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松尾潔 ロッド・テンパートン追悼特集

松尾潔 ロッド・テンパートン追悼特集 松尾潔のメロウな夜
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松尾潔さんがNHK FM『松尾潔のメロウな夜』の中でロッド・テンパートンを追悼。『メロウ・テンパートン』と題し、彼の名曲の数々を振り返っていました。

(松尾潔)10月最後の放送となります今夜の『松尾潔のメロウな夜』。先ごろ、60代の若さで亡くなりました、イギリスを代表する、いや、世界のポップミュージックシーンを代表すると言っても、この人に関しては過言ではないでしょう。名作曲家、プロデューサー、キーボーディスト、ロッド・テンパートン(Rod Temperton)を追悼する1時間、お楽しみいただきたいと思います。

実はロッド・テンパートン、1947年生まれ説、49年生まれ説ございます。まあ、いずれにせよ60代後半だったということになりますが、なんにせよこのロッド・テンパートンがその名前の一般的な認知度と比べて、彼の生み出した作品。その人気たるや凄まじいものがございます。もしかしたら、ロッド・テンパートンという名前を初めて今日、耳にされる方もいらっしゃるかもしれません。もしかしたら、あなたが口ずさめる曲はこの人がいちばん書いているかもしれませんね。まず、彼の作品の中で僕がもっとも好きな曲。その曲からスタートしたいと思います。

マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の曲として名高い『Baby Be Mine』。かの『Thriller』に収められていた曲です。マイケル・ジャクソンのバージョンではなく、今日はまずこちらを聞いていただきたいと思います。オランダの音楽シーンが誇る大変に多彩な才能を持った女性シンガー、トレインチャ・オーステルハウス(Trijntje Oosterhuis)。この番組でご紹介するのは2回目ですけども、トレインチャ・オーステルハウスの歌う『Baby Be Mine』。では、こちらでスタートです。

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Trijntje Oosterhuis『Baby Be Mine』

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Patti Austin with James Ingram『Baby Come To Me』

今月、10月上旬に60代の若さで亡くなりました名ソングライター、ロッド・テンパートンを偲ぶ追悼特集をお届けしたいと思います。まず、2曲お聞きいただきました。オランダの女性シンガー、トレインチャ・オーステルハウスによるマイケル・ジャクソンのカバー『Baby Be Mine』。そしてパティ・オースティン(Patti Austin)とジェームズ・イングラム(James Ingram)のデュエットで『Baby, Come To Me(あまねく愛で)』。2曲続けてお届けしました。『Baby Be Mine』は全米ナンバーワン。といいますか、世界史上ナンバーワンアルバム、マイケル・ジャクソンの『Thriller』に収められていた1曲。そして、パティ・オースティンとジェームズ・イングラムのデュエットは全米ナンバーワンシングルですね。1981年の作品です。こんな曲がナンバーワンを取る時代がつい30数年前にあったんですね。

もう、初めから「お子様のご入場をお断りします」と言わんばかりの1曲です。そんな時に、まだ中学生の僕は背伸びをして、ごまかしてその館に入っていたという、そんな記憶がございます。これは7インチのね、ドーナツ盤で買いましたね。ですからいま、スルッと『あまねく愛で』っていう日本語タイトルが出ちゃったんですけども。

まあ、いま考えてみますと、メロウという概念。その定義付けさえままならない時期に究極のこのメロウマッドネスあふれる1曲を聞いていたんだなという。まあ、「聞いていた」というよりも、「溺れていた」という言い方が正しいかな?っていう気がいたしますね。そんな同世代のリスナーの方、多いんじゃないでしょうかね? マイケル・ジャクソンという人自身がそうなんですけども、ファンクなところと、まあどんどんロックなところも増えていきますけども。あともうひとつは、やっぱりメロウな側面っていうのが彼の魅力を立体的にしていたと思うんですが。つまり、ファンキーなところ。そしてメロウなところ、双方からバックアップしたソングライターがロッド・テンパートンなんですよね。

ロッド・テンパートンという人はイギリスの人でございまして。まあ、ドイツを中心に最初活動をしていたヒートウェーブ(Heatwave)というファンクバンドがありましたけども。そのヒートウェーブのキーボーディスト、そしてメインソングライターとして世に出てまいりました。これが70年代のことです。ヒートウェーブはドイツ発信……まあいわゆるUKソウルの文脈で語られることが多いんですが、アメリカにも人気はすぐに届きました。メンバーにアメリカ人がね、いた多国籍軍だったので。初めから、本当にいまの時代を先取りするような越境をしやすい音楽性でもあったんですが。そこに目をつけたのが、アメリカ音楽シーンの大物。もう当時からすでに大物だったクインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)でございます。

クインシー・ジョーンズは「LAに来いよ、LAに来いよ」と、もうささやき戦法なのか、大声で言ったのかはわかりませんけども。ずっとロッドを誘って。で、ロッドもずっとヒートウェーブを、それでもすぐにやめたわけじゃないんですが、最終的にはLAミュージックシーンのど真ん中に踊り出てきました。パティ・オースティンとジェームズ・イングラムのこの曲を書いた頃なんていうのはもう本当にロッド・テンパートンがイギリス出身とかっていうことを問われない時ですよね。まあ、マイケル・ジャクソンの『Off The Wall』というクインシー・ジョーンズにとってもキャリアを一変させることになるメガヒットアルバムのメインソングライターだったロッド・テンパートン。プロデューサー、クインシー・ジョーンズとの二人三脚の黄金の日々が続くわけなんですが。その、クインシー御大の作品にも、もちろんロッド・テンパートンはたくさんの名曲を届けております。

続いて、聞いていただく曲は本当にこのロッド・テンパートンのメロウな完成が炸裂した曲ですね。聞いてください。1990年にリリースされたシングル『The Secret Garden (Sweet Seduction Suite) (Part II)』。

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Quincy Jones feat. El Debarge & Barry White『The Secret Garden (Sweet Seduction Suite) (Part II)』

クインシー・ジョーンズのアルバム『Back on the Block』の中に収められていた『The Secret Garden』というそれはそれはメロウな1曲。アルバムバージョンではクインシー・ジョーンズの名のもとにアル・B・シュア!(Al B. Sure!)、ジェームズ・イングラム、エル・デバージ(El DeBarge)、そしてバリー・ホワイト(Barry White)という4人の、それぞれに異なる魅力を持った男性シンガーが一堂に会していたわけなんですが。いまお届けしたのは、これはシングルのみで出たバージョンでございまして。エル・デバージとバリー・ホワイトの2人に焦点を当てた、ちょっと短めのバージョンとなっております。『(Sweet Seduction Suite) (Part II)』をお楽しみいただきました。なぜなら、こちらの方がメロウだから。はい。

まあもう、番組がスタートしてまだまだ前半ですが、もう今日のこの番組タイトル『メロウ・テンパートン』という言葉に込めた僕の意図というのは十分すぎるぐらいに伝わっているんじゃないかと思います。実際、今回の選曲は悩みました。迷いました。追悼特集をこの番組でやるのは、プリンス(Prince)、カシーフ(Kashif)に続いて3回目なんですね。


https://miyearnzzlabo.com/archives/40065

まさか、こんなに追悼を何度もやる2016年になるとは思いませんでした。残念なことですけども。ですが、音楽家にとって本当の死というのは、その音楽が聞かれることがなくなった時と定義するならば、ロッド・テンパートンはいまも生きていますし、これからも生き続けるんじゃないかなと。そして僕、そのロッド・テンパートンの音楽に大変お世話になって、夢も与えられた人間です。この曲のひとつひとつが生き長らえる、そんなお手伝いとなるのであれば、今日の『メロウな夜』、最高なんですが……いかがでしょうか? これから、ロッド・テンパートンのメロウというよりも、ファンキーサイドですね。それでも常に、メロウの雫は滴り落ちてますけども。ファンキーサイドのヒット曲、名曲をギュッと凝縮してお届けしたいと思います。10曲以上ございます。曲名は、あとでご紹介しましょう。まずは、こちらでスタートです。デボラ・コックス(Deborah Cox)『Love Is On The Way』。

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Deborah Cox『Love Is on the Way』

いかがだったでしょうか? 一生懸命選んで、一生懸命作りました。もちろん、この『メロウな夜』が誇るスタッフの力も120%借りて作ったメドレーです。まあ、「メドレー」っていま僕、言いましたけども、もうここはあえて「ヒットパレード」と申し上げたい。まあ、ヒットした曲ばかりじゃないんですけども、心のヒット曲もたくさん入っております。まず1曲目にご紹介したのはデボラ・コックスの『Love Is On The Way』でした。この曲自体はスティービー・J(Stevie J)という90年代の代表的なプロデューサーの1人、彼がイニシアチブを取って作った曲なんですが。曲の冒頭で、マイケル・ジャクソンの『Rock With You』をデボラが熱唱しておりました。

こういうね、モータウン・レジェンドに対して、まあ自分が子供の頃に好きだった人に最初にリスペクトを示すっていうのはもう本当にR&Bスタイルですね。アン・ヴォーグ(En Vogue)が『Hold On』という曲の頭でスモーキー・ロビンソン&ミラクルズ(Smokey Robinson & The Miracles)の『Who’s Loving You』を歌いましたけども。あの『Who’s Loving You』っていうのもマイケル・ジャクソンのジャクソン5(The Jackson 5)のバージョンがおそらくはお気に入りだったんじゃないかなという風に思います。アン・ヴォーグも。同じようにデボラ・コックスもやっぱりマイケルがアイドルで。で、マイケルの曲の一節から始めるんでしょうけど、作者がスモーキー・ロビンソンからロッド・テンパートンに変わっているというのがこれ、90年代の後半の感じがすごく出ていますよね。ですが、スモーキー・ロビンソンほどロッド・テンパートンって語られることがないんで。今日、初めて名前を聞いたという方、もうぜひ覚えてくださいね。じゃあ、曲名を一気にご紹介しますね。

デボラ・コックス『Love Is On The Way』。そしてザ・ジャクソンズ(The Jacksons)『Rock With You Live Version』。

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The Jacksons『Rock With You Live Version』

ヒートウェーブ『Boogie Nights』。

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Heatwave『Boogie Nights』

ルーファス&チャカ・カーン(Rufus & Chaka Khan)で『Masterjam』。

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Rufus & Chaka Khan『Masterjam』

ザ・ブラザーズジョンソン(The Brothers Johnson)『Stomp!』。

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The Brothers Johnson『Stomp!』

クインシー・ジョーンズ feat. パティ・オースティンで『Razzamatazz』。

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Quincy Jones & Patti Austin『Razzamatazz』

ジョージ・ベンソン(George Benson)で『Love X Love』。

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George Benson『Love X Love』

マイケル・ジャクソン『Off The Wall』。

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Michael Jackson『Off The Wall』

ドナ・サマー(Donna Summer)で『Love Is In Control』。

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Donna Summer『Love Is In Control』

アレサ・フランクリン(Aretha Franklin)で『Living In The Streets』。

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Aretha Franklin『Living In The Streets』

ザ・マンハッタン・トランスファー(The Manhattan Transfer)で『Spice Of Life』。

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The Manhattan Transfer『Spice Of Life』

ボブ・ジェイムス(Bob James)で『The Steamin’ Feelin’』。

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Bob James『The Steamin’ Feelin’』

そして、マイケル・ジャクソンで『Baby Be Mine』と続けてみました。

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Michael Jackson『Baby Be Mine』

すべて、ロッド・テンパートンという男が編み出したメロディーと思うと、もう大変なことですね。まあ、ロッド・テンパートン。本当に静な生活を好む人だったようで、仕事は派手に。私生活は地味にというのを本当に全うした人なんですね。で、もちろん大変なリッチマンでもございましたから、世界中にお屋敷をいくつか持っていたそうで。まあ、季節に合わせてそこを巡っていたそうですよ。そういう優雅な生活を送っていたそうなんですけども、その作品というのは常に聞く人のライフステージを選ばないような、どんな人のどんな時間にもフィットする曲をちゃんと書いてくれているという、もう職業作曲家……この人は作詞もしますね。職業作家として本当にお手本のような方でございます。

最初に世に出てくるきっかけとなったヒートウェーブっていうのが、まあ実際のところボーカルが僕は好きな味わいですけども、万人が「この人は上手いね!」っていうタイプのシンガーではなかった。そこがね、幸いしたのかな?っていう風に僕は思いました。この特集をやるにあたって、おそらくこの半月……3週間ほどでしょうか。日本で最もロッド・テンパートンの曲を聞いた男っていう……これはもう、僕は自分で認めますけども(笑)。その僕がいま思うのは、最初のキャリアの起点がね、特別に万能なボーカリストのメンバーではなかったことが彼に幸いしたなと思います。それはどういうことか?っていうと、天才が熱唱しなくても、もう誰が口ずさんでも、鼻歌レベルでも普遍的に価値が伝わるような。そんなメロディーを紡ぐ訓練になったんじゃないかと思うんですね。

そしてそれに目をつけて自分の近いところに引き寄せたクインシー・ジョーンズとのこの邂逅。その時にちゃんと心を開いたという、そういう彼の、ロッド・テンパートンの柔軟性。いろんなことが惑星直列のように、いろんな条件が重なって、僕らはこの地球にマイケル・ジャクソンの『Thriller』というあの奇跡的な名盤が産み落とされるのを目撃することになるわけですね。いや、本当に。思いますよ。これ、皮肉で言うわけじゃなくて、ヒートウェーブのボーカリストが本当に、たとえばジェームズ・イングラムみたいに歌えるタイプだったり、マイケル・ジャクソンみたいに、あんなに華のある人だったりすると、決してそのグループを離れることはなかっただろうなと思いますからね。面白いお話です。

さて、いまヒットパレード。主にファンキーなものを中心にお届けしましたが、彼はまた一方でスロウジャムの帝王でございます。なにしろ、メロウな雫がいつも滴り落ちていた人なので。じゃあ、続いてお届けしますのは、マイケル・ジャクソンのカバーをもうひとつ、ご紹介させてください。ルー・ロウルズ(Lou Rawls)という、まあフィラデルフィアソウルシーンの重鎮であり、ジャズの世界の住人でもありましたルー・ロウルズ。彼の『The Lady In My Life』。大変に渋いカバーですね。もちろん、オリジナルはマイケル・ジャクソンの『Thriller』に収められておりました。では、渋~い歌声を聞いてください。さっき聞いたバリー・ホワイトとどっちが声、低いでしょうか? ルー・ロウルズで『The Lady In My Life』。

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Lou Rawls『The Lady In My Life』

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Quincy Jones ft. Tamia, Babyface, Portrait & Barry White『Slow Jams』

ロッド・テンパートンの追悼特集をお届けしています。『メロウ・テンパートン』。ご紹介したナンバーはスロウジャムの帝王ぶりを示すに十分な2曲。ルー・ロウルズで『The Lady In My Life』。そして、クインシー・ジョーンズ feat. ベビーフェイス&タミア、ポートレイト&バリー・ホワイトというメロウな夜オールスターズをお届けしました『Slow Jams Remix』。リミックスを手がけるのはジョデシィ(Jodeci)のミスター・ダルヴィン(Mr. Dalvin)でございました。これ、クインシーの『Q’s Jook Joint』っていう90年代の名盤に収められていますが、アルバムの中ではタミアではなく、SWVが歌っているんですよね。で、これをシングルカットするにあたってSWVのボーカルが当時のクインシーの秘蔵っ子であるタミアに差し替えられていまして。で、その経緯について僕、95年だったか96年だったかにSWVのメンバーに聞いたんですけども。僕が「あれ、なんでシングルの時っていうのはタミアに変わっていたんですか?」って聞いたら、「私が知りたいわよ!」ってリードシンガーのココ(Coko)さんに怒られたっていう、そういう苦い思い出がございます。

さて……(笑)。メロウな曲が続きましたんで、ちょっとそういう話も挟みましたけども。『The Lady In My Life』、これルー・ロウルズのカバーで出たのが84年なんですけども、その2年前の『Thriller』にこんな曲が収められていたことにいま、改めて驚きますね。ルー・ロウルズがカバーした時、これ50才です。50才の人が歌っても似合う歌が、あの若きマイケル・ジャクソンのアルバムに収められていた。つまり、マイケル・ジャクソンの『Thriller』ですとか『Beat It』『Billie Jean』といった曲目当てで買った若者たちもこの曲を聞いたわけですね。そこから、メロウな底なし沼に入っていった人も少なくないんじゃないでしょうかね。まあ、多くはないかもしれないが、少なくもないんじゃないでしょうか。その1人がここに、マイクに向かっております。

やっぱり、これがね、ポップカルチャーということだと思うんです。『シン・ゴジラ』という映画を怪獣のシーンがあるんじゃないかと思って見に行ったら、「なんだ、別に戦うわけじゃなくて、ゴジラが東京を歩くだけじゃないか」って言った人がいましたけども。やっぱりそこで、もちろんそういうのを目当てに見に行くんだけども、「日本の政治システムって面白いよな」ってどこかを刺激された、そんな少年少女もいるはずなんですよね。これがポップカルチャーという器の面白みじゃないかなと思って、僕もその一端で仕事をしているわけなんですけどね。いまになってこそ、そういうことを感じるわけで、ロッド・テンパートンという人の人生に思いを馳せたことなんてずっとなかったんですが。ロッド・テンパートンの眼差しというのは、やっぱり常に、クインシーとかよりもさらに一歩引いているところにいた人なんで、表現として冷徹なぐらい精度が高いですよね。憧れます。

いま、バックで流れておりますハービー・ハンコック(Herbie Hancock)の『Give it All Your Heart』。これはハービーとパトリス・ラッシェン(Patrice Rushen)のデュエットの形態をとっておりますけども、あのハービー・ハンコック。もうジャズ・ジャイアンツの1人ですよ。紛れもなく。あのハービーがロッドにいろんなことを委ねちゃうという、僕がよく使う表現で言うとマニアも唸らせるというのを地で行くロッド・テンパートンのこの仕事ぶり。もちろん大衆的な人気っていうのは申し分ないわけで。本当に才能がある人っていうのはこういう人のことなんだなという風に、今回ロッド・テンパートンについて夢中にならずにはいられない。そんな特集でございます。じゃあ、最後は彼の初心ということで、これで世に出ました。ヒートウェーブの『Too Hot to Handle』という70年代のアルバム。こちらの中から、いまとなってはかわいらしい、でも彼のメロウのツボ全てが詰まっているような、そんな気がする曲を聞いてください。ヒートウェーブで『Sho’nuff Must Be Luv』。

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Heatwave『Sho’nuff Must Be Luv』

最後にお届けしたのはロッド・テンパートンがほぼハタチの頃ですね。一説には10代の頃に、全ての曲を書き上げたと言われるヒートウェーブの世界デビューアルバム『Too Hot to Handle』。こちらの中から『Sho’nuff Must Be Luv』でした。

(中略)

さて、楽しい時間ほど早く過ぎてしまうもの。今週もそろそろお別れの時が迫ってまいりました。ということで今週のザ・ナイトキャップ(寝酒ソング)。今夜はルーサー・ヴァンドロス(Luther Vandross)が歌う極上のロッド・テンパートンメロディー。ヒートウェーブのカバーですね。『Always And Forever』をライブバージョンでお届けしながらのお別れです。これはイギリス・ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでのライブなので、まあヒートウェーブというかロッド・テンパートンの地元イギリスです。お客さんの熱狂ぶりたるや、聞きものです。これからお休みになるあなた。どうかメロウな夢を見てくださいね。まだまだお仕事が続くという方。この番組が応援しているのは、あなたです。次回は来月、11月7日(月)夜11時にお会いしましょう。お相手は僕、松尾潔でした。それでは、おやすみなさい。

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Luther Vandross『Always And Forever – Royal Albert Hall 1994』

<書き起こしおわり>

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