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松尾潔 BJ The Chicago KidとTy Dolla $ignを語る

松尾潔 BJ The Chicago KidとTy Dolla $ignを語る 松尾潔のメロウな夜
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松尾潔さんがNHK FM『松尾潔のメロウな夜』の中で注目の男性アーティスト、BJ・ザ・シカゴ・キッドとタイ・ダラー・サインを紹介していました。

(松尾潔)まずご紹介しますのは、BJ・ザ・シカゴ・キッド(BJ The Chicago Kid)。今月の1週目、2週目に集中的にプッシュしてご紹介しましたアンダーソン・パーク(Anderson Paak)という男性シンガーの話。みなさんもまだご記憶かと思いますけども。アンダーソン・パーク。あのヒップホッププロデューサー、Dr.ドレ(Dr.Dre)の『Compton』というアルバムに参加したことで名を上げたという風にこの番組でお話しましたね。で、そのアルバムの中で、アンダーソン・パークほどではないにせよ、やはりボーカリストとして大抜擢という言葉が似合うような、そんなフィーチャー具合だったのがこのBJ・ザ・シカゴ・キッドです。

このBJはね、いままでにも結構いろんなところで客演で名を売ってきました。この人の音楽性というのはディアンジェロ(D’angelo)の、それもデビューの頃のディアンジェロに非常に近いというか。そうですね。デビューから2枚目『Voodoo』ですかね。『Brown Sugar』『Voodoo』の頃のディアンジェロの音楽性に近い。もっと言いますと、いまのディアンジェロっていうのはね、ロック色を高めて。ギターを持つようになったっていうのが大きいんですけども。ステージの内容というのも、かなりアグレッシブなところが増えてますけども。

初期のクールな質感がね、たまんないな。やっぱりあの頃が好きだなっていう人もたくさんいると思うんですけど。まあ、かく言う僕もその1人なんですけども。BJ・ザ・シカゴ・キッドの音楽を聞いていますとね、ディアンジェロへのリスペクトというのを強く感じます。そして、実際にディアンジェロの『Untitled』とかね、そういう曲のカバーの数々。動画サイトで無料で公開してますので。ぜひ、機会があればそちらの方もチェックしていただきたいんですが。

今日はBJがディアンジェロのマナーを踏襲する形で歌った新曲というか、オリジナルナンバーをご紹介したいと思います。ニューアルバム『In My Mind』に収録されているこちら。曲のタイトルが『Turnin Me Up』といいます。BJ・ザ・シカゴ・キッド。

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BJ the Chicago Kid『Turnin Me Up』

お届けしましたのはBJ・ザ・シカゴ・キッド。彼のメジャーデビューアルバム『In My Mind』の中から『Turning Me Up』でした。これはね、本当クドいようですけども、ディアンジェロの新譜という、そういうアナウンスで聞いたらそう聞こえるんじゃないかな?でも、冷静に考えてみると、ディアンジェロはいまこういう曲はちょっと距離を置いてますからね。まあ、いまやることにたいへん意味があるでしょうね。BJ、好きなことをやったという気がします。BJ・ザ・シカゴ・キッドの『Turning Me Up』、ご紹介いたしました。

いやー、BJはもう本当にあの、男臭いですよね。急にこのスタジオの中も男性部室のような気がしてまいりました。まあ、そんな錯覚を覚えるぐらい濃密な男臭さがあるBJだったんですが。男臭いアーティストっていうのがひとつのトレンドかもしれません。この間ご紹介したアンダーソン・パークももちろんそうですし、これから聞いていただきます、タイ・ダラー・サイン(Ty Dolla $ign)というアーティストにもプンプンするようなね、雄の香りがしますね。

タイ・ダラー・サインっていうアーティスト。この人はLAの出身でありまして。お父さんがレイクサイド(Lakeside)のメンバーでしたね。あの、後期のメンバーですかね。この頃、日本にも来ています。僕も、もちろんタイ・ダラー・サインの父親としてという形ではないんですけども、見ているはずなんです。タイロン・グリフィン(Tyrone Griffin)っていう。で、その息子。タイロン・グリフィン・Jr.がタイ・ダラー・サインで。まあ、お父さんの影響を受けて、いろんな楽器をこなしますし、歌も達者。まあ、ラップらしきこともやるというところで、人気者になるのは必然だったのかもしれませんけども。

まあ、それでもね、いま30才ぐらいになっています。苦労も重ねたタイ・ダラー・サイン。いよいよ最前線に躍り出るという形です。いま、バックに流れておりますのはこの番組でも何度かご紹介しました、テレイス・マーティン(Terrace Martin)というヒップホッププロデューサー、ラッパー、キーボーディストがいますけども。彼のアルバムの中に収められていた『You’re The One』という曲ですね。

そこで、トーン・トレジャー(Tone Trezure)という女性シンガーと一緒にボーカルをとっていたのがタイ・ダラー・サインです。今回のタイ・ダラー・サインのアルバム、聞き所は多いんですけども。ベイビーフェイス(Babyface)との共演というのは最初僕、耳を疑いました。どんな形でやるのかな?と。2人が甘いバラードでデュエットしてるなんてのは想像できなかったんですが。フタを開けてみると、ベイビーフェイスは結構ゴリゴリのギターを弾いておりまして。これもまた、そうだな。ベイビーフェイスのひとつの引き出しだったなということを思い出したんですけどね。

PVなんか見ますとね、ベイビーフェイスとタイ・ダラー・サインっていうのは年齢で親子ぐらい離れた、20才以上歳が離れているんですけど。いい意味で仲間っていうか。同志っていう感じがしますし。まさにこう、堂々としたパフォーマンスですよ。では、その注目の1曲、聞いていただきましょう。タイ・ダラー・サイン feat.ベイビーフェイスで『Solid』。

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Ty Dolla $ign『Solid ft. Babyface』

ベイビーフェイスのギター、ガッツがありますね。ブルース・フィーリングさえ感じさせます。レイクサイドというファンクバンドのメンバー、タイロン・グリフィンの息子であるタイ・ダラー・サイン。この人と似たような経歴の人、いるなと思って考えたら、バーケイズ(Bar-Kays)のジェイムズ・アレキサンダー(James Alexander)の息子で、ジャジー・フェイ(Jazze Pha)という人がいますね。本人もアーティストで、ヒップホッププロデューサーとしても活躍している人なんですけども。

何が言いたいか?と申しますと、70年代、80年代に大活躍したファンクバンドのジュニアたちがいま、しのぎを削っているという、そういうご時世なんですね。ええ。ちょっとそういうファンクミュージックの30年とは何だったのか?と。そういうことをテーマとして考えたくなるような。まあいろんな気持ちにさせてくれる1曲でした。ポッと出じゃないよっていうことです。

<書き起こしおわり>

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