ハライチ岩井 マンションの下の階の住人とのバトルを語る

ハライチ岩井 マンションの下の階の住人とのバトルを語る ハライチのターン

ハライチ岩井さんが2022年12月1日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で前に住んでいたマンションで経験した下の階の住人とのバトルについて話していました。

(岩井勇気)私、引っ越して3、4ヶ月経ちまして。これぐらい経ったら言おうと思っていたことがありまして。前の家がヤバかったんですね。

(澤部佑)なんか、チョロチョロは言ってましたよね?

(岩井勇気)チョロチョロ言いましたよね。でも、そういうんじゃない。あのですね、前の家は4階建てのマンションだったんですよ。で、3階まで、横並びにワンルームの部屋が3つずつ入っていて。だから3部屋、3部屋、3部屋で9部屋あって。で、その俺の住んでた4階のところだけワンフロア、全部だったの。で、そこに住んでいたんだけど。だから、下はワンルーム横並びだから、俺の住んでる家は横に長い家なわけですね。

(澤部佑)ああ、なるほどね。

(岩井勇気)で、一人暮らしにはちょっとだけ広いかな、ぐらいの感じだったの。それでもね。で、引っ越す前に2年ぐらい、住んでたのよ。で、その2年前に引っ越してきた時に、引っ越しの日に引っ越し業者が荷物を運ぶわけなんだけど。俺は、その作業を中で見てたの。で、荷物を運んでる途中で、なんか業者の人が荷物を置いたりなんだりしている時に、なんか「ゴンゴンッ!」って音がしたの。で、「なんだろう?」って思って。「他の引っ越し業者の人がぶつけたりしたのかな?」とか思っていたんだけど。

まあ、あんまり気にしなかったんだけど。しばらくして、またその引っ越し中にゴンゴンッ!って音がしたの。で、「なんだ、この音?」と思って。その時は俺、それが何だかわかんなかったのね。で、その引っ越し業者の作業が終わって。「ありがとうございました」なんて言って、業者を帰して。で、荷物を自分で整理するじゃん? ダンボールから荷物を出していって、いろいろやってた時に、またゴンゴンッ!って鳴ったのよ。はっきり聞こえたんだよ。「なんか、鳴っているな?」と思って。「これは引っ越し業者じゃないな?」と思ってさ。

(澤部佑)もう帰ったもんね。

(岩井勇気)しかも、それが下から鳴っているわけ。「あれ? 下?」って思って。で、そのまままた、作業を続けていたら、また下からゴンゴンッ!って鳴って。これ、音から察するに俺が4階に住んでいて。で、その3階の下の階の3つある部屋の真ん中の部屋から聞こえてくるの。で、俺が荷物とかを置いたりとかで物音を立てたり、荷物を下に置いた時に、そのな音がするんだよね。で、これ、結果的に……結果から言うと、3階の真ん中の家の住人が、上から何か物音がした時に、棒状のもので天井をゴンゴンッ!って叩いていたの。

(澤部佑)えっ、本当に? 結果的に、本当に?

下の住人が棒で天井を突いていた

(岩井勇気)本当なの。で、もう引っ越しの日に、業者が来て音がするとか、しょうがないじゃん? そんなもん、引っ越しなんか多少音、するじゃん? で、業者が帰った後なんて、俺もそれなりに配慮してやってるよ? そりゃあ。もう、「うるさいやつだ」とは思われたくないし。

(澤部佑)引越し当日にね。

(岩井勇気)そう。配慮してやっていて。どう考えてもそいつがめちゃくちゃ神経質なやつだっていうことは明らかなんだよ。

(澤部佑)それもすごいな。工場のもので?

(岩井勇気)で、その後も少しでも足音を立てて歩いていたりしたら、もう棒で突いてくるわけ。ゴンゴンッ!って。で、「ちょっとヤバいところに引っ越してきちゃったな」とか思って。

(澤部佑)そういうのが一番、怖いからね。

(岩井勇気)「内見とかの時、わかんなかったわー」って思って。

(澤部佑)難しいよな。

(岩井勇気)それである日なんかは、もう俺が歩いてる後ろからゴンゴンッ!ってちょっと、追い回してくるわけ(笑)。「うわうわっ! 追い回している!」って思って。だから、俺は引っ越して少しの間は、家の真ん中の部分はあんまり使わないようにして過ごしてたの。

(澤部佑)でも、結構なエリアだよね? 一部屋分を使わずに?

(岩井勇気)そう。でも、家の真ん中がキッチンだったから、まだ大丈夫で。生活スペースは横に分けられるから、大丈夫なんだけど。で、家の両端を使うようにしてたんですけど、引っ越して2週間ぐらいして、キッチンの上の棚のパネルが、そこが前の住人の意向で、そのパネルの1個だけを色を変えていて。ツートンみたいになっていたの。で、入る時に大家さん「これ、嫌じゃない?」とか言われて「いや、これは一緒の方がいいです」みたいな感じで言って。「じゃあ、業者に頼むわ」って言ってくれて。で、パネルを同じ色にするように頼んでいたんだけど。

で、それを引っ越しして2週間ぐらい経ってから、取り替えるっていう作業をすることになって。うちに業者が来たんだよ。で、その時に大家さんも立ち会うっていうことで、大家さんも一緒に来たのよ。で、大家さんはおばさんなんだけど。業者が来て、作業をしてたらまた下からゴンゴンッ!って棒で突いてきたの。うるさかったのか、わかんないけど。で、俺はその時に「しめた!」と思って。で、俺は大家さんに「大家さん、今の、聞きました? 下の家の人、僕が引っ越してきた時からこうなんですよ。今、ゴンゴンッ!って聞こえましたよね? 生活音ぐらいで、こうやって下から何かでゴンゴンッ!って突いてきているんですけど……」って言ったの。

(澤部佑)それは大家さんに言うしかないね。

(岩井勇気)そしたら大家さんが「いや、実は入居される前、私がこの部屋を掃除してたんだけど。その時も同じことがあったのよ」って言うわけ。俺は「じゃあ、告知しろよ」って思ったわけよ。「入る前に言えよ。『こういう人が住んでいます』って……」って。

(澤部佑)まあ、大家さんも入れたかったんだろうね。

(岩井勇気)たぶん、そうだと思う。で、「入居者に『下のやつがちょっと変だ』っていうことは言わないといけない、そういう義務があるじゃないの?」って俺は思ったんだけど。でも、その大家さんに対してのイニシアチブを取りたかったというかさ。俺の方が大家さんに気に入られてるやつだっていう風になればいいと思ってたから。「ええっ、じゃあこれ、どうします?」って聞いたの。そしたら大家さんが「うーん。じゃあちょっと今、行って話してくるわ」って言って。

(澤部佑)ああ、すぐ動いてくれるんだ。

(岩井勇気)「そうですよね」って言って。

(澤部佑)「そうですね」って言うんだ(笑)。

(岩井勇気)で、大家さんを行かせたわけ。で、下に行って、しばらくして大家さんが帰ってきて。「ちょっと、言ってきたから」って。どうやら俺と同じぐらいの歳のサラリーマンらしいんだけど。2年半前、言ったらコロナで在宅ワークとかになっていて。ずっと家にいるからストレスがたまっていて。なんかホウキみたいなので突いていたらしいんだよ。

(澤部佑)それはもう、事実なんだね。明らかになっているんだね。

(岩井勇気)そう。それはもう、いろいろ聞いてきたっていう。「そうらしいのよ」って言っていて。「でも、それじゃあ住んでられないから」って言ったら「もうやらない」っていう話になったからって、俺に報告しに来たんだけど。でも、なんか信用できなくて。「じゃあ次にやったら、どうします?」って大家さんに聞いたの。そしたら「じゃあ、またやってきたらもう私に電話して」って言われて。で、大家さんはその日は帰ったんだよね。で、1ヶ月ぐらいもう、何もなかったの。

(澤部佑)ああ、止めてくれたんだね。

(岩井勇気)で、またしばらくして、1ヶ月ぐらい経って部屋をちょっと歩いてたら、またゴンゴンッ!って下から突いてきたの。で、俺はもうすぐに大家さんに電話して。「あの、やりましたよ」って言ったら大家さんが「わかった。ちょっと待っててください」って。で、大家さんが下の家の住人にすぐ電話をして。それで話をつけて。で、この内容っていうのが、俺が住んでるのが4階で。そいつが住んでいるのが3階。それで1階に今、空いてる部屋があるっていうことで。「3階の人をそこに移すわね」って言っていて。

(澤部佑)ああ、その3階の彼を?

(岩井勇気)そう。「移すことになりました」って言っていて。で、もう翌日か翌々日ぐらいに移ることになったの。

(澤部佑)へー! その人も、それを飲んだんだ。

(岩井勇気)そう。で、そこからは俺はさ、もう下にそういうやつが住んでいないから、なにもなくなったの。で、ある日なんだけど。それから何週間かして、俺が下に降りたら大家さんが家の前、マンションの前を掃除してたのね。で、「こんにちは」「どうも」みたいな感じで。「あの人、どうなりました?」みたいな話をしたら、「まあ、あそこの1階に住んでるんだけど。それがまあね、最近、また上の人にあれ、やっちゃってるみたいなのよ」みたいな。で、そんな話をした次の次の日の夜中。夜中の2時ぐらい。

外から、なんかドツドツ音がするんだよ。で、「なんかすごいウーハーみたいな音がするな?」って思って。「なんだ?」って思って玄関を出てみたの。そしたら、クラブミュージックみたいなのが流れているの。で、その音をたどっていったら、その2階の、そのヤバいやつの上の階のやつが若い男らしいんだけど。友達とか、女の子とかを呼んで、爆音の、なんかTikTokみたいな音を流してドンチャン騒ぎしてるの。

で、俺は「2階のやつ、切れたんだ」と思ったの。もう、とんでもない音でそれをやっているから。で、そいつの部屋のあたりに行ったら、もうめちゃくちゃうるさいの。中でも。男女が。で、俺はもうその時に「行けーっ!」って思って(笑)。「やれーっ!」って思って(笑)。

(澤部佑)「勘弁してください」じゃなくて?(笑)。

天井突き VS 爆音クラブミュージック

(岩井勇気)「やってやれーっ! 俺たちのことは気にすんな!」って思ってね。で、もう爆音で、その後5時ぐらいまで、その状態。俺はもうあんまり、音が気になっちゃってそこまで寝れなかったけど。「いいぞ、いいぞ! 5時までやっている! 行けーっ!」って思って。で、2階の人はその状態でやり続けてね。で、その次の日の昼ぐらい。俺が仕事に行くんで家を出たわけなんだけど。1階まで行って、外に出て。で、マンションを見たわけ。で、ふと、1階のヤバいやつの家を見たら、窓にかかってるカーテンがビリビリに破れてて。

(澤部佑)おお、戦いに敗れたというか?

(岩井勇気)そう。で、その月にそいつ、引っ越したんだよ。「勝った!」と思ったね。

(澤部佑)すごいマンションだな。

(岩井勇気)ヤバいマンションだった。

(澤部佑)なんか、戦いがいっぱい行われて。でもそれ、もう元気玉みたいなもんだよね。みんな、住人たちが「うわーっ! 行けーっ!」って?

(岩井勇気)で、俺はその後に2年弱、そこに住んでたけど。1回も2階のやつはそんなことをすることはなかったね。

(澤部佑)じゃあ、本当にそうなのかな。大家さんをちゃんと仲間につけて。

(岩井勇気)俺、大家さんにめちゃくちゃ優しくしたもん。

(澤部佑)そういうことだよね。ちょっとずつ、いろんな言葉をかけたりして(笑)。

<書き起こしおわり>

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