星野源『Undertale』の素晴らしさを語る

星野源『Undertale』の素晴らしさを語る 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で最近ハマッているゲーム『Undertale』についてトーク。その素晴らしさについて話していました。

(星野源)この間も、芳朗さんが来られている時に本当にちょっとだけ話しましたけど、『Undertale』っていうゲームを……あの時にはもうクリアしていたんですけども。なんか、ひさびさにクリアしてからもずっとそのことを考えちゃうという、そういうゲームでした。僕、すごい大好きなゲームになって。人生の中でいくつか、人生に影響を及ぼすゲームってあって。考え方とか、あとは時たま思い出して切ない気持ちになったりとか、楽しい気持ちになるみたいな。そういうゲームは結構久々で。『Undertale』はそんなゲームなんですよ。僕はSteamっていうWindows PCでやったんですけども。

星野源と高橋芳朗 『Family Song』を総括する
高橋芳朗さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』にゲスト出演。星野源さんの『Family Song』全曲解説完了後に、その総括をしていました。 #星野源ANN お聴き頂きありがとうございました!本日は音楽ジャーナリスト・高橋芳朗さ

Steamっていうのは、ゲームプラットフォームというか。いわゆるテレビでやるゲームはPS4とかNintendo Switchとかいろいろありますけども、そうじゃなくて。どんなパソコンでもできて。で、SteamっていうWebサイトを介して。そこにはいろんなゲームが入っていて。そこから購入して。そこにフォーラムとかいろいろとコミュニティーとかもあって、ファンの交流とかもあるみたいな、そういうサイトなんですけども。

Steam『Undertale』

Steam:Undertale
誰も倒さなくていいRPG、UNDERTALE!

そこで買って。それが去年の秋頃だったのかな? その頃に購入したんですけど、ちょっと忙しくてやる時間がなくて。でもすっごい名作だっていう話を聞くんで、とっても楽しみにしていて。全く情報を入れないようにして、やっとこの間ちょこちょこちょこちょこやり始めて。「ああ、面白い!」って思いながら。で、僕、なんでこれが好きなだろう?って考えていた時に……僕はもともとゲーマーでは全然なくて。全然得意ではないんですけど。しかも小学生の時にファミコンを親に買ってもらって。で、いわゆるファミコンソフトを、マリオとかドラクエとかそういうのをやり。その後に、みんなスーパーファミコンに行くような時期に、僕はPCエンジンを買っちゃったんですよ。「買っちゃった」って、PCエンジンは超名機ですけども。

スーパーファミコンではなくPCエンジン派

PCエンジンで。その後に、PCエンジンは人気がなくなっちゃったのか、ちょっとずつソフトも出なくなり。僕はCD-ROM2っていうCD-ROMの(PCエンジン用)ゲームっていう、当時はすごい画期的ですごかったものをやりたかったんだけど、お金がなくてそれ(PCエンジンCD-ROM2のハード)を買えなくて。(PCエンジン本体に)ドッキングさせてCD-ROMのゲームもできるようになるというゲームハードだったんですけど、それはできず。

で、ゲームからすっごい離れていって。それからすごい時間が飛び、高校を卒業し、一人暮らしを始め、22、3才ぐらいの時によゐこの有野さんが『ゲームセンターCX』っていう番組を始めるんですよ。で、それが始まった年ぐらいに周りで友達とかが「面白いのが始まった」みたいな感じで、友達の家で見たりとかして、「ああ、面白い!」とか思って。その時に、レトロゲームみたいな。ファミコンとかを有野さんがやっていて、「うわっ、もう1回やりたい」と思って。それで買いに行って。22、3才ぐらいの時に。で、昔のいわゆる赤白ファミコンを買いに行ったんですよ。そこから、僕はすごいゲームを好きになって。

その時、22、3才ぐらいの時に赤白ファミコンを買って。レトロゲームショップでたまたま手に取ったゲームが『MOTHER』っていうゲームだったんですよ。ものすごい名作なんですけど、僕がたぶん7才ぐらいの作品で。それはRPGで、全然なんの知識もなく、ただパッケージが赤いからっていう理由だけで買ったんですけど。赤が好きだったので。で、なんとなく買って。「いいジャケットだな」って思って。赤字に金の文字で「MOTHER」って書いてあって。「O」の部分は地球になっていて……みたいな。「いいな、このジャケット」って思って、買って。

『MOTHER』

MOTHER 1+2
任天堂

後にそれが超名作だということを知るんですけど。本当に何の知識もないところから始めて、「なにこれ面白い、なにこれ面白い!」みたいな。で、RPGなんですけど、出てくる敵が、モンスターとかもたまには出てくるんですけど、(基本的に)そこらへんの街のお兄ちゃんとかだったりするんですよ。そこらへんの街のお兄ちゃんが宇宙人的な人に洗脳されて襲いかかってくるみたいな。しかも、戦うんですけど、どちらかというと「倒す・殺す」というよりかは、「目を覚まさせる」みたいな感じなんです。だから、ユーモアがいろんなところに散りばめられていて。殺さなくてもいいというそんなゲームだったんですね。

その中で、いろんな……本当にいろんなトピックスがあって、話しているとたぶん24時間ミュージックソンぐらいになると思うんですけど(笑)。フライングマンっていうキャラクターが出てきたりとかね。わすれられたおとこっていうの、僕がいちばんトラウマなんですけど。すっごい昔のゲームだから、ネタバレしてもいいかな?っていうので、ちょっといまから話しますけども。その途中で、穴があってそこの先に進みたいんだけど、男の人が立っていて進めないんですよ。で、話しかけると「俺は忘れられた男だ」みたいなことを言い始めて。覚えてる? ヒカルちゃん、やった?

で、すごく落ち込んでいるんですよ。落ち込んでいて、「俺なんかどうせ、誰にも相手されないんだ」みたいなことを言われて。で、たしか……細かくは覚えてないけど、「励ます」「無視する」みたいなの(選択肢)があって。でも、そのどっちを選んでも、そこから落ちちゃうんですよね。で、そこから消えちゃうんですよ。その後、1回も出てこないの。で、ずーっとその「ごめんなさい……」っていう思いを抱えたままゲームは終わるんですよ。いまでも、もう10何年たったけど、いまでも悔やんでいるの。その選択をしたことを。

で、その後にフライングマンっていうキャラクターが出てくるんだけど。5人兄弟だったかな? 「あなたの役に立ちます」って、主人公についてくるんだけど、敵が出てくるじゃないですか。敵はなぜかフライングマンを先に攻撃してくるんですよ。で、そのフライングマンを先に攻撃してきて、「ああ、死んじゃう」って思って体力を回復させようと思うんだけど、できないんですよ。で、どんどん目の前でフライングマンが死んでいくんですよ。それで、「ああ、死んじゃった……」って思って。「ごめん!」って。でも、どうにもできないんですよ。それでも、(敵の攻撃を受けてくれて)自分の体力は減らないから、すごい助かるんですね。その後に、フライングマンがいたところに行くと、お墓があるんですよ。それでもう、「うわーっ! 本当にごめんなさい!」っていう気持ちになるっていう。

『MOTHER』フライングマン

(星野源)だから僕にとっては、ゲームっていうものに魂が入った感じがしてたんです。ゲームなんだけどゲームじゃないっていうか。ゲームって、データの集合体だとは思うんですけど、そうなじゃなくて何か感情だとか、トラウマとかも含め、楽しい思い出も含め。なんかそういう存在だったんです。『MOTHER』というゲームは。僕、しかも子供の時だったらもっとショックだったろうけど、20代前半で……でも、何も知らなかったからものすごいショックで。

それでその『MOTHER』シリーズはすごい好きだったりとかして。その後にいろんなゲームを……『メタルギア』を好きになったりとか、本当にいろんなゲームを好きになりましたけど。で、今回の『Undertale』っていうゲームは『MOTHER』にすごく影響を受けていてというのもあって。戦闘は殺してもいいし、殺さなくてもいいっていう。選べるんですよ。そういうゲームシステムというところもあって。絵柄も少し『MOTHER』に通ずるものがあったりとかして。「絶対に面白いはずだ」って思ってやっていたんですけど。

すっごい面白くて。本当に、それこそトラウマになるっていうか、ゲームっていうもの自体がデータじゃなくて……しかも、その(『MOTHER』の)後にいろんなゲームをやっていますから、隅々までそのゲームのことを知りたいじゃないですか。たとえば、極端なことを言えば「このモンスターが死んだ時、何を言うかな?」とか。でも、別に殺さなくてもいいから、殺さないなら殺さなくていいんだけど、全部を知りたいとかって思うから、いろんなことを試したくなるじゃないですか。でも、それはデータとして見ているから「別にいいでしょ? ゲーム、買ったんだし……」っていう気持ちでいるんだけど、(『Undertale』では)いろんなところで「そうじゃない」って感じるところがあって。

やっぱり「戻れない」ということがすごく多かったりとかっていうのもあって、あの時、『MOTHER』に感じたいろんなものを……リスペクトしたり、似ているものはきっとあると思うけど、ありありといま、感じさせてくれるものってなかなかもう現れないんだろうなと思ったら、『Undertale』が現れて。「これはすごいな!」と思って。で、『MOTHER』の最後の、さすがにこれはあんまり言わないようにはしたいんですけど、ボスを倒す時に「どうやって倒したらいいんだ?」って思った時、その攻略法を見つけた時のあの興奮! 「うーわっ、これだーっ!」みたいな。あれって俺、もう他にないんですよ。あの興奮って。でも、『Undertale』にはそれがあったんですよね。違う形で。だから、真似じゃなくて全く違う形でそれと同じ興奮っていうものがあって。

しかも、プレイヤーっていうものを本当に最初から最後までプレイヤーとして見ているというか。本当に僕の存在っていうのをちゃんとゲーム側が認識する作りになっているというか。そういうのも含めて、ものすごーく細かく考えられていて。街の人に話しても、何度話しても違うことが返ってくるとか、そういうのもあって。だから本当に本当に細かいところまですごく作られているゲームだなと思って。だから、終わってからも本当、ずっといろんなことを考えちゃって。サントラも買い、ずっと聞くという。仕事の合間にずっとサントラを聞いてぼんやり考えるみたいな、そんな1週間でございました。

そんなこともあり、サントラの曲を聞いてほしいなと思って。で、すごいなと思うのは、(『Undertale』は)トビー・フォックスさんっていう人が作っているんですけど、音楽も全部作っているんですよ。その音楽も全部、すごくよくて。小学校の時にドラクエのサントラとか聞いたりして、「あの街だ」とか思い出したりするじゃん? その感じをいま、味わっていて(笑)。もうサントラを聞くだけで本当にいいっていう。あの街に行った気がするみたいな、そういう楽しさをいま、味わっております。それでは『Undertale』サウンドトラックからトビー・フォックスで『Hopes and Dreams』。

『Hopes and Dreams』

お送りしたのはトビー・フォックス『Hopes and Dreams』でした。いま、ヒカルちゃんともちょっと話したけど、ヒカルちゃんはゲームボーイアドバンスで『MOTHER1・2』の一緒になっているやつをやったってことだよね? 「その時は『MOTHER2』の印象が強かった」って言っていて。そうだよなって。『MOTHER2』も大好きなんですけど。僕はだから、いわゆるファミコンを買って、本当に情報が何もない中で……その時はパソコンとかも持っていたけど、特にネットとかで調べたりとかもせず。途中、砂漠のところとかが超苦しいんですけどね(笑)。でも、最後まで自力でやったんですよ。だから、行き詰ったところもすっごい時間がかかったけど突破できたみたいな喜びもあって。

だから、実際に当時の子供が体験したら同じような体験の仕方なんだろうなって感じで体験できて、それもよかったなと。たぶんゲームボーイアドバンスでどっちもあったら、「あ、ちょっとこれ、キツいから『MOTHER2』の方をやろうかな」みたいになっていたかもしれないんだけど。そう。『MOTHER1』のよい部分をそういう風に味わえてよかったですよ。

さあ、メールが来てますね。岡山県の方。(メールを読む)「源さんが『ゲームセンターCX』を見ていたとは。私も旦那といまでもたまに見ています。ゲームがそんなに詳しくない私でも、ついつい見てしまいます。源さんがいままでいちばん攻略するのが難しかったゲームはなんですか?」。うーん、なんでしょう? でもね、僕も全然上手くないんで。技術がないから、一生懸命がんばって最後まで行ったっていう記憶があんまりなくて。でも、『スーパーマリオ』かな? 『スーパーマリオ』は最後まで割とがんばって……なんかね、小学生のすっごいちっちゃい時に、記憶の中では両親と土曜日に深夜までかかって一緒にクリアしたっていう記憶があって。途中で無限UPもがんばって使い(笑)。そんな記憶がおぼろげながらある。大変だった気がしますね。

(中略)

そんな感じで……僕の周りで『Undertale』をやっている人が誰もいないので、もしよかったらメールをくれ(笑)。誰か、俺と『Undertale』の話をしよう!

(中略)

(星野源)なんか、たくさんメールが来た。ありがとう! (メールを読む)「『MOTHER』の話で子供の頃を思い出して、目頭が熱くなってしまったおっさんゲーマーです。わすれられたおとこはフライングマンの住むマジカントを作り出した主人公のひいおばあさんマリアの夫で、終盤に登場する主人公を守るロボットを作ったひいおばあさんジョージという設定だそうですよ」。そうなの!?(笑)。もう全くゲームを知らない人にとってはわけがわからないと思いますが。すいません。「……また『MOTHER』の新作、遊びたいです」ということで。そうですねー。なるほどね。なさそうですけどね。僕も『3』までしっかりやりましたけどね。

(メールを読む)「源さん、こんばんは。私も『MOTHER』大好きです。キャラクターが善悪問わず愛がこもっていて、次世代に引き継ぎたいゲームです。『Undertale』もやってみたいと思います」。ああ、ぜひやってみてください。『Undertale』は本当にキャラクターに愛がこもっているゲームだと思います。(メールを読む)「『Undertale』、先週、エンディングで『Pルート』とおっしゃってましたが、っていうことは○○○に行ってますね? 私はあの犬が大好きです」。ああっ、わかります! 犬が好きな人は『Undertale』、ぜひやってください(笑)。本当にかわいいんだよー(笑)。ウザい犬っていうのが出てくるんですけど(笑)。犬、本当に大活躍でございます。

ちなみにそのトビー・フォックスさん。作者の人はその犬っていうことになっています。アイコン的には。そう、本当に犬、かわいいんだよー。ねえ。(メールを読む)「『Undertale』、本当に面白いですよね。知らない人は置いてけぼりですが、トリエルさんについて、どう思いますか? 初登場からしてちょっと不気味なんですが、最後の最後まで何だったんだよ? と思いました。答えられる範囲で印象とかを教えてください」。えっ、ちょっと待って。マジで? いや、トリエルさんは不気味じゃないだろ。嘘でしょう? 「最後の最後まで何だったんだよ?」って、思うか? いや、ちょっと待って。嘘でしょう? 俺、もう大好きなんですけど。トリエルがもう大好きなんですけど! ちょっと待ってよ、あなた最後までやっていないでしょう? おいっ! ちょっと……「本当に面白いですよね」って、嘘でしょう? ええーっ……。

あ、ごめんごめん。取り乱しました。トリエルさんっていういちばん最初に出てくる、いわゆるお母さん的なキャラクターがいるんです。ちょっと待ってよ。俺、もうだってトリエルの顔を見るだけでちょっと「うっ……」って来るよ、いま。だって。トリエルとその主人公が手をつないで歩いているっていうその絵を見るだけで「ああっ……」ってなるよ。もう! どういうこと?

(メールを読む)「源さん、『Undertale』プレイ始めました。あの兄弟が面白くて切なくて、どのキャラクターも本当に真剣に生きていて、もう一度エンディングを見ようと決意しました。サントラが流れて、いままたゾクゾクしています。今度こそ幸せになれるクリアを目指してがんばりたいです」。ああ、なるほどね。そういうことか! ねえ……(笑)。すいませんねー。まあでも、やってみてください。本当に何もネタバレしないでやるのがいちばんいいゲームなので。僕も何も入れないようにしてやったら、本当にびっくりしましたんで。ぜひ、『Undertale』やってみてください。

(中略)

さて、『Undertale』メールがいっぱい来てて、うれしい。奈良県17才の方。(メールを読む)「『Undertale』、めちゃくちゃやっていました。ここ最近はする暇がなくてできていませんが。サンズとパピルスが特に好きなんですけど、源さんはどっち派ですか? ちなみに私はパピルス派です」。ええーっ、どっちも好きー!(笑)。ええーっ、もうどっち派とか、ないっす。いいね、この知らない人を完全に置いていくの、楽しい(笑)。いや、なんか僕ね、ラジオを聞くので好きなのが、全く知らない話をされるのがすごい好きなんですよ。僕の大好きな『コサキン』を聞いている時も、全く意味のわからないことをずっとしゃべっているんだけど、なんか楽しそうみたいな。そういうのがすごい好きだったんで。すいませんね。

東京都19才の方。(メールを読む)「僕はメタトン戦のBGMがたまらなく好きです」。ああ、もう最高です! 本当に。だからかけたい曲がいっぱいあるんですよ。いい曲が多すぎて。『Spider Dance』っていう曲とかですね。

あと、犬の曲もあるの。さっきの犬の。『Dogsong』っていう(笑)。

めっちゃいいんですよ。その『Dogsong』が。「♪♪♪」って。で、ちょっとその犬の「ワン、ワン」みたいなソフト音源っぽい感じでメロディーをやっているんですけど。『Dogsong』で好きなのが、途中でモタるんですよ。音源制作は打ち込みでやっていると思うんですけど、でも弾いている人がすごくモタッて弾いているみたいな瞬間があって、それが好きです。『Dogsong』。今日、本当に流したい曲がいっぱいあったんですけどね。

(メールを読む)「源さん、『Undertale』を始めたんです。私、ゲームがすごく苦手で、マリオをやれば最初に落ちるし、『メタルギア』をやれば隠れなきゃいけないのにピョコピョコ動いてすぐ敵に見つかるし……」。僕も最初はそうでしたよ。何度「ティン!(敵に見つかった時の音)」ってなったことか(笑)。で、めちゃくちゃ撃たれて死ぬっていう。「……『コールオブデューティー』をやれば味方を爆撃しちゃうし……」(笑)。苦手なのに、なんで『コールオブデューティー』やるの?(笑)。まあ、僕もやりましたけど。僕はクリアできたけどね。いや、わかるわかる。『コールオブデューティー』、いわゆるFPSで銃を撃つ感じのゲームなんですけども。本当の戦場の中なんで、焦って、コントローラーも汗まみれになって滑って全然動けないみたいな。で、撃たれるみたいなのは何度もありました(笑)。

「……RPGは敵に出会うのが怖くて歩けないタイプの人間です」。いいですよね。全然向いていないのに果敢に挑んでいる感じがいいですよ。「……でも、『Undertale』は怯えなくていい。攻撃しなくていいなんて! 『話しかける』って何?っていう感じでしたが、あの空気感がとても面白いです。まだまだクリアまでは遠いですが、がんばろうと思います」。ぜひがんばってみてくださいね。本当に。いやー、すごくいいですから。ねえ。この話をもうずっとしていたいですけどね(笑)。

<書き起こしおわり>

タイトルとURLをコピーしました