安住紳一郎 積極的リアクションと挨拶の重要性を語る

安住紳一郎 積極的リアクションと挨拶の重要性を語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』の中で、積極的リアクションと挨拶の重要性について話していました。

(安住紳一郎)さて、12月もあと2週間ほどで2017年も終わりということですね。お忙しいと思います。車の事故なども増えているようですので、お気をつけください。それから夜の街もね、かなりにぎやかといいますか、トラブル多めのようですから、お気をつけください。私は金曜日、土曜日は比較的夜遅くまで仕事をしているというか、朝方まで職場にいたりしますので。だいたい、3時とか4時、5時ぐらいの赤坂の街をパトロールして帰る感じになるんですけども。

(中澤有美子)ええ。

(安住紳一郎)「パトロール」というと少し大仰ですけども。なんとなく。やっぱり夜のトラブルが増えてますもんね。酔ったままタクシーの後部座席で潰れてしまって。そしてタクシーの運転手さんはお客さんの体を触ってはいけないんですもんね。いま、厳しいですもんね。それで、ずっと「もう着きましたよ」とか「起きてください」って言うんですけど、起きない乗客に困ってしまって交番に連れて行って、警察官の方、お巡りさんに起こしてもらうみたいな。

(中澤有美子)へー。

(安住紳一郎)でも、お巡りさんもいま、女性のお客さんとかを触るといろいろと問題があるとかいうので。大変な時代になりましたね。タクシーの運転手さん、その間は売上がないですもんね。延々と起こしているというね。で、後部座席で管を巻いちゃっているみたいな。そういうのがいたりとか。いろいろね、ありますね。面白いですよね。

(中澤有美子)うーん。

(安住紳一郎)ちょっと面白いから2、3分見ちゃう。

(中澤有美子)フフフ(笑)。はい。見ちゃう。

(安住紳一郎)意外に普段おとなしそうな人に限って、若干トラブるみたいな。あと、「財布を落として帰れないんだよね」みたいな話で、ずっと3人ぐらいの人を巻き込んで、財布を落とした!って大パニックになっている人とか。

(中澤有美子)うんうん。はい。

(安住紳一郎)あとは痴話喧嘩で、男女間のトラブルで警察を呼んでいる人とかね。

(中澤有美子)そんなに?

(安住紳一郎)います、います。最近結構多いですね。

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)普通に私、会社勤めして夜遅く、朝方帰るだけで「密着! 赤坂警察24時」みたいな感じで。

(中澤有美子)アハハハハッ!

(安住紳一郎)もう目に映るものだけで番組ができるな、なんて思って。

(中澤有美子)そうですか(笑)。

(安住紳一郎)そうですねー。「12月、忘年会シーズン。赤坂の交番も様々な客が訪れる……」なんて。赤坂、交番が多いんでね。面白いなと思って。「面白いな」っていうとあれですけども。いろいろあるなと。そうですね。昨日も見ましたね。

(中澤有美子)そうですかー。

(安住紳一郎)はい。警察官のみなさんも、いろいろと言われて大変だと思いますので。すれ違った時に大きな声で「ご苦労様です! お疲れ様です!」って言うと随分と気持ちが違うでしょうから。そういう心がけも大事だなと思って、私はなるべくするようにしていますけどね。

(中澤有美子)そうですね。「ご苦労様です!」ですね。

(安住紳一郎)そうですね。うん。いいと思いますよ。喜怒哀楽はね、自分のためじゃないっていうことですよね。

喜怒哀楽は自分のためではない

安住紳一郎 喜怒哀楽の重要性を語る
安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』の中で喜怒哀楽の重要性についてトーク。「喜怒哀楽は自分のものではない」と話していました。 (安住紳一郎)熊本県、27才女性の方。(メールを読む)「先ほどもお話がありましたが、私は職場のパートさんから食...

(中澤有美子)うんうん。

(安住紳一郎)リアクション多めっていうことですね。違うのかな? 俺、それでいいと思うんだけどな。

(中澤有美子)そうですよね。

(安住紳一郎)ちょっと無関心が多いですもんね。無関心はたぶん絶対、社会を逆の方に引っ張っていると思うんで。私なんか警察官とかパトカーとか来ていると、東京の人は少し無関心というか、あんまり関わっちゃいけないっていうのかな? あんまり興味を示すと品がないみたいな感じに考えていますか? そんな感じ、ありますよね。で、なんか、本当だったら「なにがあったんだろう? どうしたんですか?」って気持ちがあるんだけど。家の近所でもね、なんかあんまりね。

(中澤有美子)野次馬ってよくないみたいな風潮というか、そう教えられるというか。そういうところ、あるかもしれませんね。「見ちゃいけません」みたいな。

(安住紳一郎)そうですね。私なんかだから、なるべく最近は近くにパトカーが来たりすると、「なにがあったんですかーっ?」って言うようにしてるんだけど、ダメかなと思って。

(中澤有美子)アハハハハッ! みんな知りたいですからね。本当は。

(安住紳一郎)じゃなくて、なんか無関心の方に持っていくのはダメなんじゃないかなと思って。警察の人もそうかなと思って。消防車とか結構出動しますでしょう? そうすると、近所とかに来てるとね、みんな「どこが火事になったんだ? 火事のお見舞いは?」みたいな感じの雰囲気すらなく、シラーッとしているから。だからなるべく、「火事ですかっ? 火事あった? 火事ありました?」みたいなことをなるべく聞くようにはしているんですけどね。

(中澤有美子)教えてもらえます?

(安住紳一郎)教えてくれますよ。普通に。「いや、なにもなかったんですけど、ちょっと119番があったんで来たんですよね」みたいなことを言って。たぶん消防士さんなんかもちょっとね、そっちの方が働きやすいのかな? なんて思って。なるべく聞くようにしていますね。

(中澤有美子)そうかそうか。そうですね。

(安住紳一郎)うーん。そんな感じですかね。ホテルとかも、ねえ。間違って消防ベルとかなったりする時、ありますよね。するとまあ、だいたい誤作動が多いですよね。最近はね。いろいろと。それで、10分後ぐらいに「間違いでした」みたいなアナウンスがあって。でももうみんな無関心だから、さほどそういうのは最初から誤作動だと思いこんでたりしますもんね。私も「誤作動だろうな」と思いながらも。

(中澤有美子)そうですね。あと、「誤作動でした」って教えてくれない場合もあったりしてね。

(安住紳一郎)そうですよね。だから私もビジネスホテルとかに泊まっていて、ちょっとでも非常ベルが鳴ったらもう、パジャマのままスリッパで飛び出してフロントまで行くっていうスタイルを3年ぐらい前からするように……。

(中澤有美子)フフフ、大事かもしれません。

(安住紳一郎)「逃げた方がいいですかっ!?」って。

(中澤有美子)アハハハハッ! 「大丈夫なんですか? どちらなんですか?」って。

(安住紳一郎)とかね。あとは、レストランが最近、混んでいますでしょう? 外国人の観光客が増えましたからね。だから、これまで並ばなくてもよく入れたレストランとかも結構並んでいたりして。名前を書いて待っていたりしますでしょう? そうすると、「○○さーん」みたいに呼ばれて。で、待たされたんで機嫌悪く入っていくみたいな感じもありますけど、あれも店員さんのモチベーションを下げますでしょう?

(中澤有美子)はあ。

(安住紳一郎)私なんか、「2名でお待ちの安住さーん」って言われたら、「ハイッ!」って大きな声で。「待ってました!」って入りますけどね。

(中澤有美子)フハハハハッ!

レストランで呼ばれたら大声で「ハイッ!」

(安住紳一郎)まあ、周りの人は「恥ずかしい」って言うし、「安住さん、やめてください」とは言うんですけど、俺は「絶対に働いている人のテンションは上がるから。そうした方がちょっとでもいい席に案内されるし、ちょっとお店の雰囲気が変わるだけで全然サービス業は変わるから、そうした方がいい!」って言って、名前を呼ばれた時のシミュレーションとかを……。

(中澤有美子)フフフ、そこまで?

(安住紳一郎)いや、そうですよ。「呼ばれたら、やるよ! 大きく手を挙げなさい。店員さんの感じがわずか1秒で、一瞬で変わるから」って言って。で、「『3名でお待ちの安住さん』って言われた時に右手を揃えて手を挙げるからね!」って。

(中澤有美子)3名全員で?

(安住紳一郎)うん。「食い気味に言った方が楽しいから」っつって。「3名でお待ちの安住さ……」「ハイッ!」ってやって。

(中澤有美子)フハハハハッ!

(安住紳一郎)すっごいよかった。ものすごくこの間。楽しかったしね。

(中澤有美子)そうですかー。うん!

(安住紳一郎)大事だなと思って。まあ、やりすぎはダメなんですけどね。やりすぎはダメなんですよ。やりすぎるとこれはふざけているっていうことになるから。ちゃんと程よくやってということで。ねえ。

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)12月は働いている人も忙しいから。で、「働いている人はお給料をもらっているから、働くのは当然だ」っていう気持ちがあるから、ギスギスしちゃうんだと思うんですよね。ですから、ラジオを聞いているみなさんも、しゃべっている人がね、腹が立つことをしゃべっている場合が多いと思いますけども、きちんとリアクションをするっていうのが大事ですよね。

(中澤有美子)フフフ……(笑)。

(安住紳一郎)そう思う。思いますよ。そうですよね。Twitterとかをやっているみなさんもね、10時に番組が始まったら「おはようございます!」ってパーソナリティーが言っている場合は「おはようございます!」って全員がつぶやいたら、その後どんなにギスギスした内容でも、比較的その集団での行為は認められると思うな。たくさんの人から共感が得られると思うな。悪口を言う集団でも、挨拶だけできていると全然違いますもんね。

(中澤有美子)そうですかね?

(安住紳一郎)そう思いますね。

(中澤有美子)悪口を言う集団でも(笑)?

(安住紳一郎)悪口を言う集団でも、定時の挨拶とかしっかりしていると……ごめんなさい。聞いているみなさんはよく話がわからないかもしれませんけども。よくね、番組の悪口ばっかり言うサイトみたいなの、ありますよね。そういうのを、まあ最初からね、「安住、またダメだな」みたいなのとか。「また噛んでる」みたいなことがワーッと。「安住、ダメだ」みたいなことがあるけども、きちんと番組が始まった時に「おはようございます!」っていうのがブワーッてなって。「おはようございます!」「おはようございます!」「おはようございまーす!」「おはようございますっ!」みたいになって。「今日も安住、ダメだな」って言われると、まだ全然違うんだよね。

(中澤有美子)そうですかね?(笑)。

(安住紳一郎)それは全然違う。うん。一応、定時の挨拶があった後ね。だからそれ、やろう? そしたら、全然違うと思いますね。

(中澤有美子)ああ、ははー。はー。

(安住紳一郎)挨拶があってからね、やろうという感じですね。うん。この間、焼肉屋さんに行った時も、4人で行ったんですけど、40分ぐらい待たされて。キツいなと思ったんだけど。「40分待たされても元気よく挨拶していこうね!」なんて言って。「4名でお越しの安住さ……」「ハイッ!」ってやったんですよね。そしたら向こうの人が慌てちゃって。「はっ、ああっ!……順番、まだなんです」って言われて(笑)。

(中澤有美子)ああーっ(笑)。

(安住紳一郎)「実は……ちょっと混んでいて。ラストオーダーが、もう……入ってすぐになっちゃうんですけど、いいんですか?」なんて言われて。「構いません!」って言って。「では、もうしばらくお待ちください」みたいなのがありましたけどね。びっくり。12月ですね。今日のメッセージテーマはこちらです……。

<書き起こしおわり>

タイトルとURLをコピーしました