三浦大知と笑福亭鶴瓶 宇多丸を語る

三浦大知と笑福亭鶴瓶 宇多丸を語る ニッポン放送

三浦大知さんがニッポン放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』にゲスト出演。笑福亭鶴瓶さんと宇多丸さんについて話していました。

(笑福亭鶴瓶)だからつながりってすごい大事やと思うよ。

(三浦大知)本当、そう思います。

(笑福亭鶴瓶)つながりいうのは、わからんけど自然につながるっていうのがいいんであって。なにか自分の気持ちにどこか忖度があるというか、なんか「あの人につながったらエエことがあるんやないか」とか思い出すと、これは全然つながりはないからね。

(三浦大知)そうですね。

(笑福亭鶴瓶)せやろ? だからここでKREVAを知ったり、宇多丸を知ったりとかするわけやんか。僕らも見ていて……僕、知らんかったのよね。そこまでは。言うたら、サングラスかけてやっていた人。その後に、だいぶ知りましたよ。あの人、すごい人やねんなって。

(三浦大知)そうですね。

(笑福亭鶴瓶)それは、前から知っていたんでしょ?

(三浦大知)そうですね。僕は小学生の頃から、「Folderはすごい! 三浦大知の歌は」とかっていうのをすごい言ってくれていて。当時、ヒップホップのめちゃくちゃディープな雑誌があって。このすごくコアな雑誌があったんですけど、そこに小学生の僕たちを呼んでくれて。で、対談したりして。だから、当時からずっと応援してくださっているんで。

小学生の時から三浦大知を応援していた宇多丸

(笑福亭鶴瓶)それはホンマもんや。で、それがずーっと出てきて、ちゃんと世間も認知して。武道館に出た時は宇多丸もKREVAもうれしかったやろうね。

(三浦大知)そうですね。

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(笑福亭鶴瓶)宇多丸ゆう人、俺は会うたことがないのよ。

(三浦大知)ああ、本当ですか?

(笑福亭鶴瓶)写真しか知らないのよ。

(三浦大知)いや、本当に愛がある人で。KREVAさんとつなげてくれたのも、最初は宇多丸さんで。

(笑福亭鶴瓶)ああ、それも言うてたね。

(三浦大知)そうなんです。すごく縁をつないでくださったり、仲人的な……「こことこことは絶対にやった方がいい」とかっていうのをつなげてくれるような。

(笑福亭鶴瓶)えっ、「ウタマル」でエエの?

(三浦大知)「ウタマル」さんで。

(笑福亭鶴瓶)ああそう。「ウタマル」言うたら(桂)歌丸師匠を思い出すから。「ウダマル」なのかな?って思っていたけど。宇多丸やねんな。

(三浦大知)一度、宇多丸さんと歌丸師匠とがお二人で対談みたいなの、されてましたけどね。

(笑福亭鶴瓶)ワハハハハハッ! へえ、本当?

(三浦大知)はい。「名前が一緒で……」っていうので、楽屋にご挨拶に行くみたいなのをラジオでやられてましたけども(笑)。

(笑福亭鶴瓶)歌丸師匠も意味がわからんやろうね(笑)。その、宇多丸さんを知らないでしょう? なにをやってはる人やわからんねんね。それでも、あの人も面白いね。気持ちが若いやろうね。その人に会いに行くいうのも、すごいね。

(三浦大知)はい。すごいお世話になっています。

(笑福亭鶴瓶)でも、そうやってつながっていくわけや。KREVAいう人は、宇多丸さんがつないでくれたんやろ?

(三浦大知)そうです。宇多丸さんがもともとKREVAさんのライブ(武道館)を見て。「とにかくすごかった。だから、褒めさせろ!」っていうので、「KREVAを褒める会っていうのを俺に開かせてくれ」って。

(笑福亭鶴瓶)面白い人やな、宇多丸。

KREVAを褒める会

(三浦大知)ただ、「一対一ではちょっと恥ずかしい」ということで、KREVAさんと宇多丸さんがそれぞれお互いに「こいつはいいぞ!っていう後輩を連れて行こう」っていう話で。KREVAさんは千晴さんというラッパーを連れてきて。

(笑福亭鶴瓶)千晴っていうのもすごいねんな。

(三浦大知)そうですね。千晴さんは結構一緒にツアーをずーっと回ってたりとかして。僕も大親友で、一緒に曲とかもやらせてもらっているんですけども。

(笑福亭鶴瓶)その後にやろ?

(三浦大知)後にです。で、宇多丸さんは僕に声をかけてくれて、4人でスペイン料理屋さんに行ったのがはじめてで(笑)。そこで4人ではじめて会って。

(笑福亭鶴瓶)それ、どないなんねん? みんなリスペクトっていうか、好きな人たちが寄っているわけでしょう? 誰が誰を褒めて、誰がどうなるの?

(三浦大知)でもその時は、僕と千晴さんは後輩として行っているんで。なんて言うか、(KREVA・宇多丸の)2人の会話をずーっと聞いているみたいな感じでしたよ。「勉強になるな」って。

(笑福亭鶴瓶)ああ、それは正解やわ。そこに、その世界しかわからないこともあるから、「ああ、そんなこともあるのか!」っていうのもあるやろうな。

(三浦大知)だからその2人の話を聞いて、すごい楽しくて。

(笑福亭鶴瓶)それはいくつぐらいの時やの? いまから2年か3年前?

(三浦大知)いや、もう全然前です。たぶん10年ぐらい……ハタチちょっとぐらいだと思いますね。KREVAさんとはじめてやらせてもらったのが2009年なんで。それよりも前なんで、2008年とかだったと思います。

(笑福亭鶴瓶)ほんならもう、みんな本気やな。それで寄ってるねんからな。名前が世間に出ているから寄ろうとかじゃないわけやな。

(三浦大知)そうです、そうです。もうみんなでいいからっていうので宇多丸さんが呼んでくれて。で、「絶対にKREVAと大知はやった方がいい!」みたいなことを言ってくださって。そこから、KREVAさんとやり取りするようになってというので。

(笑福亭鶴瓶)だから、そういうつながりを持つと自分も……もちろん、持っている本当の原石のすごさいうのはあるのやろうけど。またそれをちょっと、「あっ、こういうことになっている」ってなっていくやろうね。

(三浦大知)そうですね。どんどんつながることで、いろんなことに気づくというか。

<書き起こしおわり>


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