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能町みね子 星野源の挨拶「こんばんはー、星野源でーす!」を語る

能町みね子 星野源の挨拶「こんばんはー、星野源でーす!」を語る TBSラジオ
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能町みね子さんがTBSラジオ『サンキュータツオのまるっと日本語評議会2017』に出演。星野源さんがステージ上で披露する挨拶「こんばんはー、星野源でーす!」の意味について話していました。

(田中ひとみ)では、その『逃げ恥』といえば星野源さんですね。こちら、最後になります。週刊文春1月26日号から「こんばんはー、星野源でーす!」。こういったタイトルのものがありましたが。

(能町みね子)そうなんです。これも私、いろいろと考えるところがあって。これは正式には去年の話なんですけども。去年の紅白歌合戦で星野源さん。『逃げ恥』で大ブームで、『恋』を歌いに来たわけですけど。星野源さん、ブワーッと出てきていきなり「こんばんはー、星野源でーす!」って大きな声で言うんですね。

(田中ひとみ)ああ、言ってたかもしれない。

(能町みね子)普通のアーティストだったら別におかしなことじゃないですけど……星野源さんを昔から知っている方。星野源さんはかつて、SAKEROCKっていうインストバンドでギターを担当していて、歌も歌っていなかったんです。もう、言ってみれば「サブカル」の真ん中みたいな人だったわけですよ。で、性格も決してたぶん底抜けに明るいタイプではないはずなんですよね。だから、そんな方がああやって底抜けに明るい挨拶から始まって。その後も「紅白ーっ!」って、あまり意味もなく叫ぶんですよ。

(サンキュータツオ)フハハハハッ!

(能町みね子)で、これは他の番組でも同じで。Mステに出た時も「こんばんはー、星野源でーす! Mステーッ!」っていう感じなんですよ。

(サンキュータツオ)テンプレなんだ(笑)。

(能町みね子)そう。テンプレになっているんですよ。だからこれは星野源さんの思わず出てしまう明るい挨拶ではなくて、ちゃんと考えた上で。「いろいろとあるけども、自分はここは、どメジャーで行くぞ!」っていう決意だと思っているんですよ。

(サンキュータツオ)いや、すごいは。それ、すごい。ちょっと僕も学ばないといけない。

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「どメジャーで行くぞ!」という決意の表れ

(能町みね子)普通ね、ちょっと照れ隠しで、「どもども……」みたいな感じで。漫才師さんとかもそうですけども。「どーもーっ!」って行く人って、必ずしも明るい人ばっかりじゃないと思うんですよね。勢いをつけるため。もう自分を鼓舞する。そしていろんなひねくれた考えを全部1回捨てる。そのための、とっても明るい挨拶だと思うんですよね。

(サンキュータツオ)「どうせ僕なんか……」とかは思わないっていうことですよね。

(能町みね子)思わない。

(田中ひとみ)スイッチをガラッと変える。

(能町みね子)スイッチをガラッと変えて。「自分はみんなに愛されている」みたいなことを思うための、もうはっちゃけるための「星野源でーす!」だと思っていて。私、あれを聞くたびに星野源さんはこうしてメジャーになっていくんだなっていう、なんかたまらない感慨を受けるんですよね。

(サンキュータツオ)わかる。物語の第二章に入った、みたいな感じ、ありますよね。

(能町みね子)そうですね。だって、かつてのSAKEROCKを知っている方からすると、あんなもう、どメジャードラマの主役をやるなんて、考えられない事態ですよね。

(田中ひとみ)ああ、そうなんですね! 逆にそういうキャラしか知らないから。

(能町みね子)そうなんですよ。まあ、そうですよね。

(サンキュータツオ)だから星野さんはそういったところでは、ちょっと気持ちを入れ替えというか、次のステップに行くためにやらなきゃいけないことっていうのを本当に考えてらっしゃるんだなって。

(能町みね子)そうですね。私もそう思います。だから今年もあれで行ってほしいですね。今年も「星野源でーす! 紅白ーっ!」って言ってほしいです。

(サンキュータツオ)アハハハハッ!

(能町みね子)あれがいいんですよねー。

(サンキュータツオ)まあでも、みんなに語りかけるってそういうことかもしれない。学園祭とかだって、「こんばんはー、星野源でーす! ○○大学ーっ!」とか言うだけでいいんだもん。

(能町みね子)そうですね。

(サンキュータツオ)そうでしょう?

(田中ひとみ)ああ、いいですね。

(能町みね子)そう言うだけでみんな、「ワーッ!」って言ってくれますからね。

(サンキュータツオ)「ワーッ!」って言いたい気持ちを満たしてくれるというね。ちょっと今年の星野さんのご挨拶と能町さんの連載も楽しみにしたいと思います。

(能町みね子)ありがとうございます。

<書き起こしおわり>

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