星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で『スネークマンショー』について話していました。
（星野源）さっき『スネークマンショー』の話をしたら、メールがいっぱい来ました。（メールを読む）「私は『急いで口で吸え』と『ホテルニュー越谷』が好きです」。懐かしい……（笑）。
僕は、あれなんですよ。小学生の頃に、かなりちっちゃい頃に、うちの親の友達の人が『スネークマンショー』をカセットテープに詰め込んだものを誕生日にくれたのがあって。だからもう、超英才教育というか、すっごい小さい頃から死ぬほど聞いてきたんですよ。だから、声だけのコントっていうのがすごい好きで。懐かしいですね。だから、大人になってからっていうわけじゃないんですけど。結構昔のものです。
横浜市の方。（メールを読む）「YMOの『増殖』のLPを持っていました。『スネークマンショー』、大好きでしたよ。『警察だ！』『なーにー？』がお気に入りでした」。懐かしいですね。（モノマネで）「ここはけいさつじゃないよー」ってやつね。懐かしいです（笑）。いま、ある？ 『増殖』。いま、聞けたりする？ 最初のコントのやつ。「けいさつじゃないよー」のやつ。『増殖』の、警察のやつってあるかな？
YMO『増殖』
おっ、行けるっぽいですね。では、聞いてみましょう。どうぞ。
フフフ（笑）。ああー、これ、ノックがずっと「コンコンコンコン……」なのが（笑）。めちゃくちゃ怒っているのに「コンコンコンコン……」って（笑）。これでいま、ラジオで曲をかける時って1曲で止まっちゃうんだよね。これでこのまま曲に行くんですよ。『スネークマンショー』って、僕が本で読んだのは、曲に合わせてコントを書いていた。次にかける曲がメインで、それのためにコントを書いていたから、曲へのつながりがいちばん大事だと。『スネークマンショー』はみんな大好きで、みんなやろうといしているんだけどみんな失敗するのは、曲に合わせていないというか、曲をたぶん大事にすることが第一になっていないということなんじゃないかな？って僕は勝手に思っているんですけども。
なんか、みんなやりたいんだけど、みんなできないっていうのが『スネークマンショー』の面白さで。面白いですよね。こういうのがあったんです（笑）。愛知県46才女性の方。「『スネークマンショー』、超懐かしいです。学生の頃、サークルのみんなで夜中にドライブに行った時、友達の車の中でよく流れていました。ショッピングチャンネルのレインボーコンドームとか。特にたんつぼ小僧がリアルすぎて……」って、ああ！ これ、超懐かしいよ！ たんつぼ小僧ってあったねー！（笑）。すっげー気持ち悪いんだよ（笑）。でも、ラジオコントだからこそできるっていうやつ。たんつぼ小僧で想像しうる最悪のやつが待っていますんで（笑）。でも、ラジオだからこそっていうね。映像では無理っていう。
『たんつぼ小僧』
（メールを読む）「『スネークマンショー』のCD、持っています。腹筋崩壊するほど笑い倒した記憶しかないです。いま思えばそうそうたるメンバーが全力でバカをやっていましたよね。源さんのオールナイトニッポンでもいつかリスペクトしてくれないかなと期待しているんですが」と。そりゃあやりたいですけども……やりたいけど、できないんですっていうね。それは、ねえ。本当にだから、あれだけ声のいいお二人。小林克也さんと伊武雅刀さんがやっているっていうのもあるし。時代もあるしね。いま、流せないやつもいっぱいあるしね。と、思うんだけどな。フフフ（笑）。いろいろありますよね。
僕が好きなのは、料亭かなんかの食リポをするっていうのがあって。「今日はこちらでご飯を……」みたいな話をしていて、歩いて玄関の表の門から建物の入り口まで、庭園の中を歩いていくという。その中でご飯を食べるというリポートなんだけど、その前に「あれ？ あそこ……犬の糞じゃないですか？」っていうところから始まるいちばん最悪な展開が待ち受けているんですよ。それ、ひどすぎて……まあ、気になった方はぜひ、聞いてみてください（笑）。
＜書き起こしおわり＞
