吉田豪さんが2014年9月にCROSS WAVE☆SENJU『ガールズThursday これが噂の京本香取』に出演。やりづらい取材相手や、それに対する攻略方法などを語っていました。
(京本百加)あとなんだっけな?聞きたいことが・・・あっ、なんか、こういうやつは取材しづらいみたいな・・・
(吉田豪)(笑)。こういうやつは取材しづらい?いや、でも基本僕が会いたいと思った人にしか行かないんで。そんなに困ることはないんですけど。でも会ってみたら、いろいろ調べているのに本当表向きのことしか言わない人はすごい困りますよね。もうちょっと踏み込んだ話をしたいのに、あれっ?っていう。ガードの固い人がたまにいて。本当に時間がぜんぜん過ぎない時、ありますよ。
(京本・香取)(笑)
(吉田豪)うわー、どうしよう?ぜんぜん面白くなんないわ、これって。
(京本百加)えっ、でもそういうのってどうやって引き出すんですか?
(吉田豪)わざといくつか仕掛けたりとかするんですけど。仕掛けてもスカされたりするんですよ。
(香取優花)仕掛けるってなんですか?
(吉田豪)ちょっと踏み込んだ話。危険球を投げたりしながら、恐れられるかどうかわかんないような話とかもぶち込んだりしながら、ちょっと、どう?どう?って反応を確かめると、乗ってくる人もいるんですけど。全く乗らない人もいるんですよ。だから、やってみなきゃわからないですけど。まあ、たまーにいますけどね。最近だと本当、あれですよ。最近、これもちょっとネタにしちゃったんですけど、長渕剛さんを取材したら、原稿がほぼ書き直されてっていう(笑)。
(京本・香取)ええーっ!?
(京本百加)それ、意味ないじゃないですか。
(吉田豪)いや、もう本当。自分で書いたほうがいいですよって感じぐらいに書き直して。不思議な文章になっていたんですけど。それはそれで面白かったですよ(笑)。
(香取優花)逆に(笑)。
(吉田豪)そう(笑)。なんかいきなり僕が説教されている形になっていて。現場でされてないですよ、これっていう(笑)。『いつでも本気ですごいですよね』『君もな、インタビューも本気でやらなきゃダメだよ!』っていきなり怒られてて(笑)。ええーっ!?(笑)。っていう。面白かったの、あるじゃないですか。でも、この仕事だと『実はこうだったんですよ』って話すこともネタになるから。なんかあった方が面白いんですよ。多少ひどい目にあった方が面白くなるんですよ。
[関連リンク]吉田豪 anan 長渕剛インタビューの衝撃を語る
(京本・香取)うん。
(吉田豪)とんでもない目にあったりする時も、とんでもない目にあったな、しんどいなと思いながらも、これは相当ネタになるぞと思っている部分は常にありますよ。
(香取優花)今日、なんかネタになること、ありました?
(吉田豪)ありましたよね。危険な話、結構してましたよ。最初(笑)。あの、僕がドキドキするぐらいの話、してましたよ。普通に(笑)。
(香取優花)そっか。たしかに(笑)。いや、もう忘れてた。
(吉田豪)(笑)。無邪気に話すなーっていうね。いや、でも面白いですよね。そういう話ね。最近もそういう話にね、結構僕も居合わせましたからね。
(香取優花)なんですか?
(吉田豪)青山聖ハチャメチャハイスクールっていうグループがありまして。
(京本・香取)あー、はいはい。
(吉田豪)最近、ちょっとした騒動があったの、ご存じですか?
(京本百加)ああ、つながりがどうのこうのってやつですね。
(吉田豪)メンバーが2人、病気でちょっと休んだりしてたのが、実はつながりでしたと。で、つながったファンの実名を発表して、発表した上に賠償金っていう事件があって。で、その運営の人とこの前トークイベントやったんですけど(笑)。
(京本百加)ええーっ!?すごい、それー。なに聞いたんですか?
(吉田豪)面白かったですよ。でも、ちょっと・・・最初に言ったんですよ。『本気で金取りたいんだったら、名前出すべきじゃない』っていう。名前出して金を取ろうとしたら、向こうも告発するでしょ、そりゃあっていう。だからそれはどっちかにすべきだっていうみたいな話なんですけど。気持ちがわかるのは、なんだろうな?反省の色がまったくなさすぎることに怒ったらしいんですよ。メンバーにも、そのヲタにも。
(香取優花)そうなんだ。
(吉田豪)ヲタ側のブログを読んでも、たしかに『つながって当たり前なのに、あなたたちが阻止しないのが悪い』ぐらいの感じで。あ、もう本当に時代が変わったなと思って(笑)。ねえ。
(香取優花)でも、本当すごいですよね、いま。どこもつながってますよね。
(吉田豪)(爆笑)
(京本百加)本当、そう思う。
(吉田豪)まあね、昔の基準で考えたら、アイドルが増えたのもあるけれども。つながりが日常になったっていうか。あ、今月はここがつながっていなくなったみたいな感じで。1回、リスト作ってほしいぐらいですもんね。毎年。それはすごい思うんですよ。そうそうそう。
(京本百加)だってSKIの時は『つながり』っていう言葉も知らなかったから。本当に。
(香取優花)その概念がなかった。
(京本百加)そうそう。なかったから。なんだろうね?すごいよね。
(吉田豪)ちなみにそのさっきの話の続きで、ちょっと気持ちがわかったと思ったのが、やっぱりノリが軽くなっちゃってて。『女の子が辞める時に話し合いとかしたんですか?どういう話し合いしたんですか?』って聞いたら、『話し合いはしてないんですよ』って。あの、辞めまーすっていうメールが1通きただけだっていう(笑)。
(香取優花)ええーっ!?
(吉田豪)『うわー、現代っ子のバイトじゃないですか!それ』っていう(笑)。それはたしかに怒るなっていう。
(京本百加)そんなんで辞められるもんなんですね。
(香取優花)それこそ賠償金とかね。
(吉田豪)そうなんです。って、そりゃあなっちゃうかもねっていう。賠償金云々って名前出したのは要はこういうことが起きないような。ちょっとまんだらけで万引きで顔出そうとしたみたいな感じで。見せしめっていうか、今度ここでこういうことをやったら痛い目にあうよ、みたいな匂いをさせなきゃいけないみたいなものが。と、思うと納得はできる部分もありましたっていうね。
(香取優花)いまのアイドルってたしかにつながりたくなる気持ちもわかりますよね。だって握手会とかですっごい接触する子とかいるじゃないですか。そんなのされたらね、勘違いする人も出てきますよね。
(吉田豪)前とビジネスのやり方が変わっちゃったから。止められない部分もあるじゃないですか。で、Twitterのフォロアー数を増やすのがテーマになっちゃって。相互フォローしたりしてDMとか来て、とかなっていくと、管理しきれないじゃないですか。
(京本百加)そう。DMをね。そうだね。
(吉田豪)という問題がいろいろあるんですよ。前のやり方じゃ管理できないですよ。
<書き起こしおわり>