オードリー若林とDJ松永 DJのつなぎを語る

オードリー若林とDJ松永 DJのつなぎを語る オードリーのオールナイトニッポン

オードリー若林さんとDJ松永さんがニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中でDJのスキル「つなぎ」について話していました。

TECHNICS SL-1200MK6

(若林正恭)いま、サトミツちゃん(どきどきキャンプ佐藤満春)がDJやってんの、知ってる?

(春日俊彰)えっ?

(若林正恭)DJ。

(春日俊彰)DJってあの……。

(若林正恭)ターンテーブル買って。

(春日俊彰)あのDJ松永のやつ?

(若林正恭)DJ松永のやつっていうか……まあDJ松永のやつだね(笑)。

(春日俊彰)身近なDJっつったら彼ぐらいしかいないからさ。えっ、あれ? なんで?

(若林正恭)そう。で、持っていてさ。言うのも恥ずかしいんだけど、俺は高校生の時にターンテーブルがすごいほしいと思っていたのよ。

(春日俊彰)レコードプレイヤーじゃなくて?

(若林正恭)DJをやるやつ。で、高校の時に見に行ったら11万だと。で、アメフト部だったからバイトをできなくて。まあ、竹原みたいに部活終わった後にバイトすればよかったんだけど、体力的にちょっとキツいなと思っていた時だから。11万は無理だなと思ってあの、ラジカセを2つ並べてね、片方で曲をかけながらテープを巻き戻すと「キュルルルルッ!」って音がするでしょう? あれをスクラッチ音に見立てて、こっちでスチャダラパーを聞きながら「キュルキュルッ! キュルキュルッ!」ってスクラッチみたいに家でやっていたのよ。高3の時さ(笑)。

(春日俊彰)ああー。キツいね、キツいね。

(若林正恭)フハハハハハッ! それがほしいと思っていて、サトミツの野郎がトイレッツっていうバンドをやっているのよ。トイレの歌を。

(春日俊彰)ああ、なんかで見たことあるな。

(若林正恭)たまに便器をかぶって。たぶんベンキマン以来だと思うんだけど……あ、ベンキマンはウンコを乗せているのか?

(春日俊彰)ベンキマンは体が便器だからね。

(若林正恭)そうそう。で、頭に便器乗っけてサトミツがやってんのよ。で、「ターンテーブル、どう?」って聞いたら「やっぱり楽しいね。朝までやっちゃう」みたいなことを言っていて。で、「俺もちょっとほしいなっていう気持ち、恥ずかしいけどなくはないんだけど……」って言ってさ。「じゃあ持ち運びできるから、家に持っていこうか?」ってサトミツが言って。

(春日俊彰)へー!

(若林正恭)で、この間さ、夕方まで空いている日にターンテーブルを家の持ってきて。そしたら自分の曲をさ、USBに入れてさ、それで流せるわけ。いま、パソコンでこう、ターンテーブルを家に置いて。そしたらめちゃくちゃ楽しくて。日本語ラップの好きな曲をずーっとかけていて。つなぎ方っていうの? 曲から曲へのつなぎ方がフェードアウトしていってこっちをキュッと入れてドンドン!って始まるとか。最後の「○○!」っていう決めゼリフの後に急にこっちを入れるとか、いろんなつなぎ方があるんだよみたいなことをサトミツに習っていて。

(春日俊彰)うんうん。

いろいろな曲のつなぎ方がある

(若林正恭)それで……その前に「最近は芸人がDJをやるなんて!」っていう風潮は緩和されたの? どうなの、春日的には?

(春日俊彰)そんな、別にさ。うん……DJ側の……。

(若林正恭)ああ、そうだよね。いいよね。いいね?

(春日俊彰)まあまあ、別にいいんじゃないの?

(若林正恭)昔はあったじゃん。「チャラい」みたいな。芸人の。もういまは大丈夫ね?

(春日俊彰)まあ、大丈夫っちゃあ大丈夫よ。それは、世間的にはそんな……DJっていうことがもう浸透しているわけじゃない? だからそんなさ、「なんだ、あいつ?」っていう。「ちょっとキツいな」っていうのは世間的にはないんじゃない?

(若林正恭)ああ、そうなの?

(春日俊彰)まあそんなね、手放しで応援したいっていう気持ちは私は別にないけどね。

(若林正恭)それ、誰のこと言ってるの?

(春日俊彰)誰っていうことはないけど。「ああ、やってんだ」っていう……「へー」って。

(若林正恭)アハハハハハッ! お前もその言い方だと鼻についちゃってんじゃん!

(春日俊彰)いやいや(笑)。でも個人の感想だからね。「ああ、DJ。そうっすか」みたいな。

(若林正恭)いや、俺はそれで結構尊敬している芸人さんがみーんなDJをやってんのよ。だからそのDJをやっている人はすごいなって。俺が「この人を尊敬しているな」って思っている人はみんなDJをやっているから。

(春日俊彰)ああ、それはまあまあ……みんながみんなやっているわけじゃないけど。若林さんが……(笑)。尊敬している人はやっていると。

(若林正恭)なんで笑っちゃってんだよ!

(春日俊彰)いやいや(笑)。なんかあるのかね。共通項が。その方々と若林さんとの。

(若林正恭)で、たとえばCreepy NutsのDJ松永はトラックも作るDJだから。それはすごいのよ。DJ松永はラジオでも「自分は日本で2番目にDJが上手い」って言っているのね。

(春日俊彰)1番じゃないのね(笑)。

(若林正恭)で、そのトラックを作る人ってすごいなとも思う。サンプリングしてくるっていうの? いろんな曲のあれを引っ張ってきてすごい曲を作るっていう。で、サトミツにいろんなつなぎ方があるんだっていうのは習って思ったんだけど、人が作った曲から人が作った曲につなげるわけじゃん? これ、誤解しないで聞いてよ。そのパターンが何個もあるのはわかるのよ。曲によって違うっていう。これは、なにがすごいのかね?

(春日俊彰)フフフ(笑)。

(若林正恭)これ、本当に誤解しないで聞いてほしい。俺は本当に無知で素人だから、なんか「すごい」っていうのはどういうことなんだろう?って思ったのよ。

(春日俊彰)ああー、まあたしかにね。

(若林正恭)トラックを作る人はすごい人をいっぱい知っているしね。「この人のが好き」っていうのがあって。DJの人のアルバムをいっぱい買っていて。わかるでしょう?

(春日俊彰)わかるわかる。

(若林正恭)これは何がすごいの? この曲からこの曲へって。

(春日俊彰)いや、それは私はわからないよ。

(若林正恭)いや、だってやってたじゃん。

(春日俊彰)やってないだろ! いつやるんだよ。いちばんたぶん遠い人間だと思うよ。そういうことには。全然わかんないもん。だから若林さんよりもわかっていないの。私の方が。

(若林正恭)俺もこの間、サトミツに聞いて。「ああ、そういういろんなのがあるんだね」って。俺、本当に叩かれちゃうかもしれないけど、どういうすごさなのかって……トラックが作れるのがすごいのはもう本当に感謝したいぐらい。こんな楽しい歌を聞いていて、曲がいっぱい楽しいっていう。

(春日俊彰)だからまあ新しい、また違うものを生み出しているみたいな感じでしょう?

(若林正恭)そうそう。でも「○○がDJだからクラブに行く」みたいな話もあるじゃない? 何がすごいんだろうなって。で、ヨッヒ(吉田尚記アナ)もDJやっているらしいのよ。ヨッヒは「このフロアの空気だったらこの曲をいま!」っていうことでフロアで盛り上がるのがすごいって言うんだけど……まあ、それはすごいけど、曲を作った人とそれを見てかける人はどっちがすごいのよ?

(春日俊彰)いや、わかんないよねー。

(若林正恭)無知なんだよ、俺は。

(春日俊彰)選曲がいいとか、そういうのも含まれるのかね?

(若林正恭)ちょっとDJ松永に聞いてみようか。

(春日俊彰)そうだね。無知すぎて私もわかんないよ。

(若林正恭)いや、本当に申し訳ない。これを聞いて……リトルトゥースの中にもDJやっているっていう人、多いと思うのよ。だからお聞き苦しいとは思うんだけど。

(春日俊彰)そうなんだよね。うん。知識がなさすぎてわからないよね。

(若林正恭)ねえ。でも、起きてるかな?

(春日俊彰)で、いろいろいるんでしょう? 一口に「DJ」って言っても。そのタイプがさ。

(若林正恭)ああ、そうだよね。FMの人とかもいるもんね。(電話をかける)。

(春日俊彰)ディスクジョッキー。だからクリス・ペプラーさんとかもそういうことでしょう?

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