渡辺志保さんがblock.fm『INSIDE OUT』の中でアメリカの人気コメディー番組『サタデーナイトライブ』で放送されたコント『ビヨンセが黒人になった日』について紹介していました。
SNL Wins With "The Day @Beyonce Turned Black" | https://t.co/bjzzpZAwsx pic.twitter.com/hpsnPn6ylD
— MASS APPEAL (@MassAppeal) 2016, 2月 15
(渡辺志保)でね、ビヨンセもスーパーボウルですごくコントロバーシャルな、物議を醸しだす、本当にジュリアーノ市長までもが一言いいたくなっちゃうようなね、強いエネルギーとアティテュードにあふれたパフォーマンスを見せてくれたんですけども。
やっぱりいろんな反応がアメリカ国内外にあるみたいで。で、冒頭でも話したサタデーナイトライブっていう、この間、カニエ・ウェスト(Kanye West)が出たアメリカのコメディー番組があるんだけど。そこでも、いち早くビヨンセネタをコントにしてて。
で、そのコントのタイトルが『The Day Beyonce Turned Black(ビヨンセが黒人になった日)』っていうね、タイトルなんですけども。最初、コメディアンの白人の女の人ですね。エイディ・ブライアント(Aidy Bryant)が出てきて。『あなた、どうしよう!?これ、聞いて!ビヨンセが、黒人だったわ!』みたいなことを言うんです。で、あと、すっごい私が大好きなケイト・マッキノン(Kate McKinnon))が『ヘイ、ガイズ。どうしよう?ビヨンセの新曲、白人には意味がわからないんだけど!?』ってオフィスで大騒ぎする。
で、ベック・ベネット(Beck Bennett)っていう男性の白人のコメディアンも『「hot sauce in my bag, swag」・・・意味がわからねえ!?』って言って、アメリカ中っていうか、ニューヨークが大混乱して。みんな、なんか全人類共通のスーパースターだったビヨンセ。っていうか、人種の垣根を越えて。悪く言えば黒人らしいことをいままでしてこなかったビヨンセが、実は黒人だった!みたいな。『人種をあからさまにしたステートメントをビヨンセが発表してきたから、私たち、どうすればいいのかわからない!』って白人たちが逃げまどうっていうコントがあって。
すごいさっきのケイト・マッキノンも『「Jumpin’, Jumpin’」の時も、「Single Ladies」の時も、私の曲だ!って思っていたのに・・・今回の「Formation」は意味がわからない!』っていうね。白人女性が取り乱すみたいなコントがあって。まあそれを黒人のコメディアンが『いやいや、前からビヨンセ黒人だったし。なに言ってんの?』っていう。まあ、それをアジア人の私が笑っていいものか?っていう感じもするんですけど。
Saturday Night Live『The Day Beyonce Turned Black』
"The Day Beyonce Turned Black"
When Beyonce dropped Formation, the internet lost its collective mind ? some more than others.
Posted by Saturday Night Live on 2016年2月14日
まあそういうコントのね、ネタにもいち早くなっているっていう意味で、本当にこれはね、ビヨンセ、今年中にアルバムを出すっていう人がソニーの人が言っていたんですけど。本当に出るのかわからないけど。
もしもね、最初にこんなデカいボムを落としちゃったもんだから、今後どうなるんでしょうか?と思って。大統領選とかにも響くんじゃないの?みたいな。勝手にね、思ったりもしているわけなんですけども。そんな思いを抱きながら、もう一度、みなさんに聞いていただきたいと思います。ビヨンセで『Formation』。
Beyonce『Formation』
はい。いまお送りしましたのはビヨンセで『Formation』。というわけでね、『I Slay, I Slay』というのもね、私もね、早くクラブに行ってシャウトしたいなという風に思っております。
<書き起こしおわり>