菊地成孔さんがTBSラジオ『粋な夜電波』の中でドラマ『監獄のお姫さま』の満島ひかりさんの素晴らしさについて話していました。
(菊地成孔)『監獄のお姫さま』、あと何回で終わっちゃうのかな? 2、3回で終わると思うんですよね。ファンとしてはあと4000回はやってほしいですよね。『監獄のお姫さま』ね。もうどんなに水増ししてもいいですから、4000回やってほしいですけども。やっぱりドラマというのはそういうわけにはいきません。あと2、3回で終わっちゃうんでしょうけどね。
「『監獄のお姫さま』は誰を目当てに見ていますか?」という質問を、私がバーに行った時にはかならず一緒にいるやつにしますし。されたい質問のひとつですよね。ですけど、されない。フフフ、よくある話ですよね。「俺にこれ、聞いてよ!」っていうね。でも、聞かれない。結局自分から言ってしまうというようなことで、人間生きております。『監獄のお姫さま』では誰派か? と言われると、もう圧倒的に満島ひかりさん派ですね。
圧倒的に満島ひかり派
まあ、満島さんのことを私は家で勝手に「まんじま」と呼んでいるんですけども(笑)。これはまあ、侮辱にはあたらないと思いますけどね。個人的なあだ名として「まんじま」と呼んでいますけども。もう、とにかくまんじまに会いたくて、会いたくて。まんじま目当てで見ているわけですよね。前々回ぐらいですかね? 申し上げた通り、どうしてもね、ものんくるの吉田沙良太郎とかぶっちゃうんですよ。
ショートヘアー、そして歌が上手。歌の上手さで言ったら、ちょっと沙良太郎の方に分がありますけども、満島さんもかなりお上手ですからね。
ものんくる / 世界はここにしかないって上手に言って
【#DayByDayCDreview】作詞作曲の角田隆太とVo.吉田沙良によるポップス・ユニットの新作は、彼らの特徴だったオーガニックなブラスアンサンブルからの方向転… https://t.co/OZP9H2EUPt pic.twitter.com/cGRcHpBhlC
— Latina co.,ltd. (@latinacojp) 2017年8月27日
で、沙良太郎も女優デビューしましたから。この番組でずっと「ミュージカル、やった方がいいよ、やった方がいいよ」って言っていて、そのままなったわけなんですけど……饅頭1個もらっていないですからね。アハハハハッ! なんて言うんですかね? 相当、慕われてないプロデューサーですよね(笑)。っていうか、報告を受けていないですからね。風の噂で知ったという。
でもまあ、最初から彼女が女優になるべきだと思ってずっとコントをやっていた身としては、「『夜電波』とは関係なく女優の仕事をゲットしました」というセリフがあった時には、泣くっていう(笑)。泣いてしまうっていう。フハハハハッ! 沙良太郎に泣かされるっていう感じですけどね。まあ、どうなんでしょう。「関係ない」って言いそうですけどもね。こっちが黒歴史になりそうですけど、まあいいんじゃないでしょうかね。黒歴史量産で。
とにかくね、もうまんじま目当てで見ているわけですよ。いちばん新しい回で『夏の扉』を歌っていましたからね。キョンキョンと2人でね。もう、ヤバいですよね。本当に。なんでしょう? どこが……人が人のことを好きになるのは本当に不思議ですよね。前までは、すごい能力のある素敵な方だな、ぐらいの扱いだったんですけどね。
菊地成孔 満島ひかりを語るシリーズ
もう、すっかり『監獄のお姫さま』の役で1ランク上の人物になってしまいましたね。
(中略)
『菊地成孔の粋な夜電波』、ジャズミュージシャン、そしていまはとにかく村長とまんじまだけですよ。村長とまんじまのために生きている菊地成孔がTBSラジオをキーステーションに全国にお送りしております。意外とアンケートを取ってみたら、「俺も村長とまんじまだけ」っていう人……挙手願いたいですよね。他の誰にも興味はない。乃木坂、欅坂、一切興味ない。坂には興味がない。平地にしか興味がないという方々。ハーフモデルにも一切興味がない。もう、なにも興味がない。興味があるとしたら村長とまんじまだけだっていう。「まんじま、まんじま」って……(笑)。満島ひかりさんとにゃんこスターの(アンゴラ)村長だけだという方。
全然2人、タイプが違いますけどもね。「同意!」という方は、他に細かいこと書かなくていいんで。愛にあふれた、ほとばしる文章とかいらないんで。「菊池さんに同意」でいいので。数を知りたいのです。村長と満島さんだけで生きている方、募集中ですね。
<書き起こしおわり>