安住紳一郎 2011年の上野のパンダ名前予想的中で生じたジレンマを語る

安住紳一郎 2011年の上野のパンダ名前予想的中で生じたジレンマを語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2011年5月にTBSラジオ『日曜天国』の中で話した上野のパンダトークの書き起こし。パンダ2頭のうちの1頭の名前を見事に当てた安住さんに対する周囲の反応や、それによって生じたジレンマについて話していました。

(安住紳一郎)さて、それから先週ですね。私、上野動物園のパンダを見に行きました。

(中澤有美子)まあー! 満を持して。そうですか。

(安住紳一郎)みなさんはもう、上野のパンダはご覧になりましたでしょうか? いま、上野には2頭のパンダがいますけども。オスのパンダはリーリー。メスのパンダがシンシン。名前が発表されてから2ヶ月、すっかり馴染んできたなというところ、ありますけども。ちょうど、ゴールデンウィークがピークだったみたいですけども、いちばんすごい時は3時間待ちぐらい。連休を明けてからは随分と落ち着いたようですけどもね。

(中澤有美子)へー。

(安住紳一郎)まあ、今日は混んでいると思いますが、連休を明けてからの平日は大行列というほどではないようですね。いま、上野に行きますとすごいですよね。ええ。駅を下りますともう動物園の方からパンダのぬいぐるみ、あるいはパンダの風船を持った幼稚園児ぐらいがもうブワーッと走ってきて。あるいは大人たちはパンダ焼き、パンダラテ、パンダロール。もうすごい、パンダだらけなんですよ。

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)おみやげにパンダグッズを買い漁っていて、もうすっごい上野は活気づいてますけどもね。改めてパンダの人気、そしてパンダに著作権がないということに驚きますよね。

(中澤有美子)ああー、そうですね。

パンダには著作権がない

(安住紳一郎)やっぱり著作権のない人気者っていうのはここまで商業を活発にするものか! と思いますよね。誰でも作っていいですからね。

(中澤有美子)そうですよね。あの完成されたデザインを使っていいんだもん。はい。

(安住紳一郎)普通ね、キティちゃんとかね、印刷しようと思ったらサンリオとかにね、バカ高いお金を払わなきゃいけないわけでしょう? そう簡単に売れないわけですよ。

(中澤有美子)そうですよ(笑)。

(安住紳一郎)パンダだったらもう誰でも、その気になったら自分の家でもTシャツにプリントしていいわけでしょう? もう著作権がないっていうのはすごいですよ。

(中澤有美子)そっかー(笑)。

(安住紳一郎)もうみんなが「売れ売れ売れ売れ!」みたいになっているわけですから。そしてパンダを見るためのツアー、ガイドブック、小冊子、写真集、特集記事。もう巷にはあふれんばかりのパンダ情報。すっごい。ものすごい数の情報が上野で集まりますね。私もフラーッと行ったらもう手にパンフレットが5、6、7、8、9ぐらい集まりましたよ。

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)いろんなパンダの情報がね。いろいろ集まって。

(中澤有美子)沿道で配っている?

(安住紳一郎)配っていたり、駅のラックみたいなところに刺さっていたり。すごいんですよ。しかしみなさん、なにかお忘れじゃないですか?

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)みなさん、なにかお忘れじゃないですか? 上野にパンダがやってきたのがちょうど3ヶ月前なんですよ。2月21日。そして4月1日に公開されて、先週ゴールデンウィークを迎え、本当にたくさんの人がパンダを見に足を運んだということなんですけども。この間、3ヶ月。パンダが来日すると決定されてからは半年以上たっておりますけども、ラジオ、テレビ、新聞、雑誌、インターネット、パンフレット。学級新聞、回覧板、様々なメディアが情報を発信し続けましたね? 批判をするつもりは毛頭ありませんが、いかんせんどれもこれも似たり寄ったり! 若干食傷気味。デジャヴ気味の情報ばかりですね。

(中澤有美子)デジャヴ(笑)。

(安住紳一郎)しかし! 3ヶ月前、来日する前日ですよ。2月20日。ある男がラジオを通じて、驚くべき情報を発信しました!

(中澤有美子)ある男が(笑)。

(安住紳一郎)その男は、「これから公開されるパンダの名前を予言できる」とラジオで明言したんですよ。自分のこれまでの情報とパンダの歴史、社会情勢、モード、流行、言葉のイメージ。様々な要素を勘案すればおおよその見当がつく。狂気じみた持論を展開しましたね?

(中澤有美子)はい(笑)。正直、はい。

(安住紳一郎)その男が、これまで築いてきた信用を一瞬で失いかねない。放送倫理上、いかがなものか? 多くの者が彼の発言を諌めたといいます。

(中澤有美子)そんな伝説になって(笑)。

(安住紳一郎)しかし、その男は自分の信念に従い、発言を貫いたと聞いています。

(中澤有美子)偉人伝ですね……(笑)。

(安住紳一郎)かくも賽は投げられた。時に2011年3月9日午前、公益財団法人東京動物園協会は2頭のパンダの名前を、発表します。オスのパンダを「リーリー」。メスのパンダを「シンシン」。男の予言は……当たっていた。

(プロジェクトX・中島みゆき『ヘッドライト・テールライト』が流れる)

(安住紳一郎)勇気あるその男はオスのパンダを「ビービー」か「リーリー」。あるいは「ケンケン」。メスのパンダを「シェンシェン」か「ノンノン」と予想した。動物園は事前に名前を公募していた。男も、3枚のハガキを出した。名前の応募は4万件を超えていた。その中で、「リーリー」と書いた人はわずかに359人、だった。そして、その中から、3名を命名者とすることが発表された。そして、その男は、抽選で外れた……。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)全く、便宜は、図られなかった。プロジェクトX!

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)昨晩、ちょっとアスパラを食べて眠れなかったので、準備しちゃった(笑)。作り込んじゃったけど。

(中澤有美子)そうですね(笑)。いや、本当に泣けてきました(笑)。

(安住紳一郎)これ、4月から聞いたという方はびっくりされているかと思いますけども。作り話じゃなくて、2月20日の放送を聞いたという方は信じていただける話なんですけども。本当に私、上野の2頭のパンダの名前、オスの方を当てたんですよね。

安住紳一郎 2011年の上野のパンダ2頭・命名予想ロジック
安住紳一郎さんが2011年2月にTBSラジオ『日曜天国』の中で披露した上野動物園のパンダ2頭の命名予想のトーク書き起こし。パンダマニアの安住さんが理論立てて中国から来日したパンダの日本名について予想をしていました。 (安住紳一郎)さて、明日

(中澤有美子)そうでしたよ!

(安住紳一郎)本当に予想通りになりまして。

(中澤有美子)すごかったです!

(安住紳一郎)ありがとうございます。本当に瞬間的な賞賛はいらないので、長く私の栄誉を讃えてください。

(中澤有美子)そうですよね。もちろんです(笑)。はい。

(安住紳一郎)しかも、ちょっと言い訳じみるんですけど、メスの方も「シンシン」という名前に決まったんですが、放送で「シンシン」も最後、6つくらいの候補に入れていたんですよね。

(中澤有美子)そうそう。そうなんですよ。

(安住紳一郎)ねえ。そして、結果「シェンシェン」ということだったんですけども。まあ、「シェンシェン」でも「シンシン」と聞こえなくもないな……ぐらいの。

(中澤有美子)そう。近いですね。

(安住紳一郎)そうなんですよね。私も一瞬発表を聞いた時に「あっ、オスもメスも当たった」って一瞬ちょっとぬか喜びしてしまったんですけども。いまだに「シンシン」よりも「シェンシェン」の方がいいなと思っているぐらいなんですけども。

(中澤有美子)そうですね、うんうん。

(安住紳一郎)本当に上野で公開される日本名がつくということだったんですけども、私ずっとにわかパンダファンじゃないっていうことを証明したいということで。ぜひちょっと聞いてくれということで、「いまから予想します」と言った5つ、6つの候補の中から「リーリー」という名前が決まったということなんですよね。

(中澤有美子)すごかったですねー!

(安住紳一郎)いやいや、瞬間的な賞賛はいらないので、長く栄誉を讃えてください。

(中澤有美子)はいはいはい。これはみなさまの記憶に刻まれるのではないでしょうか。

(安住紳一郎)それから、誤解されて少し苦情も来たんですけども。応募のいちばん多かった名前がそのままパンダの名前として決まったわけではないんですよ。応募の数が多かった上位100ぐらいを100候補として、そこからいろいろな話し合いの中で決めたということで。さらにそのハガキの締切が1月23日で放送が2月20日だったので。「安住、お前が放送で煽ったんで自分の候補の数が増えたんじゃないか?」というような誤解をずいぶんと受けたんですけども。このへんはちょっと事情が違いますので、ご理解いただきたいなと思うんですが。

(中澤有美子)そうですね。締切後のお話です。はい。

(安住紳一郎)それからあと、まさかと思いますけども先ほどの「伝説の男」というのは私のことなんですよ。ええ。

(中澤有美子)そうなんですよ(笑)。

(安住紳一郎)これをしっかりと踏まえてもらわないと話が進まないんですけども(笑)。

(中澤有美子)再三ね、印象づけておきたいと思います。

(安住紳一郎)で、ちょっとその伝説の男の話になりますけども……パンダの名前が見事、予想通りになったということにも驚いたんですけども、意外に世の中がこれほどまで、世の中の手のひらがこうも簡単に返るものかと驚いたことがありまして。ずっとこれまで5、6年、パンダについては私、東京で仕事をしているアナウンサー、リポーターの類では誰よりも詳しいんだとこの番組の中で言い続けてまいりましたけども。何ひとつ反応なんてありゃしなかったんですよ。ところが、その3月の名前が当たったとなったその日。TBSアナウンス部っていうところに私、所属しているんですけども、TBSアナウンス部の電話が鳴りっぱなしになりまして。

(中澤有美子)へー!

パンダ取材が殺到する

(安住紳一郎)取材依頼が殺到してしまって。ものすごい数の取材。要するに、「安住さんにパンダの話を……」なんていう話の電話、FAXがガンガン来ちゃって。で、私はこの会社から給料をいただいておりますので、当然TBSの番組を優先してということで。とりあえずその日、夜遅くまで仕事をしていたのでこちらの赤坂に戻ってきて、とりあえずその深夜にテレビの取材を受けて、翌朝のみのもんたさんの『朝ズバッ!』にVTR出演ということになったんですけども。

(中澤有美子)うんうん。そうでしたね。

(安住紳一郎)てっきりその『朝ズバッ!』の取材だけかな? と思っていたんですけど、その『朝ズバッ!』のディレクターが他の情報番組にもVTRを横流ししましてですね。まあ「パンダに著作権がない」という話を先ほどもしましたけども。一応私、局アナなんで。局アナっていうのは局内的に著作権がないものですから。

(中澤有美子)そうですね(笑)。

(安住紳一郎)要するにそのまま。「出ているの、局アナとパンダだろ? じゃあいいや。誰の許可なしでも使えるわい」みたいな感じで、「共同素材」って言うんですけども。で、『ひるおび!』っていう昼の情報番組で2回も繰り返し放送されちゃって。で、知らぬところでどんどんどんどん放送されるみたいな。翌日はちょっとした私のパンダバブルみたいな感じになっちゃって。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)本当、すごかったんですよ。ええ。これまでずっと話してきたのに、なんの音沙汰もなかったのに、突然その日から。急に。

(中澤有美子)やっぱりねー。

(安住紳一郎)すごかったんですよ。

(中澤有美子)重みがありましたよね。

(安住紳一郎)実績っていうのはすごいよね。で、いろいろと雑誌の取材とか、あとは「パンダの本を書きませんか?」とか。なんてお話もいただいて。ものすごくチヤホヤされて、とても気持ちいいんですよ。

(中澤有美子)(笑)。「うれしい」っていう話ですね?

(安住紳一郎)そうなんですよ。これまで誰も聞いてくれなかったのに。この番組でもね、「また安住がパンダの話をして。30分も話しやがって! 俺は中澤さんの箱根の話を聞きたいんだよ」みたいな、そういう意見がある中で、とうとうとやってきたんですけども。もう出版社の女性の方なんかがすごいやさしい語り口で。「安住さんにぜひパンダの話を1時間でも2時間でもいいのでお話、聞けますか?」なんて言われるもんだからもう気持ちがどんどんどんどん盛り上がってきちゃって。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)で、家に帰ってその『朝ズバッ!』に出た自分のね、録画したものをニマニマしながら何回も繰り返し見ていたんだけれども……でも、3回ぐらい繰り返し見たところで、はたと気づいたんですよ。もともと私はにわかパンダファンだと思われたくなくてやったことですよね?

(中澤有美子)そうです。

(安住紳一郎)にわかパンダファンにはできない芸当をお耳に入れたいということで、この予言をやったわけなんですけども。テレビで繰り返し見ていますと、そこには完全なにわかパンダファンの私が映っているわけですよね。もう完全ににわかパンダファンのトップランナーなんですよ。その……これまでの経緯を知らない人が突然見たらね。

(中澤有美子)ああー、そうですかねえ。

(安住紳一郎)もう完全に浮かれちゃっている人なんですよ。で、これはマズいぞ。本来意図していたこととは真逆にコトが進んでしまっている。上野にパンダが来たからといって急に浮かれ始めたアナウンサーと思われたくなくてこういう芸当をやったんだけれども、テレビでちょっといろいろな編集をされてみているところを見ると、上野にパンダが来てただ喜んでいるアナウンサー。で、偶然名前が当たりました的な。

(中澤有美子)ああ、そうでしょうかね?

(安住紳一郎)そういう編集のされかたもあったんだ!

(中澤有美子)まあ!

(安住紳一郎)「違うじゃんか、全然!」っていうね。うん。これはマズい。本来目指していたものと違う。そこで私は、もう全部断ったんです!

(中澤有美子)!

(安住紳一郎)取材とか、執筆依頼とか、イベント出演とか。

(中澤有美子)イベント出演も(笑)。

(安住紳一郎)「もう、ナシだ!」っつって。これはマズいと。いま思えば、あの流れに乗っていけば一財産築けた自信はあります。「日中○○親善アンバサダー」とかね、「パンダ○○基金名誉理事」とかね。『パンダと私』みたいな講演会1回いくら、みたいな。

(中澤有美子)そうですよね!

(安住紳一郎)これ、周りに認知されている自分の得意分野っていうのはとても人前に出る仕事をしている人間としては魅力なんですよ。魚といえばさかなクン! ハワイアンキルトといえばキャシー中島さん! タンスを担ぐといえば大川栄策さん! みたいな。要するにそういうことだ。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)徹子黒柳の次は俺だ! みたいな。でも、全部断った。断腸の思いで。なので、この番組を聞いている人だけでいいので、私の栄誉を長く讃えてください!

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)ちょっとね、危ないなと思ったんだ。本当に。なんかにわかファンで一気に消費されて、「パンダ=安住」みたいな感じになってしまって。まあ、それはありがたいことなんだけれども。ちょっとなんか、ブームっていうのはあくまでもブームだからね。私はパンダブームではないからね。私は、オールウェイズ・パンダだから。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)その意思をね、強く出したいと思って。あえて全部断った。まあ、取材依頼をしてくれた人には申し訳ないけれども。そしてちょっと、熱が冷めるのを待ってみようと。それで全部断って、4月1日に公開されたんだけども、すぐに行くとね、また周りが「ああっ! 命名者の安住さんが早くも見に来た!」みたいな風になってしまうとあれだから……と思って。で、ゴールデンウィークも終わって、ようやくほとぼり冷めた頃を見計らって、ようやく上野に会いに行くことができたというこの私の気心、気苦労をわかってほしいというね。

(中澤有美子)そうですねー。

(安住紳一郎)しかし、世の中は難しいもので。ちょっと冷却期間が長すぎた! もうちょっと短くてもよかったね。さすがに2か月の冷却期間があったとはいえ、さすがに上野に行ったら「あっ! 安住さんだ。パンダの名前……リーリーのお父さんですよね」なんて言われるのかな? なんてね。まあ、それぐらい、1人ぐらいはあるのかな? なんて思ったんですけども、何もなし。ナッシング。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)アブソリュートリー・ナッシング。

(中澤有美子)「安住さんだ」って気づかれないようにして行ったのではないのですか?

(安住紳一郎)あの、お気づきになった方もいらっしゃるんですが、「安住さんですよね? なにしに来たんですか?」みたいなことになっちゃって。

(中澤有美子)ああー。

冷却期間が長すぎた

(安住紳一郎)ちょっと冷却期間が長すぎた。さすがにちょっと仕事場に戻ってきてから、不安になって。あれだけの快挙を成し遂げながらね、声高に自慢することわずか1日。その後はちょっとね、あまりにも加熱しすぎたと思って。自浄作用で、少しあえて手綱を引いたところありましたよ。まあ、その采配に我ながらあっぱれと思っていたんですけども、ちょっとやっぱりね、冷やしすぎたみたい。

(中澤有美子)うーわ!

(安住紳一郎)同僚なんかに5、6人に話を聞きましたけども。「上野のパンダ、見に行った?」「ああ、行きましたよ」「リーリーとシンシンっていうのがいたでしょう? あれ、リーリーって俺が名前をつけたんだよ」みたいなことを言っても、「はい」みたいな。「ええっ、驚かないの?」みたいな。「えっ、どういうことですか?」みたいな。

(中澤有美子)そうかそうか。

(安住紳一郎)「俺、ほら、出まくっていたじゃん。テレビに!」みたいな。「いや、ちょっとわかりません」みたいな。でも1人だけ、「ああ、そういえば今年の頭ぐらいになんかテレビに出てパンダのこと、話してましたね」みたいな。「そうだよ。覚えてないの?」みたいなことを言って。「安住さん、なんかのクイズでパンダの名前、当てたんですか?」「クイズじゃねーよ! クイズじゃねーよ! なにもないところから俺が当てたんだよ!」みたいなことを言っても、みんな覚えていない。

(中澤有美子)そっかー!

(安住紳一郎)本当に世の中のムーブメントっていうのは難しいね。熱すぎても冷やしすぎてもダメ。うーん。

(中澤有美子)しつこいぐらいにやって、みんなようやくわかるんでしょうかね。やっぱりね。

(安住紳一郎)どうなんでしょうかね。いろいろなことを考えました。

(中澤有美子)そうですかー。

(安住紳一郎)そうですね。まあ、アスパラガスも茹ですぎても、茹ですぎじゃなくてもダメみたいな、そういうことなのかな? と思いましたけどもね。毎年毎年、秒数が変わるんだなと思って。結論ですけども、この番組を聞いている人だけでもいいので、私の栄誉を長く讃えてください。

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)みんな忘れかけているんだよね。

(中澤有美子)ええー、そうなんですねー。

(安住紳一郎)ねえ。すっごい芸当をお見せしたのに。

(中澤有美子)本当に神業でしたよ。

(安住紳一郎)本当ですよね? もう、本当に。忘れないで。

(中澤有美子)僕のことを(笑)。

(安住紳一郎)あの、ラジオをお聞きの方もなんか、「安住さん、パンダの名前を予想してましたけど、結局当たったんですか?」みたいな。なにを聞いてるの!?

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)なにを聞いてるの?

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)今日のメッセージテーマ、こちらです。

<書き起こしおわり>

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