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吉田豪と中野たむ『ザ・ノンフィクション 中年純情物語』を語る

吉田豪と中野たむ『ザ・ノンフィクション 中年純情物語』を語る SHOWROOM
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中野たむさんが『猫舌SHOWROOM』火曜日に出演。吉田豪さんと『ザ・ノンフィクション』がカタモミ女子に密着した『中年純情物語』について語っていました。

(吉田豪)そんな時期に『ザ・ノンフィクション 中年純情物語』の話が来るわけなんですね。

(中野たむ)そうです。でも、あれって1時間番組だったんですけど、半年ぐらいずっと密着されていて。

(吉田豪)異常ですよね。正直、『ザ・ノンフィクション』ってそれまでも地下アイドル特集的なものってあったんですけど、基本は3組、3人ぐらいが出て、20分ずつぐらいの番組だったりしたわけですよ。「なぜカタモミ女子で1時間?」とまず驚いたっていう。しかもカタモミ女子に半年密着ってなに?っていう。

(中野たむ)最初の3ヶ月間とか何も起こらなかったんですよ。何を撮っているのかも全然わからないし、「これ以上撮ってもなにもないですよ。このギスギスが延々と続くだけですよ?」っていう感じだったから不思議だったんですけど。でも、いま思うともしかして、解散は運営さんがもう決めていたのかな? とかって思ったしとかしました。

(吉田豪)これ、見ていない人に説明をすると、番組中では突然メンバーが辞めるって言い出して、それじゃあお店ができないということで、お店が休みになって。それでメンバーが辞めていく、その卒業のライブとかを見るみたいな番組になっていたんですけど。その放送直後にインフォメイト……この元カタモミ女子のメンバー4人の話を聞いたら、違ったんですよね。

(中野たむ)そうなんですよ。

(吉田豪)前後関係が実は結構編集されていて。

(中野たむ)私たちは普通に働いていて、結構その時は本当にいい感じだったんですけど、店舗側が急に「1週間休みです。だからもう来ないで」って言われたんですよ。で、女の子たちはそれで生活をしているから、こういうことがあるんだったら生活も出来ないし、アイドルとしてももう無理かな?って思っちゃって。でも、メンバー同士はすごい、一緒にやっていきたいっていう気持ちはまだあったから、みんなで独立してやっていこうか。じゃあ、辞めようかって。

(吉田豪)つまりお店が休みになる方が先だったんですよね?

(中野たむ)そうなんですよ。

(吉田豪)それが「女の子が辞めるって言ったから、店を閉めざるをえなくなった」みたいな作りに編集されて。プラス、たぶん番組サイドの人からもちょっと僕、話を聞いたんですよ。この件、すごい興味があって。残ったカタモミ女子の話も聞いたし(笑)。

(中野たむ)ああー、聞きたい、聞きたい!

(吉田豪)別口で会ったテレビのスタッフからも話を聞いたりして、かなり立体的にしたんですよ。その結果、僕の読みだと「これからたぶん店を辞めたり、メンバーが辞めたりするから密着してくれ」って持ちかけたんじゃないか説っていうのが僕の中では濃厚なんですよ。

(中野たむ)そうですねー。たしかに、それは後から聞いてそう思いました。

(吉田豪)「面白いことになりますから……」っていう。

(中野たむ)怖い。怖すぎる!

(吉田豪)面白い方向に現実を持っていく。別に起きていることそれ自体は嘘じゃないっていう。

(中野たむ)操作されていたんですね。「かも」だけど。

(吉田豪)でも僕はそんな気がすごいした。

(中野たむ)大人、怖え!(笑)。でも、いまとなってはそれでよかったのかなとも。

(吉田豪)まあね、だって結果、カタモミ女子というグループの知名度をはるかに超えるインパクトを与え……ねえ。

(中野たむ)そう。カタモミ女子……やっぱりちょっと洗脳されていたっていうところがあるのかな?っていまになって思いますけども。まあ、でもそれを選んでいるのは女の子自身なんですけども。なかなかその、中に入っちゃうと気づけないというか。うん。もうちょっとがんばっていたらよかったのかな? どうだろう?(笑)。

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名物ヲタ・きよちゃん

(吉田豪)ねえ。だって結果、続編まで作られ。その後、インフォメイトになってから僕が何度かイベントとかで絡んだりすると、あの番組に出ていたきよちゃんが来て。本当にいい人で。きよちゃんっていう名物ヲタの人がいるんですけど。板垣恵介先生そっくりな。メンバーに手作りの名前が入ったブレスレットとか作ってあげるんですよね。それ、僕にまで作ってくれるんですよ(笑)。

(中野たむ)ああ、そうなんですか?

(吉田豪)そう(笑)。「吉田豪」って書いてある。「うわっ、超いい人!」っていう(笑)。

(中野たむ)すごーい! きよちゃん、本当にいろんなものを作ってくれて。物販のプラカードとかあるじゃないですか。「中野たむ最後尾」みたいな。ああいうのもメンバー全員分作ってくれるんですよ。もう広告担当でした。

(吉田豪)ねえ。パソコンでデザインとかやってね。映ってましたよね。きよちゃん、いい人なんですよ。

(中野たむ)ねえ。めっちゃいい人で。プロレスも1回だけ見に来てくれました。いまもまだりあのことを応援してますね。

(吉田豪)ソロで活動しているのをちゃんと追っていますよね。バンドとかね。当時の『ザ・ノンフィクション』放映後の反響とか、すごかったじゃないですか。本人が見て、どんな風に思っていたんですか?

(中野たむ)えーっ? どんな風に思ったか……『ザ・ノンフィクション』はその時、インフォメイトのみんなと立ち上げる直前? 直後かな? で、みんなで家で見たんですよ。でもなんか、何もなかった。感想は何もなかった(笑)。

(吉田豪)「えっ、これ私たちじゃなくて、主役はヲタじゃん?」っていう感じ?(笑)。

(中野たむ)いや、っていうかたぶんあれでしたね。テレビに出るということがまずほとんどなかったから、「テレビに出てる!」っていう感じだったかも。「出てる!」っていう感じだったし……。

(吉田豪)(コメントを読む)「中野さんはあんまり映ってなかった」。

(中野たむ)そう(笑)。もうズル休み真っ最中だったんですよ。

(吉田豪)反抗期っていう空気は全開でしたけどね。ブーブー言ってそうな空気は全開っていう。

(中野たむ)フフフ、一応リーダーだったんで、なんかみんなの思っていることを運営さんに言わなきゃいけなかったし、発表する時とかも私が言わなきゃいけなかったんですよ。「私たちは4月○日をもってカタモミ女子を卒業します」っていうのは私が言わなきゃいけなかったから。うーん、そういうのもちょっと大変で。こう、ね。運営さんとモメてたんですね。

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「痛いのと痛いの、どっちがいい?」

(吉田豪)モメて。まあ、突然辞めることになり、ヲタも怒り、運営の胸ぐらを掴み、「痛いのと痛いの、どっちがいい?」の名言を残し……。

GLAYのHISASHIさんがそれをつぶやくに至るというね。

(中野たむ)フフフ、「痛いのと痛いの、どっちがいい?」って名言ですよね、あれは(笑)。

(吉田豪)すごかった(笑)。

(中野たむ)すごかったですねー。いや、それで……でもなんか、そういうのが放送されたのをきっかけにインフォメイトもちょっと注目してもらえればいいなって。結構プラスの方に思っていました。

(吉田豪)インフォメイトという辞めたメンバーで自主運営でやろうっていう感じだったんですよね。事務所に所属するっていうよりも。

(中野たむ)いや、最初は事務所があったんですよ。プロデューサーもちゃんといたんですけど、それをまた追い出したっていう(笑)。

(吉田豪)追い出した。

(中野たむ)追い出したっていうか、またモメたんですよね。……モメてばっか! 自分たちに絶対に責任がある(笑)。

(吉田豪)フハハハハハッ! 僕が当時聞いたのはヲタの人が怒って鬼電をかけてきて、それで運営の心が折れたみたいなのは聞きましたよ。

(中野たむ)ああ、そうそう。あ、それってタカさん? 「痛いのと痛いの、どっちがいい?」のタカさん。

(吉田豪)聞きましたよ。接触のレギュレーションがちょっと変わることに抗議が来て。「さあ、僕がこれから運営やります」って言っていた人が「僕、もう無理です……」ってなって飛んだって聞きましたね。

(中野たむ)そうでした。そう。

<書き起こしおわり>

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