ハライチ岩井 アニメ『グラゼニ』アフレコと声優・落合福嗣を語る

ハライチ岩井 アニメ『グラゼニ』アフレコと声優・落合福嗣を語る ハライチのターン

ハライチの岩井さんがTBSラジオ『ハライチのターン!』の中でアニメ『グラゼニ』のアフレコ体験についてトーク。主役・凡田夏之介役の声優・落合福嗣さんについても話していました。

(岩井勇気)かき氷機を買ってさ。

(澤部佑)うーん、なんかめちゃくちゃ買うな。いろんなもん。

(岩井勇気)そう。そういうの、買っちゃうの。俺、なんか。ヨーグルトメーカーとかさ、一人鍋の機械みたいなのとかさ。

(澤部佑)で、寸胴も買ったでしょ。

(岩井勇気)しかも、また通販よ。

(澤部佑)好きだな(笑)。

ハライチ岩井 最近通販で買ったものを語る
ハライチの岩井さんがTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で最近ハマっている通販で買ったものについて話していました。 (岩井勇気)もう結構通販にハマっちゃってさ。 (澤部佑)めちゃくちゃ買ってるね。 (岩井勇気)ちょっと「これ、ないな」みた...

(岩井勇気)それでかき氷機買ってるのよ。いいやつよ。電動のやつ。

(澤部佑)出た! フワッフワになるやつ?

(岩井勇気)そう。もう勝手に削ってくれるやつよ。でさ、届きましてやってみたのよ。専用の容器みたいなのがあって、それに水を入れて凍らせて。それで氷を作るわけ。

(澤部佑)そういうことなんだ。

(岩井勇気)で、その氷を4つぐらい作ってさ。それでそこそこかき氷作れるわけ。なんかね。で、なめらかな氷が作れるやつなんですよ。粗いのも作れるみたいな。で、かき氷を作って、シロップをかけたり練乳をかけたりきな粉をかけて黒蜜かけたりなんかして。どうだ!っつって。

(澤部佑)おうおう。はしゃいでるねえ。

(岩井勇気)やりたい放題よ。で、いちごを凍らせたりなんかして。で、いちごを削っちゃうのよ。

(澤部佑)うわっ、お店じゃん!

(岩井勇気)そう。それに練乳をかけちゃうの。すごいよ。お店よ。うち、来る? いまお店だから。

(澤部佑)いまお店だ! お前ん家。

(岩井勇気)そうよ。で、かき氷をそんなにずっといっぱい食べられないから。もう予めソーセージ買っておいてさ。かき氷とソーセージを交互に食べて。延々と食べてるみたいな(笑)。

(澤部佑)フフフ、それは知らないけど。人によるよ。

(岩井勇気)かき氷食べて、ソーセージ食べて。「あ、またかき氷食えるわ」っつって。それ、延々。

(澤部佑)延々いける? ソーセージ食べて?

(岩井勇気)実質お腹にたまっているのはソーセージだけだから(笑)。

(澤部佑)いや、そうかな? 氷も……まあ、そうか。

(岩井勇気)で、めちゃめちゃ食って。もうやりすぎてテーブルとかビチョビチョになってさ。「食ったな!」なんて。もう大暴食よ。その時。

(澤部佑)そうね。

(岩井勇気)でさ、昼過ぎぐらいに「仕事、行くか」みたいな。

(澤部佑)そこから? 仕事前に!?(笑)。

(岩井勇気)朝届いて、それやってっから(笑)。

(澤部佑)仕事前の出来事なの? いまのが? ええっ? やんちゃだね、岩井は。

かき氷後、仕事

(岩井勇気)やっちゃってるのよ。で、仕事に行ったんだよ。その日の仕事がアニメの『グラゼニ』っていうのがあるんですけど。

(澤部佑)あの野球のね。

(岩井勇気)おっ、よく知ってるね。それにアフレコをやりませんか?って言われて。アフレコをやらせてもらえることになって。

(澤部佑)あれでしょう? 『グラゼニ』って落合福嗣くんでしょう?

(岩井勇気)そう。で、野球のアニメで福嗣くんが主人公をやっていて。で、野球なんて俺、全然好きでもないのに。でも、今季でいちばんおもしろいと思ったアニメが『グラゼニ』だったんだよ。

(澤部佑)ええっ? それは原作漫画を読んでいて?

(岩井勇気)読んでないの。アニメから始まって見ていて。で、めちゃくちゃおもしろい。野球界の裏側というか、お金の話、選手のお金事情なのよ。しかも主人公が中継ぎ投手なの。で、その厳しさみたいなのもめちゃめちゃおもしろいのよ。だから野球を知らなくてもめっちゃ説明してくれるから見れるみたいな。で、主人公の凡田夏之介の声をやっているのが落合福嗣くん。落合監督の息子ね。いまは声優をやっていますから。

(澤部佑)うん。

(岩井勇気)で、あのわがままで自由奔放な息子よ(笑)。

(澤部佑)昔のイメージがあるもんね。

(岩井勇気)タメ口、女子アナへのセクハラ(笑)。

(澤部佑)セクハラっていうか、子供だったからね。うん。

(岩井勇気)小学校の頃ね。で、本当になんでも買い与えてもらっていて。すっごいわがままな子、みたいなイメージじゃないですか。

(澤部佑)うん。

(岩井勇気)で、その落合福嗣くんとアフレコで会うことになって。

(澤部佑)あ、一緒に。同じシーンというか。

(岩井勇気)でさ、ゲストとして行ったんですよ。アフレコの建物に。で、アフレコもそんなやったことないから。1回、ちょろっとやったぐらいだから、全くノウハウとかも全然わからないからさ。で、今季いちばん好きなアニメのアフレコだよ。めちゃくちゃドキドキしてさ。

(澤部佑)そうだね。

(岩井勇気)で、行って。そんなすごいアニメのアフレコだってことで、前日ぐらいに俺、台本をめっちゃ読んでさ。でも、そんなにセリフもないよ。3、4セリフぐらいしかないんだけど。で、その日に『グラゼニ』の声優さんもアフレコの日で。キャストには全員会うわけですよ。だからそこに落合福嗣くんもいる。で、どんな感じなんだろう?って。大人になってから会ったことないから。

(澤部佑)まあね。

(岩井勇気)だからアフレコブースに福嗣チェアーみたいなのが用意されていてさ。お菓子食べてゲームとかやり出したら……(笑)。

(澤部佑)フハハハハハッ! 違う違う。昔のイメージのままになっちゃっている!

(岩井勇気)ゲームとかやりながらアフレコしてんのかな?って。それで寝たい時に寝て(笑)。自由奔放にやってるのかな?って思って。で、アフレコブースに行ってみたらさ、キャストがみんなバーッて勢揃いしていて。

(澤部佑)緊張するな、そんなの……。

(岩井勇気)「ゲスト声優の岩井さんです」「ああ、よろしくお願いします」って。そしたら奥から落合福嗣くんが出てくるわけ。で、「よろしくお願いします!」って、めっちゃ爽やかな感じで。「あれっ? 思った感じの福嗣くんじゃない?」って。

(澤部佑)違う。それはもう立派な大人だから。

(岩井勇気)もうヒゲも生えていてさ、ちょっとおしゃれな感じなんだよ。

(澤部佑)そうなんだよね。いまね。

(岩井勇気)「あれ? 福嗣チェアーもねえな」って思ってさ。

(澤部佑)それは岩井の想像だからね。

子供の頃の福嗣くんとは全然違うイメージ

(岩井勇気)パイプ椅子みたいなのに座っているのよ。あの福嗣くんが。で、お菓子も食ってないし、女子アナもいないわけ。福嗣くん専用の女子アナもいないわけ。

(澤部佑)いないよ、そりゃ。

(岩井勇気)で、「あれっ? 昔の落合福嗣くんじゃないわ」って思ってさ。でさ、もう大人なんですよね。

(澤部佑)いくつなんだろう?

(岩井勇気)俺らの1個下なんだよね。でも、やっぱりすげえデカい。

(澤部佑)デカいよね。体ね。

(岩井勇気)180以上あるのかな? 本当に大男でしたよ。

(澤部佑)それはさすがのDNAね。

(岩井勇気)で、スタッフさんが「とりあえず岩井さん、アフレコブースに入ってください」って言われて。「岩井さんだけ先に録りまーす」みたいな感じになって。まあ、ゲストだけいつも先に録っているらしいんだけど。「ああ、そうなんだ」って思って。で、アフレコブースに入って、いきなりもう録るからあたふたしちゃってさ。

(澤部佑)もうすぐに録るんだ。

(岩井勇気)そんな準備とかもないのかって思って。で、モニターがあって、マイクのところについてさ。で、キャストの声優さんが他に10人ぐらいいたんだけど、俺の後ろで座りながらずっと見ているの。若い人からベテランまで。

(澤部佑)うわーっ、なんかそういうのなんでしょう。アニメってなんか。

(岩井勇気)そうそう。前にマイクがあって、みんな後ろに座っていて。自分の出番の時だけ行ってしゃべるみたいな。

(澤部佑)それ、恐ろしすぎない?

(岩井勇気)そう。で、俺。素人がさ、みんなベテランとかの声優さんに見られながらやらなきゃいけないわけ。めちゃくちゃ緊張してさ、もう全然うまいことできないわけ。

(澤部佑)そうだよね。その目がなくてもうまいことできるかどうかわからないのに。

(岩井勇気)そうだよ。だから新人とかで声優の学校とかに行った人でも緊張するじゃないですか。俺なんか素人だからさ。焦っているからセリフがめっちゃ走っちゃってさ。で、この時間の間にいい感じにセリフを言わなきゃいけないみたいな時間が決まっているんだけど、全然できなくて。NGを出しまくっちゃってんだよね。

(澤部佑)うーわ!

(岩井勇気)しかも、絵が動いてないわけ。まだできていないから。絵コンテ状態でやるんだけど。で、自分の役の名前がパッと出たらしゃべるんだけど。名前がポンと出るんだよね。その出ている時間内にしゃべりきるっていうか。で、早すぎてもダメだし、みたいな感じで。でも、いつ出るんだろう? みたいな。モニターを見ている時にパンと出るわけよ。そしたらもう台本を追えないじゃん。台本とモニターをみなきゃいけないから。

(澤部佑)時間も見なきゃいけないしね。

(岩井勇気)そう。で、「あっ、出た」って思って台本を見たら、もう遅い。

(澤部佑)ムズッ! なにそれ?

(岩井勇気)めちゃくちゃムズいのよ。よくわかんないんだけど。で、他のキャストさんはまだ録っていないから、他の人のセリフが入っていなくて。いきなり俺のところが来るから、「あああ……」みたいになって。だからどこが自分のセリフのタイミングか、全くわかんないみたいな感じになって。

(澤部佑)うわっ!

(岩井勇気)だから他の人とやっていたら流れでなんとなくわかったりするじゃん。で、テンパっちゃってさ。他の声優さん、その後に録るわけだから。待たしちゃっている状態で。

(澤部佑)そうだよ。お前で押して行っちゃうみたいなね。

(岩井勇気)「ヤバい、ヤバい、大丈夫かな?」みたいに後ろを確認したら、落合さんが後ろでブツブツ言っているんだよ。

(澤部佑)ええっ?

(岩井勇気)「うわっ! ヤバい……」って。待たしちゃっているし。あの福嗣くんだから。文句言っているのかな?って思ってちょっと耳を傾けて聞いてみたらさ、違うのね。俺だけに聞こえるぐらいの声で俺がやりやすいように俺以外のセリフ、全部言ってくれているのよ。

(澤部佑)うわっ!

(岩井勇気)「うおおおーっ! やさしい!」って(笑)。

(澤部佑)「福嗣くーん!」(笑)。プロ! なにそれ!

(岩井勇気)他の人のセリフも俺だけに聞こえるように全部言ってくれて。俺のところだけ。

(澤部佑)お前に向けて言っていたんだ。うわっ、プロフェッショナル!

福嗣くんのアシスト

(岩井勇気)すっごい。俺のセリフのタイミングがわかるように全部アシストしてくれて。サポートしてくれて。めちゃくちゃやさしい!って思って。

(澤部佑)やっぱり主人公だから、ちゃんとリーダーとして引っ張ってくれるんだ。

(岩井勇気)「ここ、こうやってこのタイミングで言うんですよ」とかアドバイスをするんじゃなくて、さり気なくそれをずっとやってくれていてさ。で、「うわーっ!」って。おかげさまでその後はアフレコ、すぐに録り終わってさ。その後も落合さんに「ありがとうございました」なんつって挨拶してさ。ちょっとしゃべったらやっぱりめちゃくちゃいい人なのね。

(澤部佑)そうなんだよね。

(岩井勇気)気さくな人で。「これ、野球のあるあるなんですよ」みたいな、その回のこととか。あとはアフレコの「あれは遅れちゃっても、後ろにちょっとこぼせばセリフは収まるんですよ」って教えてくれたりとか。「うわっ、めちゃくちゃやさしいな!」って。で、もう結婚もしていてさ、子供もいらっしゃるんだけど。あふれ出る包容力がすごいんだよね!

(澤部佑)フハハハハハッ!

(岩井勇気)なんかね、体感……年下だけど友達のお父さんみたいな(笑)。

(澤部佑)いや、わかるよ。なんかね。貫禄があるんだね。

(岩井勇気)なんか息子の友達まで一緒に車でどこかに連れて行ってくれるみたいな感じの包容力。「すごいわ! これが包容力か!」ってなって。もうすべてを包み込んでくれる感じがあるわけ。しゃべっていてすごい安心するのよ。だから声とかも。

(澤部佑)声もやっぱりいいもんね。

(岩井勇気)めちゃくちゃいい。歳も1個下なのにすごいな。俺にないものはこれだな!
 包容力だってなって。思わせれてさ。もう全然真逆だなってなって。で、「LINE交換しましょうよ」って交換してさ。「今度、神宮球場に試合、一緒に見に行きましょうよ。いろいろ教えるんで」みたいな感じですごいやさしくてさ。言ってくれて。

(澤部佑)ええっ! 贅沢だよ。

(岩井勇気)最後の最後までにこやかに言ってくれて。なんなんだろう、俺?って思ってさ。

(澤部佑)フフフ(笑)。

(岩井勇気)俺に足りないのはこういうところなのかもしれないなって思って、帰ったわけ。で、家に着いてさ、カチャッて開けて部屋に入ったらもうかき氷機が散らばっていてさ。で、テーブルはビチョビチョなのよ。もう。ソーセージのゴミも床に落ちていてさ、クーラーもつけっぱなしで。「うわっ、忘れてたわ」って。

(澤部佑)うん。

(岩井勇気)で、「俺はなにを一人暮らしで好き放題にやってんだよ……落合福嗣くんかよ!」って思って(笑)。

(澤部佑)フハハハハハッ! 「俺こそ福嗣くんかよ!」って(笑)。

(岩井勇気)「俺が福嗣くんじゃねえかよ!」って(笑)。

(澤部佑)彼はもういまや福嗣くんではないからね。「落合さん」だから(笑)。

(岩井勇気)「福嗣くんは俺じゃねえかよ!」って(笑)。

(澤部佑)お前なんだよ、福嗣くんは。

(岩井勇気)思ったね。

(澤部佑)恐ろしい。誰の心にもいるからね。福嗣くんは(笑)。

(岩井勇気)そう(笑)。

<書き起こしおわり>

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