Creepy Nutsのお二人がニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』の中でレアル・マドリードでサッカースペイン代表のセルヒオ・ラモスがラッパーデビューした件について話していました。
(DJ松永)今週もヒップホップニュースが届いています。レアル・マドリードで主将を務めるスペイン代表のセルヒオ・ラモスがラッパーデビュー。
(R-指定)フフフ(笑)。
(DJ松永)めちゃくちゃすごい選手がラッパーと兼業とのことですけども。なんか、パンチラインがあるらしくて……「2個のゴールデンボールを持って生まれてきた」。
(R-指定)俺らもやんな。
(DJ松永)「俺はレジェンド」。
(R-指定)サッカーでやろ?
(DJ松永)「チャンピオンズリーグMVP」。
(R-指定)サッカーの自慢しとる。
(DJ松永)「地球で最高のディフェンダー」。
(R-指定)で、ディフェンス?(笑)。
(DJ松永)「バトルは最後に勝つ。絶対にタオルは投げない」。
(R-指定)それ、ボクシングやん!
(DJ松永)これ(BGM)がそのセルヒオ・ラモスの曲ですか?
(R-指定)これが?
Sergio Ramos『SR4』
(DJ松永)ちょっとおしゃれじゃないっすか?
(R-指定)英語ではない? ポルトガル語?
(DJ松永)あ、いまこれ曲だったんだ。わかんないけど別の番組の電波が……北朝鮮の放送とか受信しちゃったのかな?って思って。
(R-指定)えっ、ちょっと……こんなおしゃれな曲の中で「俺は2個のゴールデンボールを持って生まれてきた」って?
(DJ松永)いや、これは思うけどさ、ズルいんだよな。サッカーでもうてっぺんを極めた人がラッパーデビューって、もうめちゃくちゃ有名になった人がその知名度、立ち位置を生かしてラッパーデビューだからラップの技術はだいぶ許してもらっている感じがあるじゃん。これ、1回セルヒオ・ラモスには逆でやってほしいのよ。ラッパーデビューという不確かなもので。ラップっていうアートの方でまず評価をもらって、高みを目指してからサッカーデビュー。
(R-指定)間に合わん(笑)。
(DJ松永)サッカーってアートと違ってわかりやすく上手くないとなれないじゃん? だからそこでアーティストとして成功した後に絶対にズルできないサッカーで成功できたら俺は認めるけど、これはズルい。セルヒオ・ラモスよ、1回逆でやれよ! サッカーという地位を利用してラッパーデビューって……デビューって金と地位と名誉があれば簡単だから。超無名なやつがレコード会社とかにデモ送ってオーディションとかやったり、ライブハウスで下積み積んでからデビューするのと重みが全然違うんだよ! だからセルヒオ・ラモス、1回逆やってこいよ!
(R-指定)いや、落ち着け、落ち着け……。
(DJ松永)これ、ズルいもん。これだとタレントDJとやっていることが全く一緒っていうことだよ!
オードリー若林とCreepy Nuts 芸人ラッパーと芸能人DJを語る https://t.co/xgsoYLAEJV
(若林正恭)あれは? クラブのDJ。DJはそれこそ、芸人さんがDJをやるじゃない? ああいうのは?(DJ松永)ああ、ちゃんちゃらおかしいと思いますね。
— みやーんZZ (@miyearnzz) 2018年5月23日
(R-指定)やっぱな。そことダブったから腹が立つんやな。
タレントDJとやっていることは同じ
(DJ松永)めちゃめちゃタレントが地位を生かしてクラブでポチッとスタートボタン押して曲を流しているのと一緒だから。セルヒオ・ラモス、こいつペラいな!
(R-指定)フハハハハハハッ!
(DJ松永)なんなんだよ、こいつ!
(R-指定)でもセルヒオ、割とこれ、曲としてよくない?
(DJ松永)うるせーぞ! そっち側につくのか?
(R-指定)セルヒオ、結構やるんちゃうん?
(DJ松永)いやいや……お前もレアル・マドリードで主将を務めるスペイン代表っていうところの先入観が入って聞いているから……。
(R-指定)でも俺、サッカー全然知らんもん。
(DJ松永)知らないけど、明らかにすごいやつっていうことは知ってるじゃん。だからすごいやつがラッパーデビューしたんだなっていう前情報を知っているからお前もダメ。アウト! お前は絶対二度と聞くな、セルヒオ・ラモスを!
(R-指定)なんでやねん!
(DJ松永)お前はもう先入観が入っているから。
(R-指定)でも、バスケでもいますからね。ラッパーデビューした人。NBAとかでもアレン・アイバーソンっていうやつが。そいつもめちゃくちゃ上手いんですよ。もう伝説的な選手で。その人もアルバムを出したんやけど、内容が過激すぎて自主規制。発売できへんっていう。
(DJ松永)あ、それもズルいです。そのバスケットボール選手で明らかに地位と名誉を確立した上だから、別に発禁になったところで。回収になったところでリスクないじゃないですか。もともと金があるから。単純にアーティスト業だけやっている人ががんばって時間をかけてアルバムを作る。それが発禁になったらめちゃめちゃ痛手だけど。だけど地位と名誉がある人だから発禁ぐらいで……要はエピソードトークづくりだろ? そいつ。なんなの?
(R-指定)いや、大丈夫? 大丈夫? アイバーソン、入れ墨だらけやけど大丈夫? で、どうやらこのセルヒオ・ラモスも耳の後ろに狼の入れ墨入れてるらしいで。情報によると。
(DJ松永)それもダサいし!(キッパリ)。
(R-指定)フハハハハハハッ!
(DJ松永)俺は1個海を挟んだら何でも言っていいから。R、知ってる? あいつら聞いてねえんだよ。
(R-指定)ああ、マジ? じゃあ俺も言おうかな? もう1人バスケ選手でシャキール・オニールっていうデブが、あいつもラップ出してるんすよ。
(DJ松永)おい、下手くそ!
(R-指定)『Shaq Time』っていう(笑)。ダサい、ボケが!
(DJ松永)タイトル、ダセえな、お前!
(R-指定)でもラップ出すんだね。結構みんなね。
(DJ松永)いや、だから芸能人とかが企画で歌手デビューとか、よくあるじゃないですか。そういうノリですよ。それをちゃんと歌として評価するのはね、気が早いというか。ちゃんと冷静に聞いてくれ。1回お前、逆をやってこい!っていう話だよ。逆をやってくれたら俺は認めるけど。セルヒオ・ラモス、もし聞いてるならお前、逆やれ!
(R-指定)フハハハハハハッ!
<書き起こしおわり>