高橋芳朗とジェーン・スー ラジオデビューを語る

高橋芳朗とジェーン・スー ラジオデビューを語る ジェーン・スー 生活は踊る

高橋芳朗さんがTBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』にパートナーとして出演。ジェーン・スーさんのラジオデビューのきっかけとなった『高橋芳朗HAPPY SAD』について話していました。

(ジェーン・スー)パーソナリティーは私、コラムニストのジェーン・スー。そして今日のパートナーは?

(高橋芳朗)明けましておめでとうございます。音楽ジャーナリストの高橋芳朗でございます。

(ジェーン・スー)というわけで今日は木曜パートナーの蓮見アナウンサーがお休みで、助っ人として心強い……この人が私をフックアップしてくれました。それがあって今日があるんですよ。

(高橋芳朗)アハハハハハハハッ! ええと、もう2011年ですか。

(ジェーン・スー)そうですね。8年前。

(高橋芳朗)TBSラジオ『高橋芳朗HAPPY SAD』という番組でジェーン・スーさんにゲスト出演していただいて。

(ジェーン・スー)そこからですからね。

(高橋芳朗)そうですね。

(ジェーン・スー)リスナーの方で「『タマフル』から」って思ってらっしゃる方が結構多くいらっしゃいますけども。これを機に史実をちゃんと訂正したい。改めたい。

(高橋芳朗)覚えてますよ、もう。

(ジェーン・スー)私は、『HAPPY SAD』チルドレンですから!

(高橋芳朗)あの初回の放送、終わった途端に局内のどこかしらにいた橋本吉史プロデューサーがすっ飛んできて、「この人、誰ですか!?」って(笑)。

(ジェーン・スー)私、それまで普通にプロモーションでCDを渡してましたけど?っていう(笑)。橋本さんの目の色が変わったという。

(高橋芳朗)そういう経緯があるんですよね。

『高橋芳朗HAPPY SAD』ジェーン・スー出演回

(ジェーン・スー)ありましたね。

(高橋芳朗)はいはい。

(ジェーン・スー)っていうのからいろいろと8年あリマして。いまではこうしてお互いをフックアップしあう関係に……それでいいのか?(笑)。

(高橋芳朗)フハハハハハハハハッ! 番組選曲者として使っていただいてありがとうございます(笑)。

(ジェーン・スー)勘弁してくださいよ(笑)。そもそも、ヨシくんはラジオっていうところですけど、私と高橋さんはなんやかんやで20年は経っていないですかね?

(高橋芳朗)20年経ってますよ。

(ジェーン・スー)経ってますか! 恐ろしいですねー!(笑)。

(高橋芳朗)たぶんね、1996年、7年。そのぐらいにはもう会っていると思います。

(ジェーン・スー)そうですね。学校を卒業したあたり。私が社会人になってからですもんね。恐ろしいですね。もう20年が経ってしまったわけですけども。そもそもは高橋芳朗さん、音楽ジャーナリストですから。この番組の屋台骨と言って過言ではないこの選曲をですね……。

(高橋芳朗)だってさ、この番組が始まってから僕は1日も欠かさず関わっていますよ。

(ジェーン・スー)だからもう、関わっている人は逆に言うとヨシくんと私と久保田プロデューサーだけですから。毎日関わっている人は。

(高橋芳朗)フフフ、でも、みんな休んでいるじゃん。俺、休んでないですよ。

(ジェーン・スー)わしら、休んでないですから。っていうかもう何曲選曲した?っていう話ですよ。

(高橋芳朗)そうだね。1日に5曲から7曲ですから。

(ジェーン・スー)それが週5日で。

(高橋芳朗)しかも最初の2年はほぼ曲のかぶりなく選曲していましたからね。

(ジェーン・スー)というわけで今日もばっちり選曲をしていただくんですけど。今日はなんとお正月特別編ということで、平成が今年で終わりますので。それをテーマにして。ということはつまり、平成元年。

(高橋芳朗)1989年ですね。

(ジェーン・スー)うわっ! 私、思ったんだけど平成って昭和じゃない? もう。

(高橋芳朗)フハハハハハハハハッ!

(ジェーン・スー)だって「これ、平成? 昭和?」クイズだったら私はほとんど昭和だと思っていることが実は平成で。バブルは平成なんですよね。だからね。

(高橋芳朗)いろいろとね、番組スタッフが平成元年にあった出来事をリストにしてもらいましたよ。

(ジェーン・スー)ゲームボーイ発売だそうですよ。これ、昭和だと思っていた。あとね、横浜ベイブリッジ、幕張メッセ、葛西臨海水族園ができたということで。あとは『ザ・ベストテン』が終了したんですね。

(高橋芳朗)うんうん。たしかに『風雲たけし城』とか『俺たちひょうきん族』もこの年に終わっているんですよ。で、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』が始まっているんですよ。

(ジェーン・スー)ああーっ! 昭和じゃなくて平成っぽいー! あと、渋カジ。渋カジ、着てました?

(高橋芳朗)着てたかもな。

(ジェーン・スー)だってあなた、執拗に出身地に「渋谷区」って書いていたでしょう?

(高橋芳朗)アハハハハハハハッ! いやいや、港区。

(ジェーン・スー)あ、港区だ。出身地に港区って執拗に書いてたじゃないですか。

(高橋芳朗)僕もでもね、肩まで髪の毛が長かったことありますからね。

(ジェーン・スー)ええーっ!(笑)。

(高橋芳朗)で、レッドウィングのブーツとか履いたり。

(ジェーン・スー)あ、来ました! 私はあの当時、コラムにも書いたことがありましたけど。「昨日、センター街で真木蔵人を見たよ」っていうのがいちばんの自慢でした。

(高橋芳朗)フハハハハハハハハッ!

(ジェーン・スー)いや、本当にそうだったんだって。もう時効ですけど、親を騙して「友達の家に泊まりに行く」って言って、当時のクラブの走りに行きまして。まあでも、いちばんのお目当てのところは入れないんですね。その頃からIDとか厳しくて。しかもそのなんでそのクラブに行こうとしたのか?っていうと、「今日、ZOOが踊るって!」っていう(笑)。

(高橋芳朗)フハハハハハハハハッ!

(ジェーン・スー)それ、本当なんだから。「今日、ZOOが踊るって!」っていうので行きましたけども。あ、「そろそろ曲へ」って言われてますね(笑)。まあ、懐かしいですね。

<書き起こしおわり>

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