ジェーン・スーさんと小倉弘子さんがTBSラジオ『ジェーン・スー生活は踊る』の中でドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の最終回について話していました。
(ジェーン・スー)さあ、小倉さん、さっさと行きましょう。気になっているの。昨日、ついに最終回の『逃げ恥』でございます。もうリスナーの方に「またその話をしているね、ジェーン・スーは」ってニコニコされていると思うんですけど……するよ!
(小倉弘子)うん。だって最終回だったからね。
(ジェーン・スー)どうだったの?
(小倉弘子)あ、視聴率が知りたい?
(ジェーン・スー)数字だよ! 世の中、数字なんでしょ?
(小倉弘子)わかりました。社員のあたくしが資料を持ってまいりました。
(ジェーン・スー)前回は何%?
(小倉弘子)前回、先週は17.1%。ジリジリと最高視聴率を更新し続け、さあ来た。昨日最終回は……20.8%!
(ジェーン・小倉)(拍手)
(小倉弘子)神! 神! 神!
(ジェーン・スー)なんらかの奇跡って起こるもんだね。いや、必然であり奇跡であり、なんだろうけど。3%上げた!
(小倉弘子)この年末あと10日と迫った忙しい中、みなさんテレビの前で見てくれた!
(ジェーン・スー)すごいね。星野源さんが粘土のような顔色でジャックしただけの結果が出たね!
TBS『逃げるは恥だが役に立つ』電波ジャック
(小倉弘子)(笑)。でもあれ、雰囲気としてはみんな「待っていた!」っていう感じで。報道局の竹内明さんまでスナイパーみたいな目で2人を見に来たからね!
(ジェーン・スー)マジか!っていうか各番組に1人、異常に好きな人がいて面白かったね。
(小倉弘子)そうそう(笑)。
(ジェーン・スー)うちの井上を始め……
(小倉弘子)井上くん、本当すごかった(笑)。
(ジェーン・スー)『ひるおび!』でも弁護士の八代さんとか。各番組に1人、すごい好きな人が先走っていて面白かったよね(笑)。
(小倉弘子)わかる! スイッチ入っちゃうんですよね。
(ジェーン・スー)いや、でも本当にああいう終わらせ方にしたんだっていうのも本当に……まだ見てらっしゃらない方もいらっしゃると思うんですけども。
(小倉弘子)楽しみにしてほしいと思います。
(ジェーン・スー)あとね、あの人が出てきたか!っていうね。
(小倉弘子)素敵だったね!
(ジェーン・スー)ねえ! かわいかったし、きれいだったね。久しぶりに拝見したけど。
(小倉弘子)すごくあったかい気持ちになった。
(ジェーン・スー)ねえ。いや、びっくりしたわ。まさか、インフルエンザだ、風邪だで常にこれないあの人のあれが……
(小倉弘子)そして、なんと今日は?
(ジェーン・スー)実はですね、みなさん、奇跡がこの番組にも舞い降りたんですよ。いろんな偶然がいろいろ作用して。いろいろグルグルグルッと……風が吹いて桶屋が軽くいま儲かっている状態でですね。なんと、『逃げるは恥だが役に立つ』原作者の海野つなみ先生がこの後、少しスタジオに出てくれると!
(小倉弘子)うわー! 実はこの(スタジオの)ガラスの向こうにいらっしゃって、微笑んでらっしゃっているんですよ。
(ジェーン・スー)東京にいらっしゃらない方なんですよ。いろんな、ピタゴラスイッチみたいなことが起こって。パタパタパタパタッと行くことで、ちょっとだけ出ていただけることになりましたので。みなさん、お楽しみにしてください!
(中略)
(ジェーン・スー)蕨市の40才女性の方。「スーさんがおすすめしていたからという理由で見始めた『逃げ恥』、どっぷりハマってしまい、最終回を3回見ました……」。ちょっと待って? まだ放送が終わってから12時間ちょっとしかもたっていないんだけど、3回も見た。「……就職氷河期に就職し、結婚、出産、現在はパート勤務の私にとって、みくりちゃん、やっさん、百合ちゃん、みくりママ、百合ちゃんの部下の女性。女性登場人物の全てに感情移入でき、働くこと、夫との関係などいろいろなことを考えるきっかけをもらいました。働くことは生きること。今日は職場の大掃除。寝不足だけどがんばります。スーさん、いいドラマをすすめてくれてありがとう!」ということで。
(小倉弘子)うん。
(ジェーン・スー)投稿者さん、漫画だよ! 次は。
(小倉弘子)(笑)
(ジェーン・スー)私の周りでも3、4人、「ヤバい。これ、漫画読むわ」っつって一気買いした大人がいますね。
(小倉弘子)ああ、もう全巻ゴソッと。そしてさいたま市の57才女性の方です。「スーさん、小倉さん、こんにちは。ドラマ『逃げ恥』、久々に毎週楽しみなドラマでした。主演の2人のかわいさはもちろんなんですが、石田ゆり子さんが演じた百合ちゃんの言葉に涙が出そうでした……」。
(ジェーン・スー)せやねん!
(小倉弘子)わかるね。「……そんな楽しい火曜日が過ぎ、今日は冬至ですね。昨日お風呂に入れるゆずと煮物にするかぼちゃを買ってきたので、今朝からいとこ煮にしようとラジオを聞きながら小豆とかぼちゃをコトコト煮ています。今日は暖かい冬至ですが、朝晩は冷えるので今夜はゆず湯で温まろうと思います」。
(ジェーン・スー)すごい。ちゃんと冬至をやっている人、たくさんいるんですね。
(小倉弘子)そうだ。かぼちゃあったな、うちにも。
(ジェーン・スー)じゃあなんか、帰ったらやってよ。
(小倉弘子)やらなきゃだね。
(中略)
(小倉弘子)富士見市37才女性の方からです。「こんにちは。我が家でも『逃げ恥』を毎週夫婦で楽しんでいました。最初に見始めた旦那にすすめられてドラマに疎い私も見始めたんですが、その旦那が2週間ほど前に『クリスマスプレゼントだよ』とコミックを大人買いしてきて、売り切れていた8巻を別の本屋で探して買ってきて。ドラマも次の回までに何度も見返したりしての昨夜の最終回。これから毎週、なにを楽しみに生活しようか悩んでおります。特に旦那が。『春か夏に2時間スペシャル、やってくれないかな?』と話していますが、やっぱりこれって『逃げ恥』ロスって言うんですかね?」と。
『逃げ恥』ロス
(ジェーン・スー)ねえ。なんか『あまちゃん』ロスの人を見て、「ふーん」ってちょっと鼻で笑っていたけど……他人事じゃなくなってきたね。
(小倉弘子)ロス。
(ジェーン・スー)「へー、『あまロス』って言うんだ」って思っていたけど。
(小倉弘子)スーさん、なんかちょっとみくりちゃんみたいに髪、ハネてるよ。
(ジェーン・スー)今日はちょっと……ロスがここに出てきて?
(小倉弘子)ロスがそこに出てるよ。
(ジェーン・スー)襟足がハネてきちゃったよ。身長も同じぐらいのはずなんだけどね。なにがどこで間違ったのかな?
(小倉弘子)いろいろ分析してるけどね(笑)。
<書き起こしおわり>