)違うよ! 絶対にそこじゃないよ!(笑)。「めちゃくちゃ角煮に似てません?」っていう?

(岩井勇気)本当、そうなんだよ。それがメインなんだよ。

(澤部佑)いやいや、すごさの意味があるんでしょう?

(岩井勇気)違う違う。角煮に似てるの。本当にそうなんだよ。

(澤部佑)違う。「どこかすごい地層から取れた」とか、そういうのがあるんでしょう?

(岩井勇気)違う違う。角煮に似てるからすごいの。で、もう1個、メインがあるのよ。

(澤部佑)そんなのもう、TVチャンピオン石食う選手権とかじゃん(笑)。

(岩井勇気)そうなんだよ、本当に厳重なガラスに守られて角煮に似た石が置いてあるんだから……(笑)。

(澤部佑)ええっ!?

(岩井勇気)で、もう1個のメイン、教えてやろうか?

(澤部佑)うん。

(岩井勇気)白菜に似た石なのよ!(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハハッ! そういうところなの?

(岩井勇気)違うのよ。なんか、もう本当に歴史的なお皿とか壺とかがブワーッとあるんだけど、メインは角煮に似た石。

(澤部佑)でも自然のやつなの? 自然の石?

(岩井勇気)わかんない。なんか……加工しているのかな、あれ? 肉みたいにしているんだと思うんだけど。わかんないけど。

(澤部佑)加工しているとしたら、より意味がわかんない。なんのありがたみもないじゃん!

(岩井勇気)意味がわかんないのよ、本当に。金の台座みたいなの、つけられて置いてあるのよ。

(澤部佑)「ちょっと見てください、すごい角煮に似てません?」っていうことなの、それは?(笑)。

(岩井勇気)そうなのよ。で、出てさ。俺、ずーっと写真を撮っていたのよ。しかも、最近さ、年末にカメラを買って。一眼レフのやつ。それを使ってバシャバシャ台湾の写真を撮っていたんだけど。で、台湾に来た時にとしきが「俺、ちょっと気合い入れてきました。旅のためにiPhone XSに変えてきました」って言って。「なによ? こっちは一眼レフのカメラよ!」ってなっていて。で、そのぐらいの時に「見比べようぜ」って見ていたらとしきのiPhoneのフォルダを見ていたら「あれっ? なんか、いいな……」ってなって(笑)。

(澤部佑)フフフ(笑)。

(岩井勇気)「お前、なんか異様に写真、上手いな!」って。なんか、撮り方とか。すっごい俺とか社長とかも撮っているんだけど、「すっごい雰囲気のある写真を撮るな!」って。「なんだよ……こっち、一眼レフのカメラなんだよ? クソが……」ってなって。「もういいよ。お前、撮れ!」ってなってカメラを渡して。そこからあいつ、カメラマンとしてバシャバシャと。で、上手いんだよ。

(澤部佑)センスがあるのか。

(岩井勇気)で、その日の夜はもう小籠包ですね。

(澤部佑)ああ、やっとだな。

(岩井勇気)上手いのよ、これは。小籠包行ってるの。

(澤部佑)遅っ! 小籠包に行くまで(笑)。

(岩井勇気)もう小籠包だけでいいね。小籠包の店に行ったら。皮が違うんですよ。日本のやつとは。なんだろうね? もう皮が美味いの。普通に。中の具と汁は味が薄めなんだけど、皮が美味いから。それだけで食べれちゃうみたいな。

(澤部佑)皮だけで?

(岩井勇気)皮だけで美味いみたいな。

(澤部佑)一応、あるの? 醤油的なタレは?

(岩井勇気)あるある。別にそれがなくても美味いけど。なんか醤油……ちょっと薄めの醤油みたいなの。でも、ほぼ酢だね。で、ちょっと醤油をたらして、ショウガと一緒にみたいな感じなんだけど。それ、美味かったっすね。

(澤部佑)いいね。

(岩井勇気)で、その夜はまた社長の知り合いの日本人で、台湾でアクション俳優している人がいて。

(澤部佑)フフフ、次々来るじゃん、社長の知り合い(笑)。

(岩井勇気)知り合いが来てさ、その人と飲んで。もうその人、めっちゃ飲めるんだよ。なんかウイスキーをストレートでゴクゴクゴクゴクいってさ。で、すっごい楽しそうにしていてさ。で、ペースを合わせていたらベロベロになっちゃって。で、もう「うわー、酔ったな。ホテル、戻ろう」ってホテルに戻ったの。でさ、戻っているタクシーの途中でさ、としきがさ、なんか台湾に来て、女の子がいる店をあいつ的には期待していたらしいのよ。

(澤部佑)ああ、なるほどね。

(岩井勇気)そうそう。台湾、美人が多いっていうじゃないですか? でも社長がね、そういうの興味ないんだよね。金を払って女の子とどうこうみたいなことにあんまり興味がなくて。で、俺も「せっかく台湾に来てまで、女の子とって別にいいかな?」っていう。で、「そういうの、ないんですかね?」みたいにとしきがなって。「いやー、そういう感じじゃねえな、としき」みたいに言っていたらさ。

(澤部佑)若いからね。としきも。

(岩井勇気)で、ホテルのロビーに着いた時にとしきがもうムラムラのピークになったらしくて。「す、すいません! ちょっと、行ってきます!」って言って。で、「あ、行くんだ……」って思って。俺も社長も察してさ、「じゃあ行ってこいよ」って言って。それでブワーッて外に出て行ったんだよ。で、「ちょっとでも感想を聞きたいな」って社長となって。「じゃあ、ちょっとホテルのロビーで待っていますか」って、酔覚ましがてらにいたらさ、10分ぐらいたってブワーッてとしきが戻ってきたのよ。

(澤部佑)早っ! なに?

(岩井勇気)「いやいや、早いな。どうした?」って言ったら、「いや、あの……行って来ました。コンビニに行って来ました」「えっ、なになに? コンビニ……ムラムラしてたんじゃないの?」って言ったらとしきが「はい! だったんで、コンビニ行ってエロ本買ってきました!」って(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハハッ! なにそれ?(笑)。

(岩井勇気)「お前、修学旅行じゃねえんだから!」って(笑)。

(澤部佑)バレないようにコンビニ行って。かわいいやつだなー!(笑)。

(岩井勇気)「台湾のエロ本です!」って(笑)。「お前、高校生じゃねえんだから!」って。

(澤部佑)ああ、かわいいねー(笑)。

(岩井勇気)そんな2日目ですよ。で、3日目がまたさ、九份っていうところでさ。山の奥の。『千と千尋の神隠し』の舞台になったところですね。きれいな赤ちょうちんがブワーッて山の中にあって。きれいな街よ。本当にいろんな店がある街なんだけど。人がすごくてさ。やっぱりさ。土曜だったからさ。

(澤部佑)うん。

(岩井勇気)で、街を一望できる店のテラスで中国茶を飲んだりなんかしててさ。で、出て。お土産屋とかもいっぱいあるから、買ったりなんかして。で、歩いていたらとしきがさ、「いい写真、ここでいっぱい撮れました」って俺に見せてきてさ。iPhoneのフォルダをね、俺が見ていたの。歩きながら。そしたら「ちょっと岩井さん、さっきの店でちょっと買いたいお土産があるんすよ。ちょっと、行ってきてもいいですか?」みたいな感じになって。「おう、いいよ」みたいになってブワーッて早歩きで行ったのよ。そしたら、帰ってこないの。しばらくたっても。

(澤部佑)ええっ?

(岩井勇気)「あれっ?」ってなって。社長と俺もさ、ちょっと戻って探したんだけど、いなくて。「あれっ? ヤバい、ヤバい」ってなって。人が多いし、なにせ「俺、あいつの携帯持ってるぞ」ってなって。「どんなタイミングでいなくなってるんだ? ヤバい、ヤバい!」って、もう1回探したけど、もうめっちゃ広いから。人もいっぱいいるから、「いない!」ってなって。「ちょっと待てよ? 神隠しにあったんじゃないか?」って(笑)。

(澤部佑)フフフ(笑)。台湾で。

(岩井勇気)「あいつ、名前取られたんじゃねえか?」ってなって(笑)。

(澤部佑)「設楽としき」から? 「トシ」になっているかもしれない(笑)。

設楽としきの神隠し

(岩井勇気)そう。「トシ」になって(笑)。「名前、見つけてやらねえと!」って(笑)。「あいつ、風呂屋で働かされてるんじゃねえか?」って(笑)。

(澤部佑)ヤバいよー(笑)。

(岩井勇気)インド人だからすぐにわかるけどさ(笑)。「名前、見つけねえと! ニギハヤミトシキヌシの名前、見つけてやらねえと! 帰れないから」って(笑)。で、30分ぐらい探したんだよ、でも。でさ、入り口のあたりに行ったらもう必死の形相のとしきがいてさ(笑)。

(澤部佑)いや、焦ったろうなー。

(岩井勇気)「おいっ! なにやってんだよ、お前! いなくなるなよ!」って言ったら、「すいません……」みたいな。「いいわ。なに買いに言っていたの?」って言ったら、「あのー、チンコの形のチョコがあったんで、買いに行ってました」って。「お前、どこの観光地にもそんなの、あるよ!」って(笑)。

(澤部佑)高校生だよ(笑)。

(岩井勇気)「修学旅行じゃねえんだよ! お前、チンコの形のチョコを買いに行ってはぐれるんじゃねえ!」って(笑)。

(澤部佑)ああ、本当だわ。ひどいはぐれ方だわ。

(岩井勇気)「なに、チンコの形のチョコを買いに行ってはぐれているんだよ!」って言ってさ。で、九份から帰って。で、夜にさ、メシ食ってさ、ホテルに戻る前にとしきがコンビニで2冊目のエロ本を買って(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハハッ! どんだけ溜まってんのよ! 1冊目がよかったんだね(笑)。

(岩井勇気)で、次の日に帰ったというね、そんな台湾旅でございました。

(澤部佑)ひどいよ、としき! 後半のとしきの動き、ひどいわー!

(岩井勇気)としき、ひどいんだよ。ヤバいよ、あいつ。

(澤部佑)前半はほぼ日本だし、後半は……。

(岩井勇気)としきの修学旅行(笑)。

<書き起こしおわり>

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