ハライチ岩井 怒らず、おおらかな気持ちで人を許そうと誓った話

ハライチ岩井 怒らず、おおらかな気持ちで人を許そうと誓った話 ハライチのターン

ハライチ岩井さんが2022年8月18日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で最近、おおらかな気持ちで人を許すことをテーマに生活をしていることを話していました。

(岩井勇気)最近、ちょっとあるテーマを持って生活しようと思ってね。「許す」という。

(澤部佑)なんですか、それは?

(岩井勇気)その、人に対して許すっていう。おおらかな心を持って。人に厳しくならない。俺なんてのはもう人に対して「なんでできないの?」とか「これ、おかしくない?」とか思いがちで。

(澤部佑)うん。なんかそっちのイメージですけどもね。

(岩井勇気)でも、やっぱり「他人と自分は違う」っていう。自分の基準で考えて「なんでできないの? なんで? おかしくない?」とは思わない。

(澤部佑)そうだな。難しいけど。

(岩井勇気)そうなんです。このテーマを持って生活をしようと思って。

(澤部佑)そう心に決めて? おおっ!

(岩井勇気)で、この間、最近ハマっているインラインスケート。趣味でやってるんですけど。それでいつもやっている害虫駆除会社の社長と、あとはその社長の友達の男の人が1人来て。それで3人で2時間ぐらいスケートパークで滑って。で、それが夜7時ぐらいに終わったんだよ。で、「お腹すいたね。ちょっと焼肉でも行こうか」みたいな感じに3人でなって。で、焼肉屋を検索して。「ここにしましょう」って入って。

で、店員さんに席に通されて。メニューを見てさ、「これしますか」って選んで。それで店員を呼ぼうと思って。で、ホールをなんかね、20代後半ぐらいの男の人が1人で回してたの。そんなにね、広くないお店で。まあ、1人でも回せるかなっていうぐらいで。でも、なかなかその店員さんがつかまらなくて。そんなにお店は混んでないんだけど。で、その人の流れの中で、何回か目が合ったのね。

(澤部佑)ああ、あるね。そういう時ね。

(岩井勇気)でも、こっちに来ようとしないわけ。

(澤部佑)それは目が合って、呼んでいるの?

(岩井勇気)まだ呼んでないの。目は何回か合っているけど、こっちに来ようとしない。でも、これは別に呼んでいないから、来なくてもいいとはなるんだけど。でもこれ、1回もオーダーを取られてない状態で。なんか、「普通は来るよな」みたいな感じで見てるんだけど、来ない。まあオーダーを取ってない状態だから。「向こう的にはもう気にならないのかな? オーダーを取ってないのを」って思って。

(澤部佑)飲み物すら。

(岩井勇気)でも、ここはテーマを持ってるから。こっちもおおらかな心を持って。「これは許そう。自分の基準で考えちゃいけない。向こうは気にならないんだ。こっちから声をかけないと。店員が聞きに来ることで逆にお客さんにプレッシャーを与える可能性もあるから。だから、しょうがない。こっちからちゃんと行こう」って思って。それで「すいません」って言って。で、店員さんが来たわけ。で、飲み物と食べ物をもうまとめて注文しようってなって。「レモンサワー、ハイボール、ハラミ、カルビ……」とか言っていたんだけども。でもその「ハラミ」とか「カルビ」とか言った時にその男の店員さん、返事がないの。なんか注文が通ってるのかどうか、不安になるの。わかる?

(澤部佑)普通は、まあそうね。

(岩井勇気)「ハラミ、カルビ、1皿」って言ったら「はい」とか。「ハラミ1枚」とか復唱もないの。でさ、無言で書いていくの。でも、それもおおらかな心を持って、許そうと。「そもそも誰が復唱をしろって決めたんだ? そんなルールはない。この店にはそんなルールがないのかもしれない。しなくても、彼には完璧にオーダーを通す自信があるんだ。だから、もう大丈夫なんだ」って思って。それでオーダーして。そこは怒らずに。それで飲み物が来て、キムチとかも来てね。で、お肉を待っていたの。それで俺と害虫駆除会社の社長が通路側の椅子に横並びで座ってたのね。で、隣同士でしゃべってたの。そしたらホールの彼が、持ってきたお肉を俺と社長の間からテーブルに出してきたわけ。しゃべってるんだよ?

(澤部佑)ああ、しゃべってる最中に?

(岩井勇気)そうそう。それでブワーッてテーブルに置いて。これ、普通はテーブルの横からじゃないの?

(澤部佑)もちろん、横からいけるわけだよね?

(岩井勇気)横から行ける。全然行ける。じゃなくて、俺と害虫駆除会社の社長が間に出していて。俺と社長も「おっと……うわっ、びっくりした」ってなったのよ。でも、そこはおおらかな心を持って。「許そう。まあ俺がホールだったら絶対にやらない。それぐらいの気は回る。でも、彼は俺じゃない。気の回らない、できないホールもいる。いるんだ。会話してる人の間を横切って、顔の前に肉を通してもなんとも思わないホールだって、いるさ。大丈夫だ、そんなのは」って。

(澤部佑)いや、ダメじゃない?

気の回らない店員も「許そう」

(岩井勇気)で、そこはもう店員さんには怒らず。で、肉を焼いて食べていたら、その食べ終わった皿をホールの彼がヌッと来て。無言で持っていくわけ。で、しまいには3分の1ぐらい残ったレモンサワーを持ってこうとしたから「あ、まだ飲みますよ」って言って、止めてね。

(澤部佑)それ、言い方は怒ってない?

(岩井勇気)それはもう、おおらかに。「許そう」ということで。「一言、声をかける程度のこともできない人だっているんだ。だいたいの人はできる。でも、できない人はいる。無言で下げる意味は俺にはわからないけど。でも、彼は俺とは違う」って。そしたら、その彼がね、空いた肉の皿をまた無言で下げようとしたの。そしたら、皿の残ったタレが皿を引いた時にこぼれて。で、テーブルの上の俺の携帯にかかったの。

(澤部佑)うーわっ……。これはなかなかの……。

(岩井勇気)しかも裏にしてたから、タレがカメラのところにビシャビシャビシャッてかかったの。でも俺、気づかなかったんだよ。そしたらなんか、害虫駆除会社の社長からは「あれ? なんかめっちゃかかったよ?」って言ったの。で、それを言われるまでホールの彼はそこを去ろうとしていたのね。で、さすがに気づいてないことはないんだよね。

(澤部佑)本人もね、そりゃあね。

(岩井勇気)で、それを社長に言われて初めて「あっ、申し訳ありません」みたいな感じになって。で、おしぼりを何枚か持ってきて。それで俺は携帯を拭いて。これ、まあそこそこの事件だよね?

(澤部佑)そうか。逃げようとしてたのか。

(岩井勇気)でも、おおらかに。「これも許そう。無言でお皿を下げて、タレが携帯にぶっかかって、本人が気づいてなければ知らなかったふりをして去ろうなんてこと、普通はできない。でも、そういう小ずるい生き方の人もいる。その場から逃げたいっていう気持ちで、そういう気持ちに負けちゃう。そういう、しょうもない人間だっているんだ」って。

(澤部佑)「小ずるい」とか「しょうもない」とか、全部言っちゃってる……。

(岩井勇気)「俺じゃない。俺は絶対にやらないけど、彼は俺じゃない。そういうしょうもない人間だって、いるんだ」って。

(澤部佑)全部言っちゃってるじゃん。爆発してるじゃん。

(岩井勇気)それで俺がね、携帯を拭いてたら他の席から「すいませーん」ってお客さんが呼んだわけ。そしたらそのホールの彼は何も言わずに呼ばれたテーブルにフーッて行っちゃって。このくだり、終わってないのに。

(澤部佑)携帯タレビシャビシャ事件が?

(岩井勇気)そう。俺は携帯を拭いてるんだよ? で、このくだり、俺が「もう大丈夫です」とか言うこともなく。それで呼ばれたからってフーッと行っちゃって。「これはすごいな」って思って。そこはでも、俺はそういうテーマを持ってるから。おおらかに許そうって。「ちゃんと謝罪のくだりを終わらせるより、他の卓の客が呼んでいることを大事にするっていう、そんなバカもいるんだ」って。

(澤部佑)「バカ」って言っちゃってるじゃん(笑)。

(岩井勇気)「みんなが利口なわけじゃない。そんなバカなやつもいるんだ。そんなこともわからない、バカのまま来た人生の人もいるんだ」って。

(澤部佑)ヤバいくらい言っているじゃん。

(岩井勇気)だから、そこは怒らずに。で、その後も携帯を拭いてタレのついたおしぼりを俺が積んでおいたの。テーブルの端に。でも、それを下げない。全然(笑)。

(澤部佑)まあ、そうか。普通はすぐ下げるけどな。

(岩井勇気)「そうか。下げないんだ。これを見るだけで、タレをかけられた方は嫌な気持ちになるかもしれないのに。皿はすぐ下げるくせに……」って。

(澤部佑)「くせに」が出ちゃっているよ(笑)。

(岩井勇気)でも、そんなのもおおらかに許そう。そんな気も回らないクソ野郎がホールにいることもある」。

(澤部佑)「クソ野郎」って(笑)。

(岩井勇気)「こんなクソ野郎がホールにいることもあるんだから。俺が店長だったら、すぐにクビにしてるけど。店長は俺じゃないんだ」ってなって。で、「もうお会計しよう」ってなって。お会計して帰る時も、レジがそのホールの彼だったんだけど。一言も謝罪をしないで。お客さんみんなに渡してるサービス券を渡してきてるわけ。「なにがサービスだ?」って。

(澤部佑)サービス券を渡す前に。サービスとはなんなんだと。

(岩井勇気)サービスはなんだ?っていう。でも、そこはおおらかに。「許そう。どういう神経でサービス券を渡してきているのか、俺にはわからない。でも彼は俺じゃない。彼は一言も謝らない。そんな育ちの悪い人だっているんだ。育ちが悪いだけなんだ。ろくな育ちをしてきてないだけなんだ。悪いことをして謝らない。そんなことをするやつは、ろくな育ちをしてきてないだけなんだ」って。

(澤部佑)通常のキレよりすごいことを言っているよ?

(岩井勇気)「きっと、そうなんだ」って思って。で、そのまま店から出て。「ふう……よかった、よかった。何も怒らなかった。よかった、よかった」って。

(澤部佑)「乗り越えた」って? 「よかった、よかった」って言っているよ?

(岩井勇気)「許す」というテーマを持って生活してみて、それでわかったの。「許すと見下すは紙一重だ」って(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハハハッ! そっちに振れちゃう可能性があるんだ?

「許すと見下すは紙一重」

(岩井勇気)うん、そう。「もうこんなやつに奴に怒る必要ない」っていう風に見下して。「怒ってもしょうがない」っていうことにもなる。これは。

(澤部佑)たしかに。見下してたもんね。すごいね。

(岩井勇気)そう。だからもう今度から、俺はそれをやめようって。

(澤部佑)ああ、もう気づいたわけね。

(岩井勇気)今回ので気づいたの。俺は今度から、相手をちゃんと対等に見て。対等な基準を持って、おかしなことがあったらブチギレようって。

(澤部佑)フハハハハハハハハッ! 結局、そこね。だってずっとダメだったもん(笑)。お前、中盤ぐらいから。

(岩井勇気)えっ、なんでですか? おおらかな心を持ってたのに。

(澤部佑)中盤ぐらいからとか思いきや、最初からダメだったよ。ずっと(笑)。

(岩井勇気)いや、許してますから。怒ってない。彼には一言も怒ってないですよ。

(澤部佑)何もできてなかったよ。おおらかなやつは(笑)。

(中略)

(澤部佑)まあ、元に戻ったということでいいですかね?

(岩井勇気)まあ、しっかりと怒る意味を見つけたというか。

(澤部佑)ああ、昔よりちゃんと怒ることへの……真摯に向き合って怒るっていう?

(岩井勇気)向き合って。でも、害虫駆除の会社の社長の友達に言われたよ。「岩井くん、よく怒らないね?」って。「何を言ってるんですかね。お二人とも、僕より年上ですよ。目上の方ですよ。あなたたちがいなかったら、キレてますよ」って(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハハハッ! その2人がいたから、抑えていたけども。

(岩井勇気)「僕が怒ってるところを見たら、たぶんすごく嫌な気持ちをすると思います。だから絶対にキレないです」って。

キレる気持ちはもう完成しきっている

(澤部佑)キレる気持ちはもう完成しきっているわけだね。その時点でね(笑)。それ、あったもんな。さらばと相席スタートと3組でライブをやって。その打ち上げで。あったよね。結構粗相も多い店員さんで。岩井と森田がめちゃくちゃ言うみたいなの。あったよね。いろいろとミスしてて。まあ、言った方がいいのかもね。その人のことも思ってね。

(岩井勇気)でもまあ、いいんですよ。二度と行かないだけだから。

(澤部佑)まあ、そうね(笑)。お客としてね。

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<書き起こしおわり>

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