渡辺志保 Pharrell Williams『Cash In Cash Out ft. 21 Savage, Tyler, The Creator』を語る

渡辺志保 Pharrell Williams『Cash In Cash Out ft. 21 Savage, Tyler, The Creator』を語る INSIDE OUT

渡辺志保さんが2022年6月13日放送のblock.fm『INSIDE OUT』の中でPharrell Williams『Cash In Cash Out ft. 21 Savage, Tyler, The Creator』を紹介していました。

(渡辺志保)ここで今日のオープニングチューンをかけたいと思うんですけど。今日はもうこれかなと思ってたんですけどね。ファレル・ウィリアムスが新曲を出しまして。ただ、彼はラップしてなくて。フィーチャリングのアーティスト2名がラップをしてる曲なんですけど。それがなんと21サヴェージとタイラー・ザ・クリエイターの2人なんですよね。『Cash In Cash Out』っていうタイトルで。で、もうビートも「ファレルのビートだね」ってもうイントロを聞いてすぐにわかるような感じの出来で。すごいシンプルでミニマムなビートになっています。

で、最初に21サヴェージ。次にタイラーのバースが来るんですけども。2人とも結構バチバチにがっつり決めているバースで。タイラーのバースもすごい、E-40の「Sick Wid It」みたいな……これはE-40のレーベル名だけども。そうしたものもバースの中に混ぜ込みながらラップをしていて。「いや、すげえ曲を出してきたな」って思いましたし。

で、ファレルもさ、彼がそのヒップホップ系のプロデューサーとしてバーッとなったのはたぶん90年代後半から2000年代ぐらいだと思うんですけど。もう、20年を超えてもやっぱりこれだけフレッシュな曲を出せるプロデューサーって本当に本当にすごいことだよなって思いまして。ファレル・ウィリアムスも自分名義のアルバムを準備中。この曲はそのうちの1曲っていうことで。一体、どんなアルバムに仕上がってしまうんだろう?っていう。もう期待がね、すごい。

(DJ YANATAKE)なんかファレルはさ、『Happy』とかの印象が強い人もたくさんいると思うんですけど。そっちモードじゃなくて、こっちのね、こっちのモードを待っていたのよ。

(渡辺志保)そうそう! だから、私もノリエガの『Nothin’』とかさ、聞き返しちゃいましたよね。この曲が出てね。

(DJ YANATAKE)フフフ(笑)。

(渡辺志保)とか、当時……2000年ぐらいのファレルの音と。やっぱり新しいさもどんどん更新してるけど、変わらなさ。彼のその色みたいなものは変わらないわけで。そこが本当にね、私の語彙力だとちょっと的確に表現できないですけど。やっぱりそこがすげえという風に思いましたので。そしてこのフレッシュなラッパーを迎えて……ということなので、ぜひ聞いていただきたいなと思います。ファレル・ウィリアムスで『Cash In Cash Out ft. 21 Savage, Tyler, The Creator』。

Pharrell Williams『Cash In Cash Out ft. 21 Savage, Tyler, The Creator』

<書き起こしおわり>

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