渡辺志保さんがblock.fm『INSIDE OUT』の中でドレイクの『Nice For What』について話していました。
(渡辺志保)さっそくここで今日のオープニングチューンをご紹介させていただこうと思うんですが。もう後ろでかかってるトラックでみなさん、お気づきかもしれませんが。毎週金曜日、大激震が走るような金曜日。新しい楽曲が発売されるということで、みなさんもすごく忙しくすごされているんじゃないでしょうかっていう感じですが。今日も大特集させていただきますカーディ・Bのデビューアルバム『Invasion of Privacy』に合わせてなのか合わせてじゃないのか、あのドレイクが新しい楽曲とミュージックビデオを同時に発表しました。
で、いま後ろでかかっていますけども、なんとローリン・ヒルの『Ex-Factor』をサンプリングしていて。
でもこの曲、ちょっとカーディ・Bも自分のアルバムに先駆けて発表した『Be Careful』っていうシングルで同じ『Ex-Factor』をカーディ・Bの方もちょこっとサンプリングっていうか引用しているところもあったりして。
かつ、やっぱりドレイクがすごいのがミュージックビデオよね。前回の『God’s Plan』もすごかったけど、今回もティファニー・ハディッシュは出るわ、イッサ・レイは出るわ、あと『ブラックパンサー』のシュリちゃん役のレティシア・ライトちゃんは出るわ、シドも出ているし、ミシェル・ロドリゲスもいて、トレイシー・エリス・ロスもいて……とか。いや、すごい。もちろん技法もすごくこだわっているし。各界で活躍するアフリカン・アメリカンの女性たちがワーッとカメオで総出演していますし。見ていない方はまず見て、見て!っていう感じがします。
豪華なカメオ出演陣
A breakdown of all the cameos in Drake’s “Nice For What” video https://t.co/EoD2pU5g1d @thefaderさんから
ドレイク『Nice For What』ビデオにカメオ出演しているみなさまのリスト— みやーんZZ (@miyearnzz) 2018年4月10日
ちなみにビートはこれ、マーダー・ビーツっていうビートメイカー。結構おなじみだったりしますけども、彼が参加していて。あと、ニューオリンズバウンスのプロデューサーも参加していて。途中でビッグ・フリーダの声をサンプリングしていたりとか。で、いちばん最初は「Everybody get your mothafuckin’ roll on」ってビッグ・タイマーズをちょっと引用していたりとかして。
『God’s Plan』ではマイアミをドレイクがインヴェーションしていましたけども、今回はニューオリンズを勝手にレップしているっていう感じがしまして。
まあ、果たしてこれ、ブームになるんでしょうかね? ちょっと楽しみなところもあります。というわけで今日のオープニングチューンを聞いてください。ドレイク『Nice For What』。
Drake『Nice For What』
はい。いまお届けしたのはオープニングチューン、ドレイクで『Nice For What』。本当にPVも素晴らしいのでぜひぜひ見てください。
<書き起こしおわり>