星野源 2017年 紅白歌合戦を振り返る

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星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で2017年の紅白歌合戦を振り返っていました。

(星野源)まず、いろいろありましたね。やっぱりこれじゃないですかね。大晦日、第68回NHK紅白歌合戦に出場させていただきました。みなさん、ありがとうございました! イエーイ! メールが本当にたくさん来ております。ありがとうございます。高松市の方。(メールを読む)「紅白3年連続出場、おめでとうございます。初出場の時はこちらも少し緊張しながら見ていましたが、今回は落ち着きがあり、とても楽しんで歌われている堂々とした姿に貫禄を感じ、安心して一緒に口ずさみながら幸せな気分で見ることができました。ところで、オープニング映像の時に持たれていたカードがうそ太郎のイラストが書かれた年賀状だったように思うのですが、裏話などありましたら教えてください」ということで。ありがとうございます。

そうなんですよ。一昨年の年末の紅白歌合戦はプラカードを持たせていただいて。白組の先頭として入場からお送りしましたけども、今回はグランドオープニングということで、それ用に撮り下ろした映像を流し、そこからの全員集合してからのスタートということでね、すっごい面白い映像だったし、かっこよかったですよね。その中で、一応あれは設定としては内村さんに年賀状を出すために、ポストに年賀状を入れているという設定なんですけども。そもそも、31日にポストに入れても、届くのは全然先なんですけどね。どう考えても。そうなんですけども、一応そういう設定ということで。

で、撮影に行った時に「年賀状、いくつか用意しています」ということで。「あけましておめでとうございます」って書いてあるだけのものとか、いろいろとあったんですよ。その中に、うそ太郎っていう僕がNHKの『LIFE!~人生に捧げるコント~』でお世話になっている、うそ太郎という僕のキャラクターがありまして。そのキャラクターが書かれている年賀状があったので、「ああ、これがいいです!」って言って、それにさせていただきました。いくつかの中から選ばせていただきました。

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うそ太郎年賀状

あの撮影も5分ぐらいで終わったんですけども(笑)。それでもあんなすごい映像ができているとは知らず。振り付けもMIKIKOさんでしたよね。で、ELEVENPLAYのみんなも踊っていて、非常に盛り上がった気持ちで紅白をスタートしましたね。非常に楽しかったです。ありがとうございます。

(中略)

続いて、福岡市、23才の方。(メールを読む)「紅白歌合戦、拝見しました。真っ白な衣装でしっとりと歌い上げた『Family Song』、素敵でした。感動のあまり目に涙がたまっていました。そして心が温かくなりました。オープニングや『いつでも夢を』を歌われた時に嵐のみなさんの近くにいらっしゃいましたが、嵐のみなさんとはなにかお話などはされましたか? 最高な素晴らしいステージを披露してくださってありがとうございました」という。こちらこそ、ありがとうございました。

いや、特にあまりお話はしなかったですね。なんでだろう? (松本)潤くんとは始まる前に……あれ、最初は実は幕が下がっていたんですけども。映像ではもう幕が開いていたとは思うんですけどね。そこで、待機している時に周りのいろんな方とお話をさせていただいて。郷ひろみさんとかいろんな方とお話をさせていただいて。その中で潤くんとちょっとお話したりとかはしましたね。

本当に今年は審査員の方も含めて、知っている人というかお仕事をご一緒した方とか知り合いとか。あと、スタッフのみなさんもほとんどいろんな番組でお世話になった人たちばかりで。過去最大に知っている人が多かったんですよ。出場者のみなさんもそうですし。それこそ、司会の有村架純ちゃんもそうでしたし、紅組の二宮さんもそうでしたし、総合司会の内村さんも、本当にずっとお世話になっている方なんで。そんなこともあって、めちゃくちゃアットホームな気持ちというか、非常に落ち着いた気持ちで全編やることができました。すごい楽しかったです。ありがとうございます。

さて、(メールを読む)「紅白、お疲れ様でした。紅白の時、『Family Song』の後半から源さん、涙目になっていたような気がしますが、何かこみ上げてくるような思いがあったんでしょうか? 歌う直前、内村さんに『司会、かっこいいですよ』と言った言葉、最高でした」。ありがとうございます。いや、本当にね、内村さんすごい素敵でしたね。本当に。なんて言うか、リハーサルの時からもそうだったんですけど、各出演者の方々が歌い終わった後に一言コメントを言って次の進行に移るみたいなのもリハーサルと本番で変えてらっしゃいましたし。ちゃんとその場のノリというか雰囲気を取り入れながら司会をされていたし。

総合司会・内村光良さん

紅白歌合戦というものに挑むというか、そういう生放送の司会というのを普段ほとんどされないそうですし。しかも歌番組っていうのもほぼほぼはじめて見たいなことをおっしゃっていたと思うんですけども。なんて言うか、そういう場所で総合司会をするんだということに対して、全身全霊で臨まれているという感じがめちゃめちゃかっこいいなという風に思いました。もともとすごくやさしい方なんですけども。全然怒らないし、どんな人も否定しないし。でも、お仕事に対しての情熱というのはとんでもないものがある方だとはもちろん思っていましたけども。「笑い」という部分だけではなく、そういう違う分野の部分っていうのも……もちろん司会っていうのはずっとされていることだとは思うんですけど、音楽番組というものの司会というものに挑む姿勢のようなものも、本当にとんでもないものが……かっこいい、そして真剣で面白い、素晴らしい司会だったなという風に感じました。

めちゃめちゃかっこよくて。だから本当に「かっこいい」って言いたかったんですよ。カメラの前で言いたかった。「本当にかっこいいです、内村さん!」っていう。それで、涙目……涙目のつもりは全然僕、なかったんですけども。さっき、「リラックスしたような気持ちで」っていう風に言わせていただきましたけど、もちろんオープニングとか『いつでも夢を』を歌わせていただいている時とか、それこそ待っている時とかも含めて、3回出場させていただいて3回目で……最初の年はほぼ覚えていないぐらいの、緊張とものすごく、ガチガチというよりも興奮みたいなものも含めて、ちょっと記憶がないぐらいなんですけども。その「興奮」というのは持続したまま、よくない緊張感。周りがわからなくなってしまうみたいな緊張感みたいなものはどんどんどんどん減っていっているんですね。

で、3回目ですごく落ち着いた状態でいろんな場所に出させていただいたりとか、待っている時もそうだったんで。今年はまたちょっと違う歌の感じなのかなと思っていたんですけど……いろんな出場者の方を見ていたりもするし、あとはどんどんどんどん自分の心みたいなものが歌う直前になるにつれて変わっていく感覚がありまして。その舞台袖に来た時から……紅白歌合戦ってものすごく人間が出る場所じゃないかなと思うんですね。歌を歌っている人の人間というものが。紅白歌合戦ってたとえば、他のいつもお世話になっている歌番組、本当にありがたい、大好きな歌番組がいっぱいありますけども。側面としては、たとえばプロモーションの側面というのもあったりするわけじゃないですか。

でも、紅白歌合戦っていうのはそこがごっそりなくて。プロモーションということの要素が全くなくなって、「歌を届ける」という一点に集中する空気と心持ちに自然となっていくんですよね。だからたとえば、「いい顔をしよう」とかそういうことではなくて、本当に「日本全国にどれだけ真心を込めて歌を届けるか」という勝負というか。歌合戦だから紅組と白組でもちろん戦ってはいるんですけど、自分とテレビの前にいるみなさん、会場にいるみなさんとの対峙というところにものすごく純粋化していくというか。なんかそういう番組だなと思っていて。それってきっと、紅白歌合戦が始まった頃からきっと変わらない何かがあって。

それはいろんな出演者のジャンルとか出演者の方々がどんどんどんどん年を経るにつれて変わっていったりとか、年齢層も変わっていったりとかするとは思うんですけど、その核の部分はきっと変わらないんだろうなという風にすごく思うんですね。それは本当に昔から出られている方の目を見たりとか、一緒のオープニングで並んだ時のあの感じっていうところで、ものすごく自分が勝手にそうなっていくというか。もちろん技術的なこととか至らない点はめちゃめちゃいっぱいあるとは思うんですけど、気持ちという部分では本当に純粋になる瞬間だなと、ものすごく改めて。あんなにリラックスしているのに、命をかけて歌うしかないという、なんかそういう場になるんですよね。だからそれがすごく、改めて少しずつ、悪い方の緊張感を持たなくて済むようになってきたからこそ、それが改めて感じられるようになったなと思った紅白歌合戦でした。ものすごく楽しかったです。

そして審査員の方々で知り合いというか知っている……本当にお世話になった方とか、同じお仕事でご一緒した方とか、そういう方がいて。宮本信子さんとかね、本当に去年も伊丹十三賞という素晴らしい賞をいただいてから、何度もやり取りさせていただいて。僕のライブも見に来ていただいたりとか。それこそ、出場前にちょっとご挨拶もできたりしたのですごい楽しかったし。またこういう場面でご一緒できてうれしかったですね。あとは吉岡里帆ちゃんですね。そして高橋一生くん。一生くんはすごい昔に舞台で一緒になったんですよね。その後でドラマでご一緒したりして、それ以来でしたね。で、吉岡さんはどん兵衛でご一緒してお世話になっております。

石川県の方。(メールを読む)「源さん、あけましておめでとうございます。曲の途中で吉岡里帆さんが源さんに向かって手を振っているように見えましたが、あの時源さんも手を振りかえしたんですか?」。ああ、そうなんです。僕も家に帰って録画を見た時に、ちょうど僕が歌っている時に吉岡さんが手を振ってくださって。あれは、僕が最初に振っていたんですよ。僕が吉岡さんと目が合って、『あ、吉岡さん』って間奏の途中だったんですけど、手を振ったら振りかえしてくれたっていうのがたまたまカメラが吉岡さんに行った時に振っていたんです。僕はモニターを見ていなかったんで。あと、リハーサルの時からいわゆるカット割りみたいなのってどんどん変わるじゃないですか。だから、あそこで吉岡さんに行っているとは本当に知らず。だから、「ああ、なんていい瞬間に俺は手を振ったんだ」って思いましたけども。あれはすごくよい時でしたね。本当に。吉岡さん、ありがとうございます。

東京都、15才の方。「あけましておめでとうございます。改めて『Family Song』の歌詞をしっかり聞いていると、2017年のいろいろなことが思い出され、自然と涙が出てきました。『あなたはどこでも行ける。あなたは何にでもなれる』。私は2017年、将来の夢ができました。この歌詞を心に置いて、夢を叶えられるように毎日がんばっていきたいと思います。2018年が『ただ幸せが1日でも多くある』1年にになりますように」ということで、ありがとうございます。いやー、そうですね。本当にありがとうございます。

<書き起こしおわり>

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