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松尾潔 Lysa, Roi Anthony&Lejit『What Do The Lonely Do At Christmas』を語る

松尾潔 Lysa, Roi Anthony&Lejit『What Do The Lonely Do At Christmas』を語る 松尾潔のメロウな夜
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松尾潔さんがNHK FM『松尾潔のメロウな夜』の中でLysa,Roi Anthony&Lejit『What Do The Lonely Do At Christmas』、Fantasia『Give Love On Christmas Day』を紹介していました。

(松尾潔)さて、聞こえてまいりましたのが以前、この番組の中で僕がもっとも偏愛している、もっとも好きなクリスマスソングだと申し上げたことがございます。ジ・エモーションズの『What Do The Lonely Do At Christmas』。

「家庭がある人は家路を急ぐのでしょう。恋人がいる人は、その愛する人のもとを訪ねるのでしょう。でも、でも、がしかし、寂しき人々はクリスマス、どうすりゃいいのさ?」という……こんな口調ではありませんけども、そういうことを歌っております(笑)。ジ・エモーションズの『What Do The Lonely Do At Christmas』。これ、いろんな人たちが歌っていますね。僕はパティ・ラベルのバージョンが長らくお気に入りだったのですが。

『メロ夜』の中では「アンソニー・ハミルトンのバージョン、最高ですね!」と言ったのが去年だったかな? 一昨年だったかな?

松尾潔 メロウなクリスマスソング特集2015 前編
松尾潔さんがNHK FM『松尾潔のメロウな夜』で『メロウなクリスマス』と題し、クリスマスソングを特集していました。

今年はこの曲、誰のバージョンをかけようかと思いまして。昨年リリースされた、ちょっとマニアックなんですけどもね。インディーR&Bシーンではおなじみのレジットというボーカルグループがいます。1990年代からね、伝説化されたグループなんですが、そのレジットのメンバー。中心人物のロイ・アンソニー、そしてそこのファミリーの歌姫的存在でリーサという子がいます。この人たちがみんなで集って歌った、アーティスト名的にはリーサ、ロイ・アンソニー&レジットとなっております『What Do The Lonely Do At Christmas』。こちらをご紹介したいと思います。

さっき、これは昨年リリースされたと申しました。僕も音源として入手したのは昨年なんですが、一昨年あたりからネット上ではフリーで聞ける形になっていたのですが。タイミングを逸しておりましたので初オンエアーいたします。リーサ、ロイ・アンソニー&レジットで『What Do The Lonely Do At Christmas』。

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Lysa, Roi Anthony & Lejit『What Do The Lonely Do At Christmas』

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Fantasia『Give Love On Christmas Day』

2曲続けてクリスマスソングをお聞きいただきました。まずはリーサ、ロイ・アンソニー&レジットという名義でリリースされました『What Do The Lonely Do At Christmas』。エモーションズのカバーですね。オリジナルのエモーションズのバージョンがリリースされたのが1973年といいますから、もうゆうに40年は上回ります。気を許すと半世紀たちますよ。まあ、そうやすやすとは許しませんけどね。……なにを話しているのでしょうか?(笑)。光陰矢のごとしを必死に止めようとしていますけどもね。少年老い易く……なんて言いますけどもね(笑)。

この曲の作者、カール・ハンプトンとホーマー・バンクス。この2人はバンクス&ハンプトンという名義でデュオとしてアルバムもリリースしているような人たちなんですが。このエモーションズの曲を書いてリリースされた時はホーマー・バンクス、カール・ハンプトンともに職業作家というようなイメージが強かったですね。まあ、「強かったですね」って1973年の事情を僕もその時、リアルタイムで見ていたわけでないんですけどね。このエモーションズ版がリリースされたレーベルはボルトレコードでして。ボルトといえば、スタックスというアメリカ南部を代表するレーベル。サブレーベルがございますね。スタックス・ボルトっていう言い方なんかもされます。

で、続けてご紹介したファンテイジアの『Give Love On Christmas Day』。これはファンテイジアが今年リリースしたばかりの『Christmas After Midnight』という彼女にとってのはじめてのホリデーアルバムに収められているんですが。この『Give Love On Christmas Day』がジャクソン5やテンプテーションズのカバーになるんですよ。

もう勘の良い人はおわかりですよね? これはモータウンレコードの財産となるようなクリスマスソングなんですよ。つまり、南部のソウルの発信地でしたスタックス発信のクリスマスソングと、そして北の方、デトロイトのモータウンレーベル。もちろんこちらも名門レーベルですよ。そのモータウンの『Give Love On Christmas Day』。この2曲がいま、21世紀も生き延びている。きちんとこのR&Bシーンの中でサバイブしているよということをお伝えしたかったのでございます。まあ、クリスマスはこういう伝統を感じるにはすごくいい時期ですし、力ある音楽というのはこのようにして。1年間の中でこの時期だけだとしても、歌い継がれていくということを知るのは、音楽を超えた何かを感じさせるのに十分だと僕は思います。

<書き起こしおわり>

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