OKAMOTO’Sのオカモトレイジさんがblock.fm『Smooth Navigation with EMPORIO ARMANI』に出演。最近ハマっているニュージャックスウィングについて話していました。
(TJO)で、ちょうど韓国ヒップホップの話で、まさに昨日気になって検索したって言ってましたけど、他にもこういうジャンルとか、こういうシーンとか、今後チェックしたいものとかってあります? まだチェックできていないんだけど……っていう。
(オカモトレイジ)いっぱいありますけどね。でも引き続き、ニュージャックスウィングはもちろん。あとは、アーサー・ラッセルも結構ハマっていて。アーサー・ラッセルも幅広いじゃないですか。
(TJO)あれも掘ると本当に沼みたいになりますからね。
(オカモトレイジ)そもそもお店に行って、なんていうジャンルを掘ればいいのかわからないみたいな感じなんで。あとは、ハウスとかも好きなんで。そこらへんかな? 2ステップとかもね、ディグってみたいっすね。
(TJO)なるほど、なるほど。2ステップとか、いいですね。
(オカモトレイジ)かっこいいっす。
(TJO)まさに僕もそこは世代なんで。でも、DJを結構レイジさん、やられていますけども。最近のモード的には、ニュージャックスウィングはまだ買っているけどかけていない感じですか?
(オカモトレイジ)かけてます。かけてます。
(TJO)かけてます? それこそ、ブルーノ・マーズの新しいのも含めてね。
(オカモトレイジ)ああ、あれは衝撃的でしたね。ちょうどニュージャックスウィングにハマって聞き込んでいるタイミングであのアルバムが出て。聞いたらモロにニュージャックスウィングの曲があったじゃないですか。
Bruno Mars『Finesse』
(TJO)ベストなタイミングでしたね。
(オカモトレイジ)だからもう、ブチ上がっちゃいましたね。こんな、ブルーノ・マーズレベルが俺のためにやってくれたのか! みたいな。周りでニュージャックスウィングにハマっている人なんてほとんどいなかったんで。このタイミングで。しかも、それこそK-POPのSHINeeっていうグループ、いるじゃないですか。あの人たちのこの間出たアルバムにもニュージャックスウィングの曲が入っていて。
(TJO)ああ、そうなんですね!
(オカモトレイジ)結構だから来てるっぽいですね。
(TJO)あるんですね。
(オカモトレイジ)そろそろ星野源あたりにやってほしいですね。ニュージャックスウィング。
(TJO)そうですね(笑)。でも、なんかあり得そうですね。全然あり得そう。
(オカモトレイジ)LDH系の人たちにもやってほしいですよね。それこそ。
(TJO)そしたら、すごいハマりそうですね。
(オカモトレイジ)もうEDMは1回やめて、モロにニュージャックスウィングとか。超かっこよさそうですもんね。だって、そもそも「J Soul Brothers」って名前をつけたのはボビー・ブラウンらしいですよ。
(TJO)ああ、そうなんですか。へー!
(オカモトレイジ)ボビー・ブラウンのバックダンサー。『Every Little Step』のPVとかに出ている人たちが「Soul Brothers」っていう名前らしくて。
(TJO)ああ、そうなんですか。うわ、すっごい! 詳しいっすね。
(オカモトレイジ)ハマると結構勉強したくなっちゃうタイプなんで。
(TJO)めちゃめちゃいい話、教えてもらいました。なるほど。でも、そういういろんなものを調べていたり、もちろん昔のアルバムとかも買っていて。さっきのブルーノ・マーズも……ブルーノ・マーズ、買いました?
(オカモトレイジ)もちろん、もちろん。
(TJO)盤面とかの作り方が……
(オカモトレイジ)あれ、開いた時の「Thank You Buying(アルバムを買ってくれてありがとう)」みたいな。あれが結構すごかったっす。あと、ラベルも凝っていましたね。かなり古めかしいデザインで。
(TJO)そうそうそう。まさに。やっぱりそうやっていろんなものを掘って、過去のものも知っているとああいうラベルを見た時に「あっ、これ来たか!」ってなりますよね。
(オカモトレイジ)そうですね。「アトランティックだな!」みたいな。まあ、単純にあと、DJで使いやすいっすね。ああいうラベルは。
(TJO)たしかに、たしかに(笑)。
(オカモトレイジ)「どっちがA面だよ? 45回転か33回転か、わかんねえよ!」みたいなのばっかりなんで。
(TJO)ありがとうございます(笑)。じゃあ続いての質問です。将来の目的や夢、今後チャレンジしたいことはありますか? ということで。
(オカモトレイジ)でも、引き続き音楽ビジネスのことはちゃんと勉強したいなと思っていますね。
(TJO)それはKANDYTOWNに絡んだことでもっとやってみたいと思ったっていうことですか?
(オカモトレイジ)そうですね。自分もプレイヤーなんで、自分のことに関わってくる話だから、あんまり手放しで「レコードを売ることに関してはレーベルが考えてくれ」って言ってられないような時代に突入しているんで。そこらへんはね、俺らも19でデビューしちゃったんで、あんまりいわゆる下積み時代みたいなのがないんで。CDを1枚作るのにどういう工程を挟んでリリースに至っているのか?っていうのがちゃんとわかっていないまま、ここ何年もやってきちゃったんで。それをちゃんと理解して、お金関係も細かいことをわかって。「これができるんだったら、これができない。これをやるんだったら、こっちは諦めなきゃ」っていうような線引きとかもね、ちゃんと具体的にやってからアルバムとか作った方がいいと思うので。
(TJO)ああ、いいですね。
(オカモトレイジ)そこらへんをやっぱり勉強したいっすね。とにかく勉強したいっす。
(TJO)本当にそこはもうガッツリ。じゃあ来年の次の作品を作る時とかには、ちゃんとそういうところも含めてもっともっと話せるようにしたい?
(オカモトレイジ)そうですね。ちゃんと聞いて、理解して、その人の話している提案とかも聞かないと意味がないなと思ったんで。理解力を上げていきたいなと思います。
(TJO)なるほど。すごく現代的な、ちゃんと理にかなった考え方だなって思います。あとは、OKAMOTO’Sで来年ニュージャックスウィングを1曲、チャレンジしてもらうっていう。
(オカモトレイジ)あっ、そうなんですよ。
(TJO)考えてたりするんですか?
(オカモトレイジ)考えてますね(笑)。もう生ドラムは1回置いて、リンドラムを置いて、シークエンスを流して一緒に踊る、みたいな。そんぐらいやりたいっすね。
(TJO)それ、ヤバいっすね。すっげー楽しみです(笑)。
(オカモトレイジ)ショルキーを背負ってもらって。テディ・ライリーばりに(笑)。
(TJO)すごいいいですね、それ(笑)。またそれが似合いそうな感じがするんで。
(オカモトレイジ)次はダンスの練習っすね。はい。
(TJO)ありがとうございます(笑)。
<書き起こしおわり>