ハライチの岩井さんがTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で愛車セルシオを運転中、他の車にぶつけられてしまった話をしていました。
(岩井勇気)この間さ、ちょっと都内のはずれの方でロケがありまして。まあ、それぐらいになると愛車のセルシオで行くんですけども。で、仕事をして、終わって。車で帰っていたらさ、途中でスーパーがあったから。都内のハズレの方の。で、「パンでも買って帰るか」って思って寄ったんですね。そしたらスーパーの中に入ったら、パンコーナーの上に虫がバチバチッてなるブルーのライト、あるじゃない?
(澤部佑)ああ、はいはい。
(岩井勇気)それがあって。そこにでっかいクロアゲハみたいなのがいてさ。すげーデカいのがいてさ。で、ヒラヒラと飛んでいるの。むちゃくちゃ気持ち悪くてさ。で、蝶々ってすごい変則的にこっち来るじゃん?
(澤部佑)フフフ、蝶々は変則的だね!
(岩井勇気)で、なんかもう飛んできちゃうから気持ち悪くてさ。ヒラヒラ遠くで飛んでいると思ったら、一瞬でもう近くに来て。で、当たってくるからさ。蝶々って。
(澤部佑)フハハハハハッ! 当たってくるね。
(岩井勇気)むちゃくちゃ気持ち悪いじゃん? だからパンのコーナーに近づけなくてさ。俺さ。
(澤部佑)子供じゃないんだから(笑)。
(岩井勇気)なんか遠巻きに鮮魚のコーナーから動向をうかがっていてさ。で、ネットでそのクロアゲハっていうのを調べたらさ……。
(澤部佑)そのビビッていけない時にネットで調べたの?
(岩井勇気)で、クロアゲハとよく似た蛾もよく出てきて。「これはクロアゲハじゃありません」みたいな。よく見たらそっちで。クロアゲハじゃなくて。「うわっ、蛾じゃねえかよ!」って思ってさ。より近づけなくなっちゃって。でも、パンのコーナーに普通に人、いるんだよ。「お、おい! 気づいてないのかよ、お前! 蛾がいるんだぞっ! 蛾だぞ、お前! 上、上!」って思って。
(澤部佑)蛾って別に大丈夫でしょ?
(岩井勇気)やっぱり当たったら死んじゃうから。変な粉がついて。
(澤部佑)死なないですから。別に。
(岩井勇気)気持ち悪くて(笑)。
(澤部佑)だいぶやばい考え方持っているじゃん!(笑)。
(岩井勇気)ずっとパンのコーナーの上にいるからさ、もう無理だと思ってさ。お惣菜だけ買って。
(澤部佑)えっ、諦めたの? なに、この人?
(岩井勇気)諦めて。お惣菜のコロッケとか買ってさ、店を出たんだよ。で、また車に乗って道に出て2、3分走っていて、交差点に差し掛かったぐらいの時よ。左車線を走っていたんだけど。普通に40キロぐらいで走っていたんだけど、並走していた右の車が俺の車にドーン!ってぶつかってきてさ。
(澤部佑)ええっ!
(岩井勇気)もうびっくりしちゃってさ。普通に俺、まっすぐ走っていただけなのに右から車でドーン!ってぶつかってきて。事故よ。
(澤部佑)ええっ?
(岩井勇気)ノーマル事故。で、結果その右の車線の車がさ、左車線を確認せずに左へ車線変更しようとしてきててさ、ぶつかったんだけど。
(澤部佑)えっ、どういうこと? そういうこと、すんの?
(岩井勇気)だから俺がちょっとだけ後ろにいたんだよ。で、ちょっとだけ後ろにいると死角になっているじゃん? そしたら俺のことを見ずに左に車線変更してきてドーン!ってぶつかっちゃってさ。なんかファミリーカーで。
(澤部佑)あららららら。
(岩井勇気)で、びっくりしちゃってさ。すごかったよ。
(澤部佑)それはびっくりだね。
(岩井勇気)「うわーっ!」ってなって。もうマフィアに追われている時の当たり方だからね。ドーン!って。車で体当たりだからね。「うわっ、マフィアだ!」って思ってさ。
(澤部佑)ファミリーカーなのに(笑)。
(岩井勇気)そう(笑)。「マフィアに追われるようなこと、したか?」って思ってさ。バーン!ってぶつかられたからさ。その後もその車、俺の車にぶつかって焦って逆にハンドルを切って。で、前の減速していた車にもドン!ってぶつかっちゃって。全部、40キロぐらいでしか走っていなかったから大事故にはならなかったんだけど。そのままだから、交差点の先で一旦車を3台とも路肩に止めて。
(澤部佑)大変じゃん。
(岩井勇気)で、車から降りたらぶつけた車から70過ぎぐらいのおじいさんとおばあさんのマフィアが出てきてさ。
(澤部佑)マフィアじゃないから!(笑)。
ぶつかってきたのはマフィア
(岩井勇気)黒いスーツにサングラスだったから。メン・イン・ブラックスタイルだったから。
(澤部佑)メン・イン・ブラックスタイルのおじいさんとおばあさん、なかなか見ないけど。
(岩井勇気)すっごい謝りながら。「すいませんね。裏切り者の車と間違えちまいまして……」って。
(澤部佑)言ってないでしょ?(笑)。岩井の頭の中でマフィアになっちゃってるんだ(笑)。
(岩井勇気)フフフ、言ってきてさ。「黒いセルシオだったもんで……」って向こうもさ、俺の車のことをさ。
(澤部佑)裏切り者のだと思っちゃったのか。
(岩井勇気)もうしょうがないから。「じゃあ一応警察を呼びましょう」みたいな感じになって。「わかりやした」って向こうも言ってさ。「このマフィア、警察、大丈夫なのか?」って思ってさ(笑)。
(澤部佑)そもそも(笑)。
(岩井勇気)しばらくしたら警察も来てね、警察もなんか「お、お前はマフィアのグループの!」ってなってさ。
(澤部佑)なってないでしょう? なるわけないじゃん。
(岩井勇気)なってさ。で、とりあえず俺と前の車に乗っていたおばさんと、ぶつけたそのおじいさんとおばあさんのマフィアで警察に説明をして。「どういう風な感じだったのかっていうのを説明してください」って言われたから、「俺が普通に走っていて。前の車も普通に走っていて。で、見ずにぶつかってきたんです」って説明してさ。で、警察が「とりあえず連絡先と住所だけみなさん、紙に書いてください。交換しあってください」みたいなことを言われるのよ。だから紙に書いて交換したんだけど。だからマフィアからはとりあえずコードネームと、アジトの住所を書いた紙をもらってさ。
(澤部佑)普通に名前と家の住所だろ?
(岩井勇気)「バーボンとテキーラと言います」ってさ(笑)。
(澤部佑)言ったの? 「バーボンとテキーラです」って? たまにあるよね、そのお酒の名前のコードネーム(笑)。
(岩井勇気)「ジンとウォッカ」みたいな(笑)。
(澤部佑)コナンのね(笑)。
(岩井勇気)「バーボンとテキーラです」みたいなことを言われてさ。で、警察が「ちょっと3台とも車を見ますね」って。で、俺の車はザーッと右側が傷だらけで。前の車は後ろがボコボコなわけ。で、ぶつけた車からは白い粉が出てきちゃってさ。大騒ぎになっちゃって。「お前、なんだ、これ!」「見つかっちまったか!」って(笑)。
(澤部佑)どういうこと?(笑)。序盤からずっと嘘だよ(笑)。
(岩井勇気)って言っている間にマフィアの仲間がブーン!って大勢来て。で、銃撃戦になっちゃって。
(澤部佑)えええーっ!?(笑)。
(岩井勇気)警察と銃撃戦になっちゃって。パンパンパンパンッ!って。で、俺も「やべえな!」ってセルシオの後ろに隠れながら、警察と応戦して。銃で撃ってさ。
(澤部佑)持ってるの!?(笑)。
(岩井勇気)で、口で手榴弾のピンを抜いてさ。投げて。
(澤部佑)すごい武器持っている!(笑)。
(岩井勇気)「ボカーン!」って。で、ピーボくんも来たかな? 銃と透明の盾みたいなのを持って(笑)。
(澤部佑)持って? ええっ?
(岩井勇気)で、バンバンバンッ!って撃ち合ってさ。俺もなんか肩とか撃たれたけど、どうにか警察と協力してマフィアを倒してさ。で、その後に保険の会社に連絡して。で、俺の車もタイヤがパンクしていたから。バーストしていたから、レッカーですわ。
(澤部佑)それで?
(岩井勇気)レッカーされて。で、「じゃあ帰りますわ。連絡先も交換したし」って。で、タクシーで帰って。その後、いろいろと連絡を取って。保険屋同士が話し合って、結局10:0なんだよ。俺はゼロ。で、マフィアが全部悪いっていうことになったので。向こう持ちで全部いま修理に出しているんだけど。でも、警察にその後に聞いたら「マフィア自体はまだ壊滅していないから、今後も協力をお願いします」って言われて。
(澤部佑)言われたの?
(岩井勇気)うん、そう。だから、突然俺、行かなきゃいけなくなることがあるから。
(澤部佑)マフィアのいろいろと捜査協力をしなきゃいけないから?
(岩井勇気)だから、その時はすいませんねっていうことです。
(澤部佑)ちょっとそれはもう本当に、逮捕です。岩井さん(笑)。
(岩井勇気)フハハハハハッ! えっ?
(澤部佑)トーク警察、逮捕です(笑)。
岩井、逮捕(トーク警察)
(岩井勇気)いや、俺はなんもしてねえぞ!(笑)。
(澤部佑)お前、だいぶやってんな? 逮捕です!(笑)。
(岩井勇気)はあ? 潔白だぞ、俺は!
(澤部佑)無期懲役!(笑)。
(岩井勇気)どこにもぶつけてねえはずだぞ?
(澤部佑)はい。残念ながら……ボコボコです(笑)。
<書き起こしおわり>