三輪記子と吉田豪 上岡龍太郎を語る

三輪記子と吉田豪 上岡龍太郎を語る SHOWROOM

三輪記子さんが2024年3月19日放送の『猫舌SHOWROOM 豪の部屋』に出演。吉田豪さんと上岡龍太郎さんについて話していました。

(吉田豪)(コメントを読む)「上岡龍太郎さんの影響を受けたそうですが、具体的にどんなところ?」。

(三輪記子)あの、上岡龍太郎さんに影響を受けなかった関西の人って、私ぐらいの世代だとたぶんいないぐらいだと思うんですよ。

(吉田豪)そうなんだ。

(三輪記子)で、パペポTV。

(吉田豪)はいはい。大好きで見てましたよ。

(三輪記子)パペポはだからもうバイブルのように見たし。パペポの最終回はいまだにちょっとYouTubeで見てしまいますね。で、その「上岡龍太郎さんのどこがすごいか」っていうわけじゃないんですけど。なんていうんですかね? これはでも、関西の人だけかな? 上岡龍太郎さんの関西弁と、さんまさんの関西弁と、鶴瓶さんの関西弁と、ダウンタウンとナイナイとでは、やっぱり違うんですよね。そういうのが、なんていうのかな? 今時の言葉で言うと多様性だったりするし。そういう、知的な面白さプラスちょっと京都っぽいところとか。っていうところで、そういう存在の仕方みたいなところに影響を受けたのかな? うん。パペポはめっちゃ見ましたね。

(吉田豪)上岡さんとノックさんが同じグループっていうのがまず、信じられないですよね。思想的に(笑)。

(三輪記子)まあ、そうですよね。本当にそうですよね。

(吉田豪)絶対にこれ、食い合わせ悪いでしょう?っていうね。

(三輪記子)でも昼の番組とか、一緒にやってましたけどね。覚えてる。うん。でも、その上岡さんも、たとえばほら、オカルトとか絶対許さなかったじゃないですか。

(吉田豪)ブチキレてましたからね。

(三輪記子)そういうのも、それはすごい影響を受けたと思います。たとえば具体的に言うなら、ああいう非科学的なものを面白がったりしないとか。怒るとか。そういうのは、やっぱりすごいなと思いましたね。だからそのオカルトで……ああいう上岡龍太郎さんのそういう部分をキッチュさんはある種、ちょっと近いですよね。

(吉田豪)アンチ超能力とかね。

反オカルト的なスタンス

(三輪記子)そうそうそう。そういうのとかも、何でも面白がるような風潮があった一方で、ああいうのも成り立っていたわけじゃないですか。

(吉田豪)テレビもね、あんなのばっかりやってましたよ。あの時代。

(三輪記子)ですよね? でも、なんかその物の見方として、やっぱり上岡さんがああいうのやってたから。そういうのはやっぱり引きましたよね。

(吉田豪)まあね。あのへんを面白かった流れの先に陰謀論とかがありますからね。

(三輪記子)そうなんですよ。だから私、その上岡さんがもしいなかったとして、自分もそっちにはまってたんじゃないか?っていうのは正直、ちょっと思います。だし、多くの人が意外とそうなんじゃないかな、みたいな。で、上岡龍太郎さんはそういう意味ではちょっと極端な言い方かもしれないですけど。そのお茶の間、お笑いにちょっと科学を持ち込んだっていうか。

(吉田豪)そうですね。

(三輪記子)と、思うんですよ。

(吉田豪)だってパペポで魏志倭人伝とか知りましたからね(笑)。「なんだ? この毎回言っている魏志倭人伝っていうのは?」って(笑)。

(三輪記子)そうですよね(笑)。そうそう。それでなんか、そういうのが面白かったですよね。

(吉田豪)勉強になるっていう。

猫舌SHOWROOM 豪の部屋 ゲスト:三輪記子

<書き起こしおわり>

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